オールスターゲーム (日本プロ野球)
(球宴 から転送)
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日本プロ野球のオールスターゲームは、日本野球機構が主催する、セントラル・リーグとパシフィック・リーグの各選抜チームによる対抗試合である。現在の正式な大会名は「マイナビオールスターゲーム」。通称オールスターまたは球宴(きゅうえん)。
注釈
- ^ 2005年より東北楽天ゴールデンイーグルスの専用球場となったため、地方開催として扱われなくなった。以降2007年、2011年、2021年にオールスター戦を開催。
- ^ 東北野球企業が興行面で協力。
- ^ 2004年より北海道日本ハムファイターズの専用球場となったため、地方開催として扱われなくなった。以降2009年と2013年にオールスター戦を開催。
- ^ 場内アナウンス(ウグイス嬢)は読売ジャイアンツの球団職員が担当。これは同球場が巨人のキャンプ地であったため。
- ^ セ・リーグのホーム扱いではあるが、スタジアムDJは藤澤翼が担当。
- ^ 2008年に地方開催がなかったのは、新潟の開催辞退が影響したものである。
- ^ 前者の例として2012年に全セ監督を務めた中日監督の高木守道、後者の例として2018年全パコーチを務めた楽天監督代行の平石洋介。
- ^ 2003年から2007年までは1日5回まで[6][7]。2008年以降は1日1回まで[8]。
- ^ 2005年までは三洋電機商品取り扱い店でも公式投票はがきを配布していた[9]。
- ^ 2020年は新型コロナウイルス感染症の影響でオールスターゲーム自体が中止となった。プラスワン投票が行われる予定であったかは不明。
- ^ 2010年は60回目を記念してロゴの下に60th All-starと表記。
- ^ 2012、2013年のロゴの周りに開催地を模した星が描かれた。
- ^ 星のみ変更。
- ^ 参考例として、2017年に小林誠司がオールスター前に本塁打を1本も放っていなかったが、第2戦で本塁打を放ち、高橋由伸監督(当時)ががっくりするシーンがある。
- ^ 過去に冠協賛がなかった時代には自動車が各試合のMVP副賞として贈呈されたことがある。
- ^ 2011年の場合は「今後発売されるSKYACTIV TECHNOLOGY」搭載車」としており、開催時に「SKYACTIV TECHNOLOGY」が搭載されていた車はデミオ 13-SKYACTIVだけであったためデミオが賞品イメージ車両として球場に展示されていた。よってデミオが商品だったわけではない。2012年はSKYACTIV TECHNOLOGY搭載の「デミオ」「アクセラ」「CX-5」のいずれか1台、2014年は「アテンザ」「アクセラ」「CX-5」のいずれか1台、2016年は「ロードスター」「CX-3」「デミオ」「アクセラ」「アテンザ」「CX-5」のいずれか1台が贈呈された。
- ^ 2018年は制限時間が3分間、球数には制限がなかった[13]。
- ^ 無死満塁で登板した江夏は、レロン・リー、有藤通世(共にロッテ)、山内を3者連続三振に討ち取り、先制打を打った真弓明信と本塁打を打った掛布雅之(共に阪神)を抑えてMVPを獲得した。これは“9連続三振の再現”“前年の日本シリーズ(江夏の21球)の再現”と話題になった。
- ^ テレビ東京は系列局のなかった1971年の第2戦のみ中継実績がある。詳しくは当該項目参照。
- ^ フジテレビは末期3戦開催時の地方開催分のみ担当していたため、今後3戦開催の際に同様に地方開催分を再度担当するかは不明。
- ^ テレビ朝日での放送は、資本関係上通常は放映権を保持していない中日の主管分や、一時放映権を保有した後に撤退した巨人およびDeNAの主管分も含まれている。また、長らく毎日放送→朝日放送テレビの主導で制作していた阪神およびオリックスの主管分も2012年以降はテレビ朝日の主導による制作に移行している(逆に、バラエティ番組では『M-1グランプリ』でテレビ朝日の施設を会場として使用しながら、朝日放送テレビ〈と吉本興業〉の主催・制作で放送している)。
出典
- ^ “球宴試合増も…年金財源確保策として検討”. スポーツニッポン. (2010年10月22日) 2011年7月6日閲覧。[リンク切れ] “球宴は1増の3試合実施へ…NPBの収益増目的”. スポーツニッポン. 共同通信. (2011年1月20日) 2011年7月6日閲覧。 “球宴、今夏は3試合に NPBの収益増が目的”. 47NEWS. 共同通信. (2011年3月1日) 2011年7月6日閲覧。
- ^ 江尻良文 (2011年3月2日). “時代と逆行の球宴3試合 増やした理由が変わっていた”. 夕刊フジ 2011年7月6日閲覧。
- ^ a b “プロ野球 18年熊本でオールスター第2戦開催を発表 復興支援一環”. スポーツニッポン(スポニチannex) (スポーツニッポン新聞社). (2017年3月30日) 2017年3月30日閲覧。
- ^ “プロ野球 オールスター中止を発表、フレッシュ球宴も 開幕は「来月の半ば、下旬のどこかで」”. スポニチ. (2020年5月11日) 2020年5月11日閲覧。
- ^ 選手間投票 | マツダオールスターゲーム2008 | NPB.jp 日本野球機構
- ^ ファン投票 | 2003サンヨーオールスターゲーム | NPB.jp 日本野球機構
- ^ ファン投票 | 2007ガリバーオールスターゲーム | NPB.jp 日本野球機構
- ^ ファン投票 | マツダオールスターゲーム2008 | NPB.jp 日本野球機構
- ^ ファン投票 | 2005サンヨーオールスターゲーム | NPB.jp 日本野球機構
- ^ “野球協約を一部改定 脳振とうの球宴辞退はペナルティー適用外”. スポーツニッポン. (2019年1月21日) 2019年6月28日閲覧。
- ^ “悪質すぎる「川崎祭り」、日本ハムの球宴ジャック…オールスターファン投票事件簿”. 週刊新潮. p. 1 (2021年6月21日). 2021年6月21日閲覧。
- ^ 実施要項 | ホームランダービー | マイナビオールスターゲーム2019(日本野球機構)
- ^ http://npb.jp/allstar/2018/homerun.html 実施要項 | ホームランダービー | マイナビオールスターゲーム2018](日本野球機構)
- ^ “来季交流戦開幕前に「特別試合」開催へ”. サンケイスポーツ. (2011年6月16日) 2011年6月22日閲覧。
- ^ “プロ野球:ドラフト優先権はパ オールスターで決まらず”. 毎日新聞. (2013年8月22日) 2015年6月16日閲覧。
- ^ ダイヤモンドの人間学(広澤克実)「選手も興味薄れる? オールスター戦の課題」 - 日本経済新聞. (2013年7月14日) 2016年10月20日閲覧。
- 1 オールスターゲーム (日本プロ野球)とは
- 2 オールスターゲーム (日本プロ野球)の概要
- 3 主なオールスター記録
- 4 テレビ・ラジオ放送
- 5 備考
- 6 脚注
球宴
「球宴」の例文・使い方・用例・文例
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