2023年のオールスターゲーム は、2023年 7月 に行われた日本プロ野球 のオールスターゲーム 。
概要
2017年から引き続き、マイナビ の特別協賛により、「マイナビオールスターゲーム2023 」として開催される。
今回のプラスワン投票は、NPB公式サイトに加え、スマートニュース でも投票できるため、1日で最大2票投票する事ができる。
前年同様2試合の開催。また、全試合DH 制を採用。2試合ともセ・リーグ主催で開催される[1] 。
日程
本年度は2試合共にオール・セントラル のホーム扱い、一塁側(オール・パシフィック はビジター扱い、三塁側)。このケースは2019年 (第1戦・東京ドーム[注 2] 、第2戦・甲子園[注 3] )以来4年ぶり。
第2戦の雨天予備日として7月21日 を設定していた。
アトラクション
第1戦
A.ラミレス 、R.バース 、古関裕而 (故人のため遺族が代理出席)
木戸大聖 (マイナビCM出演者)
小久保颯弥(2021年NPB12球団ジュニアトーナメントの優勝メンバー)[注 4]
横浜スタジアム のイニング間企画である「ハマスタバトル」のオールスター特別版。
第2戦
家入レオ
萩野公介
ブレイブガールズ広島所属メンバー
出場者
太字 はファン投票による出場、※印は選手間投票による出場、☆印はプラスワン投票による出場、▲は出場辞退選手発生による補充選手、他は監督推薦による出場。
数字は選抜回数。カッコ内数字は上記回数中故障等のため不出場の回数。
辞退・欠場した選手は、野球協約86条により球宴終了後の後半戦開始から10試合、選手登録が出来ないが、2023年は、オールスター特例2023として新型コロナウイルス感染症の影響により出場辞退した場合は出場停止の対象外となる[1] 。また、オールスター直前の試合まで登録抹消されていた場合は、その抹消期間は10試合から差し引かれる[2] 。
^ 右腕のコンディション不良のため[2] 。代わりにターリーを選出[3] 。
^ 右大腿二頭筋長頭肉離れのため。代わりに長岡を選出[4] 。
^ 右肋骨 骨折のため[2] 。代わりに西川を選出したが辞退[3] 。
^ 肉離れのため。代わりに関根を選出[4] 。
^ 左ハムストリングの筋損傷のため。代わりに若月を選出[5] 。
^ ファン投票では指名打者、選手間投票では外野手で選出。
^ 捕手としての登録だが、前半戦終了まではすべて一塁手および指名打者として出場していた。
試合結果
試合
日付
ビジター球団(先攻)
スコア
ホーム球団(後攻)
MVP
開催球場
第1戦
7月19日
パ・リーグ
8 - 1
セ・リーグ
柳田悠岐
バンテリンドーム ナゴヤ
第2戦
7月20日
パ・リーグ
6 - 1
セ・リーグ
万波中正
MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島
第1戦
スコア
出場選手
打順
パシフィック・リーグ
打 順
守 備
選 手
打 席
得 点
安 打
打 点
盗 塁
犠 打
四 死 球
三 振
1
(二)
外崎修汰
4
1
1
0
0
0
0
1
打二
小深田大翔
1
0
0
0
0
0
0
0
2
(左)
近藤健介
3
1
3
0
0
0
0
0
左
中村晃
2
0
0
0
0
0
0
0
3
(中)
松本剛
3
1
1
1
0
0
0
0
中
万波中正
2
1
1
1
0
0
0
0
4
(右)
柳田悠岐
3
2
2
2
0
0
0
0
右
杉本裕太郎
2
0
2
0
0
0
0
0
5
(指)
中村剛也
5
1
1
0
0
0
0
3
6
(三)
栗原陵矢
2
0
1
1
0
0
0
0
打三
安田尚憲
2
1
1
0
0
0
0
0
7
(一)
頓宮裕真
4
0
0
2
0
0
0
0
8
(遊)
源田壮亮
3
0
1
1
0
0
0
1
打遊
紅林弘太郎
1
0
0
0
0
0
0
0
9
(捕)
若月健矢
2
0
0
0
0
0
0
0
打捕
A.マルティネス
2
0
1
0
0
0
0
0
セントラル・リーグ
打 順
守 備
選 手
打 席
得 点
安 打
打 点
盗 塁
犠 打
四 死 球
三 振
1
(二)
中野拓夢
3
0
1
0
0
0
0
1
二
牧秀悟
1
0
0
0
0
0
0
0
2
(中)
秋山翔吾
3
0
1
0
0
0
0
2
中
関根大気
1
0
0
0
0
0
0
0
3
(左)
S.ノイジー
3
0
1
0
0
0
0
0
左
佐野恵太
1
0
0
0
0
0
0
0
4
(一)
大山悠輔
3
0
0
0
0
0
0
0
一
中田翔
1
0
0
0
0
0
0
0
5
(指)
岡本和真
4
0
0
0
0
0
0
1
6
(三)
佐藤輝明
2
0
2
0
0
0
0
0
三
宮﨑敏郎
2
1
1
1
0
0
0
0
7
(右)
細川成也
3
0
0
0
0
0
0
2
8
(捕)
梅野隆太郎
2
0
0
0
0
0
0
0
捕
大城卓三
1
0
0
0
0
0
0
0
9
(遊)
木浪聖也
2
0
0
0
0
0
0
0
遊
長岡秀樹
1
0
0
0
0
0
0
0
投手
パシフィック・リーグ
選 手
打 者
投 球 回
被 安 打
被 本 塁 打
与 四 球
与 死 球
奪 三 振
失 点
自 責 点
佐々木朗希
4
1.0
1
0
0
0
2
0
0
山本由伸
4
1.0
1
0
0
0
1
0
0
田中将大
3
1.0
0
0
0
0
1
0
0
和田毅
3
1.0
0
0
0
0
1
0
0
山﨑福也
4
1.0
1
0
0
0
1
0
0
山﨑颯一郎
5
1.0
2
0
0
0
0
0
0
田中正義
4
1.0
1
1
0
0
0
1
1
加藤貴之
6
2.0
0
0
0
0
0
0
0
セントラル・リーグ
選 手
打 者
投 球 回
被 安 打
被 本 塁 打
与 四 球
与 死 球
奪 三 振
失 点
自 責 点
村上頌樹
11
2.0
6
0
0
0
2
4
4
小笠原慎之介
7
2.0
1
1
0
0
1
1
1
東克樹
4
1.0
1
0
0
0
1
0
0
岩崎優
6
1.0
3
0
0
0
0
2
2
清水昇
5
1.0
2
1
0
0
1
1
1
山﨑康晃
4
1.0
1
0
0
0
0
0
0
R.マルティネス
4
1.0
1
0
0
0
1
0
0
表彰選手
MVP
柳田悠岐(ソフトバンク)
初回に無死1,2塁から中前適時打、3回には一死からソロ本塁打を放ち、3打数2安打2打点の活躍を見せた[7] 。MVPの受賞は、2014年 第1戦、前年 第2戦に続き、自身3度目[7] 。2試合連続で受賞するのは1998年 第2戦・1999年 第1戦に受賞した松井秀喜 以来、史上2人目[7] 。
敢闘選手賞
近藤健介(ソフトバンク)
3打数3安打の活躍[8] 。5回にはフェンス際の打球を好捕するなど、守備でも活躍した[8] 。
万波中正(日本ハム)
7回に、2017年 第2戦の小林誠司 以来、史上18人目となる初打席本塁打を放った[9] 。
宮﨑敏郎(DeNA)
7回にソロ本塁打を放ち、セ・リーグ唯一の打点を挙げた。
マイナビドリーム賞
柳田悠岐(ソフトバンク)
第2戦
スコア
7月20日 マツダ 30,925人
1
2
3
4
5
6
7
8
9
R
H
E
パシフィック・リーグ
0
1
0
2
0
0
1
2
0
6
13
0
セントラル・リーグ
0
0
0
0
1
0
0
0
0
1
5
1
パ:山下 、上沢 、種市 、津森 、ペルドモ 、オスナ 、平良 - 若月、マルティネス
セ:九里 、今永 、バウアー 、サイスニード 、戸郷 、大竹 、ターリー 、田口 - 大城卓、梅野
勝利 :山下
敗戦 :九里
本塁打 パ:万波2号(4回ソロ・バウアー)
審判 [球審]長井 [塁審]村山(1B)、白井(2B)、梅木(3B) [外審]須山(LL)、敷田(RL)
試合開始:18時34分 試合時間:2時間20分[10]
出場選手
打順
パシフィック・リーグ
打 順
守 備
選 手
打 席
得 点
安 打
打 点
盗 塁
犠 打
四 死 球
三 振
1
(右)
杉本裕太郎
3
0
1
0
0
0
0
0
右
松本剛
2
0
1
0
0
0
0
1
2
(一)
中村晃
3
0
1
0
0
0
0
0
三一
栗原陵矢
2
0
1
1
0
0
0
0
3
(左)
近藤健介
3
0
0
0
0
0
0
2
二
外崎修汰
2
0
0
0
0
0
0
0
4
(中)
万波中正
4
1
2
1
0
0
0
0
5
(指)
柳田悠岐
3
1
1
0
0
0
0
0
打指
頓宮裕真
1
1
0
0
0
0
1
0
6
(遊三)
紅林弘太郎
4
2
3
0
0
0
0
0
7
(三一)
安田尚憲
3
0
1
0
0
0
0
1
打遊
源田壮亮
1
0
0
0
0
0
0
0
8
(捕)
若月健矢
2
0
0
2
0
0
0
0
捕
A.マルティネス
2
1
2
2
0
0
0
0
9
(二左)
小深田大翔
4
0
0
0
0
0
0
0
セントラル・リーグ
打 順
守 備
選 手
打 席
得 点
安 打
打 点
盗 塁
犠 打
四 死 球
三 振
1
(右)
関根大気
4
0
0
0
0
0
0
0
2
(左)
佐野恵太
2
0
0
0
0
0
0
0
左
S.ノイジー
2
0
0
0
0
0
0
0
3
(中)
秋山翔吾
2
0
0
0
0
0
0
0
中
細川成也
1
0
0
0
0
0
0
0
4
(三)
岡本和真
2
1
2
0
0
0
0
0
三
佐藤輝明
1
0
0
0
0
0
0
0
5
(二)
牧秀悟
2
0
1
1
0
0
0
1
二
中野拓夢
1
0
1
0
0
0
0
0
6
(一)
中田翔
2
0
0
0
0
0
0
0
一
大山悠輔
1
0
0
0
0
0
0
0
7
(指)
宮﨑敏郎
3
0
0
0
0
0
0
0
8
(捕)
大城卓三
2
0
0
0
0
0
0
1
捕
梅野隆太郎
1
0
0
0
0
0
0
0
9
(遊)
長岡秀樹
2
0
0
0
0
0
0
1
遊
木浪聖也
1
0
1
0
0
0
0
0
投手
パシフィック・リーグ
選 手
打 者
投 球 回
被 安 打
被 本 塁 打
与 四 球
与 死 球
奪 三 振
失 点
自 責 点
山下舜平大
6
2.0
1
0
0
0
1
0
0
上沢直之
3
1.0
0
0
0
0
0
0
0
種市篤暉
3
1.0
0
0
0
0
0
0
0
津森宥紀
4
1.0
2
0
0
0
0
1
1
L.ペルドモ
3
1.0
0
0
0
0
2
0
0
R.オスナ
3
1.0
0
0
0
0
0
0
0
平良海馬
7
2.0
2
0
0
0
0
0
0
セントラル・リーグ
選 手
打 者
投 球 回
被 安 打
被 本 塁 打
与 四 球
与 死 球
奪 三 振
失 点
自 責 点
九里亜蓮
9
2.0
3
0
0
0
2
1
1
今永昇太
3
1.0
0
0
0
0
1
0
0
T.バウアー
6
1.0
3
1
0
0
0
2
0
サイスニード
3
1.0
1
0
0
0
0
0
0
戸郷翔征
4
1.0
1
0
0
0
0
0
0
大竹耕太郎
5
1.0
2
0
0
0
0
1
1
N.ターリー
6
1.0
2
0
1
0
0
2
2
田口麗斗
3
1.0
1
0
0
0
1
0
0
表彰選手
MVP
万波中正(日本ハム)
4回にバウアーから2試合連続となるソロ本塁打を放つなど4打数2安打を記録[11] (2試合トータルで6打数3安打、打率.500)。初出場から2試合連続本塁打はオールスターゲーム史上初となった[11] 。日本ハムの選手がMVPを受賞するのは、前年 第1戦の清宮幸太郎 から2年連続[12] 。
敢闘選手賞
山下舜平大(オリックス)
先発登板し、2回1安打無失点1奪三振に抑え、勝利投手となった[13] 。21歳0か月での先発勝利は史上5番目の年少記録、初登板に限ると史上最年少となった[13] 。
A.マルティネス(日本ハム)
6回に守備から途中出場すると、8回にターリーから2点適時三塁打を放つなど、2安打2打点を記録した[14] 。
岡本和真(巨人)
2打数2安打で、セ・リーグ唯一の得点を挙げた[15] 。巨人の選手による敢闘賞受賞は2017年第2戦の小林以来6年ぶり。
マイナビドリーム賞
万波中正(日本ハム)
ホームランダービー
1回戦
準決勝
決勝
第1試合(7月19日)
細川成也
2
第3試合(7月19日)
中村剛也
1
細川成也
4(3)
第2試合(7月19日)
牧秀悟
4(0)
牧秀悟
5(2)
第7試合(7月20日)
杉本裕太郎
5(0)
細川成也
0
第4試合(7月20日)
岡本和真
1
岡本和真
2
第6試合(7月20日)
柳田悠岐
1
岡本和真
5
第5試合(7月20日)
宮﨑敏郎
4
宮﨑敏郎
6
万波中正
3
[16]
優勝
岡本和真(巨人)
日産EV No.1賞(1試合で最も多くの本塁打を打った選手)
宮崎敏郎(DeNA)
記録:6本(第5試合)[注 5]
記録
第1戦
第2戦
2試合連続本塁打:万波中正 ※史上23人目28度目、初出場から2試合連続は史上初[11]
最年少初登板初先発勝利:山下舜平大 [13]
外国人バッテリー:6回裏(投手:L.ペルドモ 、捕手:A.マルティネス)※史上初[21]
チーム投球数82球:パ・リーグ ※2007年 のセ・リーグ(77球)に次ぐ最少記録[22]
チーム2犠飛:パ・リーグ ※史上4度目となる最多タイ記録[23]
代打起用なし:セ・リーグ ※史上7度目[23]
2試合通算
シリーズ通算2得点:セ・リーグ ※史上3度目となる最少タイ記録[23]
両チーム0盗塁:2002年 以来史上2度目[23]
シリーズ3犠飛:パ・リーグ ※史上最多[23]
代打起用なし:セ・リーグ ※史上初[23]
ファン投票
テレビ中継
テレビ番組・中継内での各種情報 (終了した番組・中継を含みます)は、
DVDやBlu-rayなど での販売や公式な
ネット配信 、または信頼できる紙媒体またはウェブ媒体が紹介するまで、
出典として用いないで下さい 。
検証可能性 に基づき除去される場合があります。
第1戦
テレビ朝日 (EX)≪テレビ朝日系列 ≫
放送時間:18:30 - 20:54(延長対応なし)
BS朝日
放送時間:17:30 - 18:30(ホームランダービー)
放送時間:20:52 - 試合終了(リレー中継)
第2戦
テレビ朝日(EX)≪テレビ朝日系列≫
放送時間:18:30 - 20:54(延長対応なし)
BS朝日
放送時間:17:30 - 18:30(ホームランダービー)
放送時間:20:52 - 試合終了(リレー中継)
視聴率
今大会のテレビ中継における平均視聴率については以下の通り[26] [27] (いずれもビデオリサーチ調べ)
関東地区(テレビ朝日)
第1戦:世帯:9.6%、個人:5.5%
第2戦:世帯:7.7%、個人:4.6%
関西地区(朝日放送テレビ )
第1戦:世帯:15.8%、個人:9.4%
第2戦:世帯:12.4%、個人:7.5%
札幌地区(北海道テレビ )
第1戦:世帯:15.6%、個人:10.4%
第2戦:世帯:13.7%、個人:8.8%
仙台地区(東日本放送 )
第1戦:世帯:9.2%、個人:6.6%
第2戦:世帯:8.2%、個人:6.3%
名古屋地区(メ〜テレ )
第1戦:世帯:12.8%、個人:7.3%
第2戦:世帯:9.6%、個人:5.5%
広島地区(広島ホームテレビ )
第1戦:世帯:23.5%、個人:15.9%
第2戦:世帯:23.2%、個人:16.2%
北部九州地区(九州朝日放送 )
第1戦:世帯:17.4%、個人:11.5%
第2戦:世帯:16.0%、個人:10.1%
ラジオ中継
第1戦
第2戦
中国放送 (RCC)≪NRN…木曜ナイターネット局≫
中国放送制作裏送り≪非NRN扱い…HBC・QR・CBC・ABC・RKB≫
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代