あい‐きょう〔‐ケウ|‐キヤウ〕【愛×嬌/愛▽敬】
読み方:あいきょう
1 にこやかで、かわいらしいこと。「—のある娘」「口もとに—がある」
2 ひょうきんで、憎めない表情・しぐさ。「—たっぷりに話す」
4 (多く「御愛嬌」の形で)座に興を添えるもの。ちょっとしたサービス。座興。「ご—に一差し舞う」「これもご—。へたな歌でも一曲」
[補説] 「あいぎょう(愛敬)2」が清音化し、キャウ・キョウの区別が失われたのち、意味に対応して「嬌」の字が近世以降に当てられるようになった。
[用法] 愛嬌・愛想——「愛嬌」は、あるものに備わった、かわいらしさ、ひょうきんで憎めないようすを表しているのに対し、「愛想」は、「愛想がよい」「愛想笑い」などのように、人にいい感じを与えるために示す態度や動作である。◇「愛嬌」は「愛嬌のある顔」のように、その人にもともと身についたものをいうことが多いが、「愛想」は、「お愛想を言う」のように、意識的な動作や態度をいう。◇したがって「愛嬌(愛想)のない人」のように相通じて用いられることもあるが、「愛想が尽きる」とはいっても、「愛嬌が尽きる」とはいえない。
あい‐ぎょう〔‐ギヤウ〕【愛▽敬】
読み方:あいぎょう
1 親愛と尊敬の念をもつこと。人から愛され敬われること。あいけい。
「この女子(にょし)に、—、富を得しめ給へ」〈今昔・一六・八〉
あい‐けい【愛敬】
愛敬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/11 05:49 UTC 版)
愛敬
出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 07:50 UTC 版)
名詞(1)
発音(?)
翻訳
関連語
名詞(2)
発音(?)
「愛敬」の例文・使い方・用例・文例
愛敬と同じ種類の言葉
品詞の分類
- >> 「愛敬」を含む用語の索引
- 愛敬の意味のページへのリンク