村上家
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(鳥取県米子市尾高町) 家系 村上氏の尾高町居住はいつごろからであるかよく分からない。新小路に藍製座が開設され、藩の産物方は村上安右衛門を藍製座の元方に任命しているから、そのころ現地に居を構えて、元方のことに当たったようである。明治初年尾高町表通りに移り、書籍、文房具などの商いをした。米子で最初の郵便局(駅逓行局)を引き受けたのが明治7年(1874年)である。 1899年(明治22年に西倉吉町に郵便局が開設されるまで村上氏が郵便事務を続け、明治中期以後は、営業も活版印刷、銀行代理店、度量衡店、茶、茶道具店と変わった。村上家は近世以来学問、文学への素養があり、幕末期には遠近の文人墨客の来游者と交歓を重ねた。 村上家は、昔ながらの家柄で、家号は大屋、家業は書籍・筆・墨の販売から活版印刷・度量衡と割合に進んだ商売をした。元祖・新左衛門は一言一言に“けれども、けれども”というので、“けれどもじいさん”という愛称だった。祖父寧静院常三は鹿島家の出であるため、風雅人であり、第二代米子町長三好八次郎とは特に親交が深かった。 かつの伯母は、第五代米子町長杵村源次郎(号小雅)の妻。杵村について、野坂によれば、「杵村町長は、学に凝って立派な分家の家産を傾け、漢詩に委(くわ)しく唐聖人が撫したアノ琴に堪能で、書に秀でていた。」という。 辰三郎叔父は無愛嬌で、いつも苦虫を噛みつぶしたよう。酒は恐ろしく強かった。 斎治郎叔父は道楽が強くて、文化事業を担当して分家し、その業を三度位つぶしたから、度毎に活版所の叔父さん、茶店の叔父さんと呼称をかえて可愛がられ、八十年の安楽な生涯であった。 龔三叔父は松江の松本家を継ぎ、山陰貯蓄銀行頭取、松江市会議長などをつとめた。 吉五郎叔父は明治20年頃に油絵を京都で習得し、三尺に六尺大の大作『龍頭観音』を寺町法蔵寺に残した。 医療法人同愛会・博愛病院理事長村上一平は従兄常三の息子である。 評価 野坂寛治によると、「村上一家は文化的にも先鞭をつけたり、道楽の血も相当に濃厚であり、芸術的にもチョッピリ理解があって、テコ変な家。葬式また村上かという程、一時よく次から次と斃れたかと思うと、斎・龔八十に近くまで生き、かつの伯母や母に至ると八十三・四年過ぎる程、人の世の生をムサボッて、ここにも凸凹がある。要するに珍品の家だ。」という。
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村上家
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外様、9万石。 村上頼勝(よりかつ)(村上義明とも)<従五位下。周防守> 村上忠勝(ただかつ)<従五位下。周防守>
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村上家
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近所の壮太の家。市村の家が狭かったため、母の再婚後には桂と父親が引っ越して来ている。
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村上家
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村上家は中世の“楠氏”に由来するとして“南氏”又は“村上氏”を姓とした。家伝によれば、もと出雲安来の豪族であったが、後醍醐天皇を奉じた名和氏に伴って京都に出た。しかし京都敗戦によって安来に帰り、その後弓浜に移り住んだ。村上家には麗碩の書いた家系図と建武の南北朝の争に活躍した先祖大井長重らの事蹟が書きのこされている。ただ弓浜での確かな先祖の氏名は南栢翁(明和3年(1766年)没)の頃からである。
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村上家
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「戦極姫2〜戦乱の世、群雄嵐の如く〜」の記事における「村上家」の解説
村上義清(むらかみ よしきよ) モデル:村上義清 絵師:歩鳥 声 - 藤森ゆき奈 信濃村上家当主。スクール水着の上に鎧を着ている少女で、常に先陣に立つ猛将。仲間にすると主人公を兄のように慕う。
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村上家
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“村上氏”の尾高町居住はいつごろからであるかよく分からない。新小路に藍製座が開設され、藩の産物方は村上安右衛門を藍製座の元方に任命しているから、そのころ現地に居を構えて、元方のことに当たったようである。明治初年尾高町表通りに移り、書籍、文房具などの商いをした。米子で最初の郵便局(駅逓行局)を引き受けたのが明治7年(1874年)である。明治22年(1889年)に西倉吉町に郵便局が開設されるまで村上氏が郵便事務を続け、明治中期以後は、営業も活版印刷、銀行代理店、度量衡店、茶、茶道具店と変わった。村上家は近世以来学問、文学への素養があり、幕末期には遠近の文人墨客の来游者と交歓を重ねた。
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村上家
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「戦極姫3〜天下を切り裂く光と影〜」の記事における「村上家」の解説
北信濃の豪族。絵師は歩鳥。モデルは信濃村上氏。 村上 義清(むらかみ よしきよ) モデル:村上義清 声 - 藤森ゆき奈→同じ(PSP版) 信濃村上家当主。スクール水着の上に鎧を着ている少女で、常に先陣に立つ猛将。仲間にすると颯馬を兄のように慕う。
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村上家
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村上あかり(むらかみ あかり) - 瀧本美織 本作のヒロイン(主人公)。1990年10月16日生まれ。 高校3年(2008年)の夏に自分が村上家の実子ではないことを知る。高校では吹奏楽部でトランペットを担当。周囲から「がんぼ」と呆れられるほど男まさりの明るい性格で、他人の身の上には強い関心を示し、自らも介入することが多い。 高校卒業後、就職のため大阪へ向かったが、会社の破産により出勤初日に失職。その後、「浜勝」(はましょう)に就職し、田中荘を紹介され、祖母・初音の部屋に間借りすることになる。その後、冬美が開く予定であったお好み焼きの店を自らやりたいと宣言し、ついに「おのみっちゃん」を開店。同時に冬美が新潟へ帰郷したため、初音の部屋から出て冬美が使っていた部屋を使うこととなった。当初は浜勝との両立を図ろうとしていたが、後に店の方に専念する事を選び、浜勝を退職している。 「あかり」という名は、寺から見下ろした尾道の街の幸せそうな明かりを見た実母の千春が、娘の未来にもそのような明かりがあって欲しいとの願いを込めて付けたもの。 2011年の冬には髪を短く切っている。 村上真知子(むらかみ まちこ) - 安田成美 あかりの養母。物事に動じない性格で、急逝した千春の娘であるあかりを我が子同然に育ててきた。夫・錠が初めて赤ん坊のあかりを抱いた時に言った「かわいいのう」のひと言を聞いて、あかりを育てる決心をした。あかりが明るい気持ちの娘であるのは彼女の大きな包容力と愛情によるところが大きい。 村上錠(むらかみ じょう) - 遠藤憲一 あかりの養父。「村上鉄工所」を経営。真知子同様、あかりを我が子同然に育ててきた。その想いは特別で、ずっと手元に置きたいと思っている。喜怒哀楽の感情表現が激しいが、愛情深い面もある。自己紹介の際に決まって「金へんに定めると書いて錠」と説明する。 欽也とのぞみの結婚に際しては、自身と真知子が経験した辛い思いをさせたくない一心から強硬に反対していたが、欽也の揺るがぬ覚悟を聞いて承諾した。 村上欽也(むらかみ きんや) - 遠藤要 あかりの長兄(義兄)。錠と真知子の長男。「おのみち信用金庫」に勤務。実直で温和な性格。あかりからは「欽兄(きんにい)」と呼ばれ、錠から紹介される際には「金が欠けると書いて欽也」と呼ばれている。 徐々にのぞみに恋心を抱き、プロポーズする。一旦は断られたものの、のぞみが尾道で円を出産するのに終始立ち会ったことを通し、最終的にはのぞみと結婚し、円の父親になった。 村上鉄平(むらかみ てっぺい) - 森田直幸 あかりの次兄(義兄)。錠と真知子の次男。欽也とは4歳違い。常に前向きで熱い性格。高校を1年留年しているため、あかりとは同期にあたる。高校卒業後は父の経営する鉄工所に就職するが、半年足らずで鉄工所を飛び出してしまう。その後は大阪で伝の家に居候しながら、あかりと共に「おのみっちゃん」を切り盛りしていたが、父のぎっくり腰をきっかけに尾道へ戻り、改めて鉄工所を継ぐことを決意する。あかりからは「鉄兄(てつにい)」と呼ばれ、錠から紹介される際は「金を失うと書いて鉄平」と呼ばれている。
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村上家
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「武田信玄 (NHK大河ドラマ)」の記事における「村上家」の解説
村上義清(むらかみ よしきよ) 演:上條恒彦 信濃の豪族。上田原などで武田軍を数回破るも、やがて武田軍の逆襲や大須賀らの離反により武田軍に敗北、信濃から敗走する。越後の長尾景虎を頼り川中島の戦いに参加、八幡原で原虎胤と一騎打ちを行う。腹に刀を切り込まれて怪我を負うが、そのまま馬に乗って生きたまま引き返す。 西条義忠(さいじょう よしただ) 演:斉川一夫 村上家家臣。 森村清秀(もりむら きよひで) 演:山中康司 村上家家臣。 信田隆生 演:彩浩二 村上家家臣。 五所重成 演:堀越富雄 村上家家臣。 大須賀久兵衛(おおすが きゅうべえ) 演:山本紀彦 村上家家臣。 出浦重兵衛 演:大塚国雄 村上家家臣。 小島兵庫助 演:田中洋介 村上家家臣。
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