ARVとは? わかりやすく解説

ARV

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/07/06 10:10 UTC 版)

ARV



ARV(Aust)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/11 06:58 UTC 版)

M31 戦車回収車」の記事における「ARV(Aust)」の解説

また、オーストラリアでは英軍仕様M3中戦車(リー・グラント中戦車)を供給された中から独自に戦車回収車制作しており、「ARV(Aust)」の名称で装備している。この車両M31類似しているが、補助エンジン搭載しウィンチ(牽引力28,000ポンド(12.7トン)のみでクレーン装備せず、車体後部上面にウィンチワイヤ展長用のローラー備え車体後面には6つの刃を持つ箱形の駐鋤が装着されている。ARV(Aust)は1942年8月試作1号車(ARV(Aust)No.1)が完成し実用試験成功受けて16両、後に増加され24両が発注されたが、部品供給不足により生産遅延1943年4月にようやく生産1号車完成した生産車試作2号車(ARV(Aust)No.2)で取り入れられ改良点踏まえ、1,680ポンド(762kg)の牽引力を持つ補助ウィンチ追加装備され、更に生産2号車よりは補助エンジン廃止してウィンチ動力走行プロペラシャフトから取る方式変更している。 1943年8月までに6両が完成し同年9月上旬には生産7号車完成した。しかし、オーストラリア軍が主に想定している戦場ニューギニア始めとしたジャングル地帯であり、中大型の装甲車両運用には不向きであった実際に1944年行われた実地試験での成果芳しくなく、中~大型戦車戦力整備優先度は低い、とされてARV(Aust)の量産1944年11月生産8号車持って打ち切られ1946年には全車除籍された。

※この「ARV(Aust)」の解説は、「M31 戦車回収車」の解説の一部です。
「ARV(Aust)」を含む「M31 戦車回収車」の記事については、「M31 戦車回収車」の概要を参照ください。

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