大食堂とは? わかりやすく解説

大食堂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 06:48 UTC 版)

阪急百貨店うめだ本店」の記事における「大食堂」の解説

旧本館7・8階の大食堂は、高層階からの眺望食券方式などの目新しさ加えて看板メニュー当時当時高級品だった「ライスカレーコーヒー付き25銭で提供して人気博し第2次世界大戦前1日1万3,000食売れた記録残っていた。 食券方式導入した理由は、阪急電鉄によれば1927年昭和2年)に発生した北丹後地震の際、夕食時だったこともあって食い逃げ飲食代の未収)が300人分・6035銭にも達したことから、1930年昭和5年)に日本最初の「食券制」を導入したという。 開業直後襲った昭和恐慌時代には、ライスのみを注文してテーブル備えられていたウスターソースをかけただけで食べソーライス流行した不景気により商売振るわず、他の店舗当店の大食堂の店員ライスだけを注文する客を締め出そうとしたが、創業者小林一三は「今は貧しいが、やがて結婚し子供ができる。その時ここでの食事思い出し家族来てくれるだろう」と考え、またそのように店にも訓示し「ライスだけのお客様歓迎します」と貼り紙をして、福神漬まで付けて提供するなど、裏メニューとして提供し話題となった2002年平成14年8月19日で、阪急百貨店開業時面影を残すレトロな雰囲気の大食堂の営業終了し和食名店授乳室ベビーベッド備えた子供連れレストランカフェなど11店の入るレストラン街「阪急ダイニングステージ」として同年10月26日新装開業した改装後にも、開業当時からあるステンドグラスなどは残され、大食堂の名物ライスカレーはザ・グリル阪急新店舗への建替えに伴い2009年8月末で閉店)に引き継がれたが、価格改装前750円から1,200円に値上げされた。 2011年平成23年3月1日にはハウス食品協力得て開店当時の味を再現したカレーを「阪急百貨店大食堂の名物カレー」の商品名レトルトカレーハウス食品の子会社サンハウス食品製造)で復活させて当店阪急オアシスイズミヤ関西スーパーなどで発売している。

※この「大食堂」の解説は、「阪急百貨店うめだ本店」の解説の一部です。
「大食堂」を含む「阪急百貨店うめだ本店」の記事については、「阪急百貨店うめだ本店」の概要を参照ください。


大食堂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 03:43 UTC 版)

サン・マルコ美術館」の記事における「大食堂」の解説

大食堂は修道院修道士たちが用いた食堂であり、今日16世紀から18世紀遡る絵画作品展示している。

※この「大食堂」の解説は、「サン・マルコ美術館」の解説の一部です。
「大食堂」を含む「サン・マルコ美術館」の記事については、「サン・マルコ美術館」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「大食堂」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「大食堂」の関連用語

大食堂のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



大食堂のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの阪急百貨店うめだ本店 (改訂履歴)、サン・マルコ美術館 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS