宇宙艦艇
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「秘密結社 (装甲騎兵ボトムズ)」の記事における「宇宙艦艇」の解説
いずれも秘密結社の旗艦。テルタインはメルキア軍の退役艦を強奪した初代旗艦で、物語終結時では艦長のフットー元大佐と共に消息不明。 戦艦テルタイン 分離式戦闘母艦
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宇宙艦艇
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外宇宙練習艦ジェイナス 異星人の襲撃を受けたクレアド星からの脱出に利用され、その後子供たち13人による、ククト星までの果てない旅に使用された宇宙船。4等級恒星間宇宙船。ヘルメス級2番艦。同型艦にホダカがあるが、1番艦ヘルメスがすでに退役しているところからも判るように、このクラスは相当な旧式艦である。半球状の居住スペースとラウンドバーニアンの格納庫がある下部主船体、後ろに伸びた航行用の部位から構成される。その形状は、キノコの軸部分に串団子を突き刺した形を想像すると理解しやすい。なお、この串団子部分のデザインは、NHKで放映されていたアニメ「キャプテン・フューチャー」に登場する「コメット号」から翼を除いた姿に酷似しており、当時のアニメ誌上で茶化されたこともあった。 クレイ8000系と呼ばれるコンピュータが航行を管理するシステムとなっており、乗組員は直接操作以外にコンピュータと対話して命令を指示することができる。艦ごとにコンピュータに愛称が付けられており、ジェイナスのコンピュータは「ボギー」と命名されていた(声:秋山るな)。ボギーと子供達が対話をする描写は、本作の制作企画書に盛り込まれていた「コンピュータと共存する子供」というテーマを反映したものであった。 本来は軍人が恒星間航行の練習をするための船であるため本格的な戦闘はあまり考慮されておらず、艦自体の武装は連装の格納式ビーム砲座が上下合わせて8基あるだけである。ただし、練習艦ゆえに未熟な乗員による操船が行われることを考慮し、コンピュータによる乗組員のバックアップ能力は通常の軍艦よりも高い。 艦橋や居住ブロックといった施設は、艦上方のキノコの傘に相当する部分に集中している。恒星間を航行可能な練習艦だけあって長期間の航行に耐えうる設計がなされており、エンディングにも登場した大樹を植えたホログラムを投影する廊下をはじめ、娯楽室、大量の食事を一括調理する自動調理器を備えた大食堂、巨大なバスルームなど客船並の居住施設を備えていた。なお、艦内倉庫の奥深くには大量のエロ本が積まれていたが、これは前艦長の趣味とされている。 推進機関周囲に接続された数個のブロックはドッキング・カーゴと呼ばれ、分離させて大気圏突入カプセルとして使用することができ、劇中ではRV2機を搭載して突入降下している。ジェイナス自身にも大気圏突入能力はあるがこれはあくまでも非常手段であり、船体には大気圏内での運用能力や自力での大気圏離脱能力はない。ククト星に強行着陸した際にジェイナスは擱座し、放棄される。その際、格納庫ハッチの一部は切り出され、バイファム、ネオファムの盾として流用された。子供達の脱出後も、しばらくはボギーは稼働しており、ミーラァらが調査のために乗船した際には、モニターに「AHO、BAKA、AHO、BAKA」と表示させながら、スコットらの行方を語ることなくはぐらかし、秘密通信にて状況を連絡するなどの活躍を見せた。船体は戦後も回収されることはなく、本作の2年後の後日談となるOVA版においてもそのままであった。 RV収容数は多く、クレアド星脱出後の戦闘で数機が撃墜されているにもかかわらず、ロディやバーツの使用した機体の他にもケンツが1度だけ使用したバイファム8号機や、これもスコットが1度だけ使用したイエローの練習機、未使用のネオファムまで存在している上、主船体下部左右の専用格納庫にパペット・ファイターを少なくとも十数機、小型艇2機、後部の格納庫にニュートロンバズーカ6機を搭載している。また、中盤で地球軍から補給を受けた際に少なくともトゥランファム2機も運び込まれている。 なお、企画段階では本艦の名称は「グラドス」だった。この名称は一部制作スタッフが共通の同社制作『蒼き流星SPTレイズナー』(1985年放映開始)において敵勢力の名称に転用されることになり、ゆえに『レイズナー』は設定や声優などにも共通点が多い。また書籍によっては「バージニアン」とも紹介されたが、いずれも企画段階での変遷である。 カールビンソン級宇宙駆逐艦 本作の設定では、国連の常任理事国に相当する米・ソ・英・仏・中が宇宙艦を保有していることになっている。主力として登場したのは3等級カールビンソンタイプ宇宙駆逐艦で、タウト星で沈んだのは駆逐艦レーガンほか、一隻(艦名不詳)。最終回でカチュアとジミーを除く11人の子供を収容したのは駆逐艦バンガード(英国海軍の伝統的艦名)である。形状は『バイファム』の宇宙艦艇類では珍しい宇宙戦艦ヤマト式の水上艦艇型で、主な武装は大型の連装ビーム砲塔3基。左右舷側に連装ビーム副砲塔をそれぞれ3基ずつ。艦首に多連装ミサイルランチャー。RV他の機動兵器を多数搭載する。ジェイナスと同じく搭載コンピュータ(レーガンのそれは「クラウド」)による補助が行われている。 ピケット艦 宇宙駆逐艦の随伴艦として登場した哨戒艦。黄色い警戒色と四角い船体が特徴。哨戒が主任務だけあって外見からは目立った武装はない。地球、ククトを問わず、バイファム登場の宇宙艦艇が如何なる方法でワープなどの超光速恒星間航行を行っているのかは、劇中では示されていない。 XU23a ククト軍の中型輸送艇。大気圏内外両用で主に序盤によく登場した。ちょうどキノコのような形状をしており、笠の下にあるローター状のブレードを回転させながら、飛行時は「ピロロロロ」と独特の音を発する(ククトの艦艇類は、全てこの音を出しながら飛行する)。内部にはウグなどのARVを搭載しているほか、自身も胴体四方に4基とキノコでいう軸の部分に2基の連装ビーム砲を装備している。その形からは想像できないほど高速で移動することができる。塗装は茶色。XU23aとは地球側が付けた識別コード。後に残骸となり幽霊船として漂う本艦を見て、マキは「寒そう」との感想を洩らしていた。 宇宙戦闘艦 劇中中盤より登場する、薄緑色をしたククト軍の大型宇宙艦艇。左右に主翼を持った航空機型で、輸送艇であるXU23aと違って本格的な宇宙戦闘母艦らしく、火力や搭載ARVの数は段違いに高い。タウト星の戦いでは、被弾した本艦がタウト星へ墜落して誘爆。タウト星崩壊の原因となった。本艦はククト星の艦艇類では唯一、ローター状の機関を持たない。なお、17話に出て来た残骸と23話に登場したククト戦闘艦も本艦と同系列の艦艇だが、形状および色が微妙に異なる。 リベラリストの大型シャトル ジェダたちリベラリストが建造した宇宙船。地球軍と接触するためにククト星を飛び立ち、劇中終盤のロディらの母船となる。シャトルと呼ばれているが宇宙輸送船で、ククト軍大型輸送機の拡大発展型。例に違わず、下部に大型ローター状の機関を持つ。非武装船だが、RVを搭載可能なカーゴコンテナを6つ接続可能で護衛用にバイファム、ネオファム、トゥランファム各1機とギャドル3機を収納していた。塗装は青紫。 カーゴロケット リベラリストの基地から打ち上げられた垂直離床型ロケット。大型シャトルへ接続するカーゴコンテナを輸送し、衛星軌道上で本船とランデヴーする。
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