さん‐ごく【三国】
さんごく 【三国】
三国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/29 09:21 UTC 版)
三国(さんごく・みくに)は、3つの国(国家、令制国)のこと。国家の場合「さんごく」、令制国の場合「みくに」と読むことが多い。
日本では、「三国一」などと言った場合の三国は、唐土(中国)・天竺(印度)・本朝(日本/倭国)のことから転じて全世界の意味である。今昔物語集は天竺、震旦(中国)、日本の三部構成となっており、(当時の)全世界から集めた説話を収録したという体裁となっている。
主に「3つの令制国」の意味から、日本の地名・人名にも使われる。この場合「みくに」と読むことが多い。人名は三國とも書かれる。
三国の一覧
歴史上の三国
- 三国一・三国無双・三国伝来の三国 - 唐土、天竺、日本
- 三国時代(中国)・三国志の三国 - 魏、呉、蜀
- 三国時代(朝鮮)・三国遺事の三国 - 高句麗、百済、新羅
- 後三国時代の三国 - 新羅・後百済・後高句麗
- 三国通覧図説の三国 - 朝鮮、琉球、蝦夷
- 三国干渉の三国 - ロシア帝国、フランス共和国、ドイツ帝国
- 三国協商の三国 - イギリス、フランス共和国、ロシア帝国
- 三国同盟の三国 - ドイツ帝国、オーストリア・ハンガリー帝国、イタリア王国
- 日独伊三国軍事同盟の三国 - 大日本帝国、ドイツ国、イタリア王国
- コサックの三国 - ウクライナ国、クバーニ人民共和国、ドン共和国
現代の三国
- バルト三国 - エストニア、ラトビア、リトアニア
- ベネルクス三国 - オランダ、ベルギー、ルクセンブルク
- スカンジナビア三国 - スウェーデン、ノルウェー、デンマーク
- 北欧三国 - スウェーデン、ノルウェー、フィンランド
- 東欧三国・中東欧三国 - チェコ、ハンガリー、ポーランド
- 中欧三国 - チェコ(かつてはチェコスロヴァキア)、ハンガリー、ポーランドまたはオーストリア
- 西欧三国 - イギリス、フランス、ドイツ(かつては西ドイツ)
- スラブ三国、東スラブ三国 - ロシア、ウクライナ、ベラルーシ
- コーカサス三国・カフカス三国・ザカフカス三国 - グルジア、アゼルバイジャン、アルメニア
- インドシナ三国 - ベトナム、ラオス、カンボジア
- 北米三国 - アメリカ、カナダ、メキシコ
- ギアナ三国 - ガイアナ、スリナム、フランス領ギアナ
地名・人名
地名
- 三国峠 (曖昧さ回避)
- 三国山 (曖昧さ回避)
- 三国岳 (曖昧さ回避)
- 三国村 (曖昧さ回避)
- 三国ヶ丘 - 大阪府堺市
- 三国ヶ岳 - 兵庫県三田市・丹波篠山市境
- 三国山脈 - 群馬県・新潟県境
- 三国街道 - 高崎・新潟間
- 三国町・三国芦原線・三国駅 (福井県)・三国神社 - 福井県坂井市
- 三国 (大阪市)・三国駅 (大阪府) - 大阪市淀川区
- 三国 (湯沢町) - 新潟県南魚沼郡湯沢町。
- 三国 (豊中市) - 大阪府豊中市。
人名
関連項目
- 「三国」で始まるページの一覧
- 「三國」で始まるページの一覧
- みくに (曖昧さ回避)(ミクニ)
- 三国人 - 「三国」は「第三国」の意味で、「3つの国」の意味ではない。
- 三省堂国語辞典 - 三省堂による略称が「三国」。読みは「さんこく」。
三國(みくに)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 09:55 UTC 版)
三柱の紅一点の真面目な女性。片目を眼帯で隠している。三柱で一番回復が早い。
※この「三國(みくに)」の解説は、「架刑のアリス」の解説の一部です。
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「三国」の例文・使い方・用例・文例
- 三国同盟
- 協定はどの第三国に対しても指示されていない。
- 三国間の条約.
- ポーランドはロシア、プロシア、オーストリアの三国に分割された
- 三国同盟して遼東還付を迫った
- 三国同盟して遼東還付を勧告した
- 三国干渉
- 富士山は三国にまたがっている
- 三国連合して干渉した
- 三国一の富士の山
- 三国鼎立す
- 三国間条約
- 第三国を経由して行う貿易
- 支払い地に第三国が指定された外国為替手形
- 第三国を介して行う貿易
- 第三国が自ら紛争当事国の間に立ち平和な解決を実現させること
- 二国間の貿易に第三国を介在させて均衡をとる貿易
- 三世紀後半,朝鮮南部の馬韓,弁韓,辰韓という三国
- 六世紀の朝鮮半島の高句麗,百済,新羅という三国
三國と同じ種類の言葉
- >> 「三國」を含む用語の索引
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