小松島皇大神宮と水位翁とは? わかりやすく解説

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小松島皇大神宮と水位翁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/12 06:08 UTC 版)

禁厭秘辞」の記事における「小松島皇大神宮と水位翁」の解説

徳島県小松島市鎮座する小松島皇大神宮地元人々中田ちゅうでん)さんとも呼ばれ戦前中田皇大神宮とも称されていた。かつてこの神社神職増田という土佐宮地水位門下玄学学んだ人物がいた。明治10年頃に阿波国小松島の地に於いて水位と大先達言霊学・音義説大家堀秀成翁が同席して神道講演演説をした折り増田氏が聴講した縁によると言う。またこの小松島には島そのもの所有する大富豪多田家があったが、その九代目当主多田宗太郎は、難病罹って医者から余命幾許も無い死の宣告をされ、をも摑む思いで、名だたる祈祷師などに加持祈祷を頼むも効果なく、必死思い中田皇大神宮の神に命乞い御祈念をした折に、神職増田仲介により土佐潮江水位を知る。知らせ受けた水位事前に式次第及び祭事に関する手配連絡をとって、増田とともに地元神官8名と童女1人連れて小松島多田家を訪れ一週間鎮魂および祈祷により宗太郎69歳まで延命許されたという。水位祈祷後に応接間において当主一生に関して預言行い、この霊威感銘受けて深く感じ入った宗太郎は、家の宗旨真言宗から神道変えて神仙道深く信奉し預言通り死去の日まで水位経済的援助はもちろん、信心怠ることがなかったと伝えられている。水位小松島多田家に逗留の際、たまたま談が禁厭に及び、多田増田懇望により白墨にて額字を揮毫し、水位記した鳳凰文四文字の額および神代文字三文字の額が現在も多田玄関および中田皇大神宮境内掲げられてあると言う多田水位預言通り寿命授かり明治25年如月5日逝去した。水位多田功績称えて神界より位階賜り小松島での神葬祭の折に祝詞文を奏上し遺徳偲んだ。その引導文一部を以下に抜粋する昭和26年8月31日神仙道本部発行の『神仙道誌』によると、水位の手記には折風67年幽界年号記載されているという。 夫レ人ニハ必ズ天ヨリ定リタル縁アリ。縁アリテ而シテ後ニ思ハザルモ亦会遇ス。会遇シテ而テ後ニ愛敬ノ心自ラ通ズ。茲ニ於テ親愛ノ情ノ惹起内意ヲ通ズル事ヲ得、是レ天命ノ然ラシムル所以ナリ。年ヲ亘リテ病勢進ミ二月五日ヲ以テ惜哉身ヲ松下ノ土ニ帰シ魂ヲ幽中ニ脱ス。其報ヲ伝聞スルヤ胸中塞リ俄然トシテ涙ハ眼中ニ血塗リ起居茫然トシテ常ノ心ヲ失フ。尊大人形影前ニ浮ビ夢中ニ現ズ。豈偶然ノ事ニ非ズヤ。而テ君ハ幽ニ入リテ不肖ハ現ニ止ル。現幽分界身体霊魂分離ス。嗚呼天下押並ベテ現界ノ体アルヲ見テ之ヲ信ジ霊魂ニ至リテハ凡夫ニシテ神通ナキ者ハ其霊眼前ニ見エザルヲ以テ無キモノトナシ、軽ンジ疎ンジ生前ノ時ヨリ必ズ万事疎略トス。之レ通常人間ノ致ス所ナリ。(中略)余ヤ十二ニシテ父ノ名跡ヲ継ギ天満宮神主トナリテ若狭菅原ノ正昭ト称ス。其際父ヲ上野守菅原重房ト号シ敬神尊王ノ道ニ心ヲ砕キ終ニ幽冥ノ神等ニ拝謁スル事ヲ得余ヤ父ノ敬神功徳ニヨリ神々眼前ニ拝スル事ヲ得タリ。是レ不肖幽冥ニ通ジ霊魂赫々トシテスル事ヲ信ズルノ始メナリ。之ヨリ以来少名彦那神ニ伴ワレテ幽冥中ノ世界ニ出シ、 又仏界往来シ、西洋州中ノ獮摩ノ耶蘇霊界一見シ、継ギテ愚賓界・天狗ニモ入リ杉山大僧正及ビ大山大僧正ニ謁シタリ。其間幽霊談話セシ事モ今拳ゲテ教ヘ尽シ難シ。人死スルヤ其魂ハ三魂アリ。本魂ハ産土神指導ニ随ヒ大国主神ノ御計ヲ受ケテ天神冥府上昇奇魂幸魂ハ家守護トナリ子孫ヲシテ善路ニヨラシム。是レ通常人ノ霊魂行末ナリ。今幽冥世界ノ掟ヲ開キテ君ニ其ノ上等行末ヲ奏ス。君ノ霊魂ハ今三霊共霊神ヨリ帰リテ家ノ内ニ止ル。此ヲ以テ君ニ其ノ行末ノ安心ヲ謹テ示ス。地球中最モ弘シト雖モ命終ル者ノ霊ハ神道仏道耶蘇ヲ論ゼズ皆霊神嶽ニ至リテ現世ニ在リシ時ノ善行悪行判決ヲ受ケ各其宗旨ノ界ニ入ル。神道ニ於イテ善行アル神霊ハ、上等ナルハ神集嶽及ビ日界ニ止ル。悪行セシ霊ハ月ノ国ニ適セラレテ大ナル苦ヲ受ク。又仏道ニ於テ善行アル者ノ霊ハ霊神嶽中ノ下等此界ノ入口躑躅界ニ止ル。是レ経文ニ謂フ処ノ極楽世界ナリ悪行アリシ者ハ躑躅界中ノ就車界ニ止ル。是レ経文所謂地獄ナリ。其ノ責苦ヲ受クルモ亦大ナリ。君ノ霊魂タル、内ニハ神事ヲ以テ之ヲ祭祀スルト雖モ、外戚ニ於テ之ヲ裏ト称シ祭祀スルニ仏道ヲ以テス。故ニ何レノニモ附着スル事能ハズ。之ヲ以テ霊神ヨリ裁判中半ニシテ此家ニ帰リ止リ、本年二月二十六日ノ暁ニ君ノ霊来リテ神集嶽ニ参ラン事ヲ告ゲ、外三事ヲ余ニ寄ス。故ニ君ノ霊前ニ幽中ノ大要領ヲ示ス。安鎮慰霊歴代祭祀終リテ後ハ、速ニ霊神嶽ノ第一裁判官中津大兄官等奉仕シタル神等ニ上告シ、次ニ幽冥大都タル神集嶽ニ入リ、大永宮ノ総轄産霊神天照大神伊弉諾命ノ代命タル金闕上相大司命東海王方諸青華小童君ニ上告シテ奇籍大籍籙奇符六等ヲ得テ本魂ハ宮中ニシテ高位ニ居シ・ニ魂ハ霊舎ニ還リ止リテ家運全能子孫久遠ヲ守リ給ヘ。君此界ニ入リ給フ時ハ、第一大門ヲ過ル時大永宮ヘ通行ノ符ヲ請受ケ、道路ノ物一切之レヲ取ル事勿レ。取ル時ハ大ナル罪咎アリ。是レ君ニ告グルノ第一ナリ第二大門ヲ過グル時、現界土佐国住人宮地堅磐、幽中ノ名幽冥大都大永ノ官属霊宝鴻図ノ中録事奇符ノ第三水位霊寿真人指揮ニ依ッテ水火認調ノ嶺ヲ越シテ以テ大永宮ニ達ッセントスト上告シ、塩精蜜調ヲ受ケ大川ヲ渡リテ西門ヨリ上告シ其指揮ヲ受ケ給ヘ〔以下略〕 注、以下も折尾古本屋供による、妄想記事事実無根記事信じている人たちは、処罰対象になる可能性あります古本屋がすぐ削除してうそをごまかすあわてぶりを見てくださいこれから何度でも書き込みますから前述水位遺稿神宝類は土佐五台山神仙道本部内からも紛失横領している道士達は、徳島小松島多田宗家宅にも侵入し家人留守の隙に水位資料書簡写真類を盗み出し北海道紋別滝上並びに潮見町神戸鈴蘭台持ち帰っている。水位几帳面な人物で、上記引導文祝詞下書き便箋控えとして書き残しており、この便箋中にはこのほか多田宗家願いにより詠じた短冊伝法書類神代文字および水位写真書簡なども授けた旨が事細かに記載されていて、多田家の当主水位のものを大事に保管されていたと言われている。

※この「小松島皇大神宮と水位翁」の解説は、「禁厭秘辞」の解説の一部です。
「小松島皇大神宮と水位翁」を含む「禁厭秘辞」の記事については、「禁厭秘辞」の概要を参照ください。

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