服装の乱れとされる例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/10 05:04 UTC 版)
学生服詰襟のホックや前ボタンをかけず、襟を開けたままにする。 プラスチック製の襟カラーを装着せず、襟を ノーカラーにする。 詰襟を標準とされる4cmよりも高く、あるいは低く改造する。また、上着丈を長く(長ラン)、あるいは短く(短ラン)改造する。 表ボタン、裏ボタンを指定外のものにする。 袖の飾りボタンを増やす。(もしくは減らす) セーラー服スカーフ、胸当て、リボンやネクタイなどの指定された装飾品・付属品を取り去る。 袖カフスのホックを留めない。 丈を短く改造する。 ベスト・セーター・カーディガン・コート制定外の特に赤や黄色など派手な色や形をしたセーターやカーディガン、コートを着用する。 学生服の下に、襟からはみ出すようなハイネック(タートルネック)のセーターを着用する。 セーターの袖をブレザーから出して着用。 セーターをワイシャツの上に着用せず腰に巻く。 ワイシャツ・ブラウスブレザーやワイシャツやブラウスの袖を折る。 上の方のボタンを留めず、胸辺りまで開ける。 袖カフスを留めない。 カラーシャツやオックスフォードシャツなど指定外のシャツを着用する(ワイシャツは綿65+ポリエステル35の混紡。オックスフォードとは斜子織りのこと)。 ワイシャツの裾を学生ズボンやスカートの中に入れない。またはたくし込まず腰でダブ付かせる。(後述「腰パン」でベルト位置が不自然に低いのを隠すため) ネクタイ・リボン外してしまう。 逆に、校則にないネクタイやリボンを着装する。 緩んだ状態で首から下げる。リボンの結び目を大きくする、または小さくする。 装着時に、下のワイシャツあるいはブラウスの襟元のボタンをとめない。 バッジ類規定された校章、学年章、クラス章などの襟章類を装着しない。 名札を着装しない・あるいは縫い付けるとの規定に反して取り外せる状態で着装する。 所属学年やクラスと異なる学年組章類、あるいは校則制式でないバッジ類を着装する。 スラックス腰パン。 ベルトを着用しない、または緩めて留める。また指定外のもの(制式尾錠ではなく市販のもの、黒ではなく色物、一枚革ではなくウェブベルトなど)を着用する。 丈が長くとも裾を折らずに、裾上げをせずに穿く。上記腰パンで裾を引きずって歩く(ボロボロになる)。 夏服着用時に脛が見える程裾を捲る。 裾がダブルと規定されている場合に、シングルに伸ばす。あるいは、シングルと規定されている場合に、裾上げによる調整をせずダブルに折る。 バギー、ボンタン、ドカン、ラッパなど、変形学生ズボンを穿く。 タックが多く入った学生ズボンを穿く(ツータックなど)。 スカート丈を指定外に改造する。従来は長いもの(ロングスカート風)がいわゆる“不良”の象徴だったが、1990年代以降は逆に、ミニスカート風に短くしている方が多い。 吊りスカートの場合は、吊り紐を切る。また逆に普通のスカートに派手なサスペンダーを着用する。 ウエスト部分にスカートを巻き上げて丈を上げる。ベルトを用いて任意の丈に上げるなどの方法をとる場合もある。 下にはスカートよりも丈の長いハーフパンツ、またはスウェットのボトムやトレパンを着用する。特に冬場(寒さの厳しい地域)に多く見られる(いわゆる「埴輪ルック・埴輪スタイル」※多くの場合は短くしたスカートの下にダボダボのジャージを着用)。 履物革靴や上履きの踵を潰し、スリッパ状にして履く。 指定された靴を履かない。白色のみと決められているところで、色ものの靴を履くなど。 指定の型の靴下を履かずに裸足で、またはスニーカーソックスやルーズソックスなど規範外のものを着用する。 制帽学生帽が制定されていた時代は、無帽通学が重要な服装の乱れとみなされた。なお、定められている新制高等学校は少ない。これは、いわゆる角帽型の学生帽は背広スタイルでは似合わず、ソフト帽(冬)やカンカン帽(夏)など背広用の着帽は既に現代の日常習慣で廃れてしまったためと考えられる。 制帽をわざと傷める。つばを折る。後部を裂く。油を塗る。白線を醤油やコーヒーなどで汚す。 形を故意に崩し、平たく潰したり極端に深くかぶったりする。 自転車通学でヘルメット着用が義務付けられている場合に、ノーヘルで登下校を行う。なお、道路交通法では、2008年改正で13歳未満の児童に対しヘルメット着用が努力義務とされた以上の規制はない。 体操服長袖トレシャツのチャックを掛けずに着る。 トレパンの裾チャックを掛けない。 トレパンや短パンの腰紐を締めない。 自学年と違う色のラインが入ったものを着る。 落書きをする。 自分の体よりかなり大きいサイズのものを着る。 半袖トレシャツをトレパンや短パン、ブルマーの中に入れない。 体育以外の授業や登下校など、通常の制服を着用すべき時間帯に体操服を着用したままでいる。 その他(携行品や髪型など)整髪料などで 頭髪に手を加えファッション性を持たせる。染髪、パーマをする。女子は髪が長い際は、ピンやゴム(色は黒)で留めることが決められていることがあるが、それをしない。コンコルドクリップ(原色の大型クリップ)で髪を留める。 眉を細く剃るなど手を加え、ファッション性を持たせる。 ネックレスやピアス、ウォレットチェーン(財布の落下防止用鎖)、指輪などのアクセサリーを身に着ける。 化粧やマニキュアなどをする。古い時代では逆に、ノーメイクで登校する。(社会人女性のナチュラルメイクが必要なマナーとされるのと同様、かつては思春期以降の婦女子がすっぴんで出歩くのを身だしなみに欠ける無作法と考える向きがあり、女学校の教育者らも華美を戒めつつ具体的な薄化粧法の指導に言及していた。 派手な下着を着用する。 香水を用いる。 学生鞄に、指定のものではなく市販品や他校の品を使用する(制服のバッジも外す事でどこの生徒か不明になる)。生地を柔らかくする。マチの幅を細く改造して、鞄をぺちゃんこに潰す。学生鞄をキーホルダーや落書きなどで飾る。 通学時に指定の学生鞄ではなく部の遠征バッグを携行する(その部に所属する事を誇示する。男子生徒で球技部・陸上部員に多い)。 ブランド物の財布などを持つ。 全般学生服、ブレザーの中に柄物のTシャツなど「私服」を着込む。 衣更え規定からの逸脱。冬服期間に、制式の上着ではなく夏服の略装に紺や黒のカーディガンを着て通学する。逆に夏服の期間に冬服を着用する。 他校の制服類や、別学年のバッジ類を使用する。 自校の制服とは異なる生地の上着やズボン、スカート類を着用する。 ボタン、バッジ、ワッペンなど学校の象徴となるアイテムをわざと汚したり傷つけたりする。 制服自体を、わざと汚れたりしわがよった状態で着用する。 (ボタン、ホックの類を留めるよう指導をされても、「壊れてしまった」と言い訳ができるため)制服のボタン、ホック自体を潰したりもぎ取ったりして使用不能な状態にする。 体操服など、学校で着用する衣服も腰パンにする。 ポケットに手を入れて歩く(ここで、腰まで手を上げずに済むように腰パンにする)。 学生服、スラックスについては「学生服#変形学生服」を参照
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服装の乱れとされる例
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過度な装飾、けばけばしい色合いや光沢。 ネクタイを緩める、外す。 フォーマルな場で上着を脱ぐ。 アイロンやプレスが不十分で、皺が多かったり襟元が乱れていたりするワイシャツ、折り目のないズボン。 汚れ・フケ・着古した様子がうかがえる生地の傷み等があり、清潔感に欠ける。 過度に肌の露出が多い。 作業着の帽子・手袋・マスク等、必要な装具の着用を省略する。 衛生や安全に関わる職種で、長髪を束ねない。 冠婚葬祭や利用施設のドレスコードにそぐわない。 勤務時に労働組合バッジをつける(JR各社において。のちに「国労バッジ闘争」と呼ばれる法廷戦に発展し、この理由での処分は違法との判決が下った) 1990年頃からは、ビジネスカジュアルが取り入れられ、カジュアルな服装で勤務する日を設ける企業も増えた。だが、多くの企業ではジーンズやトレーナーといったラフな服装は認められていない。また、大事な商談では背広・ネクタイ姿を期待される場合がまだまだ多く、企業の中にはビジネスカジュアル自体が服装の乱れとみなされる場合もある。近年はクールビズやウォームビズが推奨され、導入する企業が増加の傾向にあるものの、夏期においても冬期においても、どこまでが許容範囲であるのか、一律の基準はない。 また体育教師の中には、一年中ジャージ、サンダル姿の者も見られる。その一方で、生徒の「服装の乱れ」に対しては厳しい姿勢で臨むことが、教師に対する反感につながる一面がある。
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