地理環境
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墾丁国家公園は台湾最南端の恒春半島に位置し、東は「太平洋」、西は「台湾海峡」、南は「巴士海峡」(バシー海峡)と三面を海に面している。陸地は西部の亀山から南部の紅柴の台地崖と海浜地帯にかけれ伸びており、南部は龍鑾潭南側の猫鼻頭、南湾、墾丁森林遊楽区、鵝鑾鼻、東は太平洋沿岸の佳楽水、北は南仁山区を含んでいる。海域は南湾海域及び亀山から猫鼻頭、鵝鑾鼻を経て北部南仁湾の間、海岸長1kmの海域が広がっている。 墾丁国家公園は熱帯性気候区に属し、一年を通じて温暖な気温で熱帯植物が茂り、海域では珊瑚が群生している。 また、墾丁国家公園はちょうど北緯22度線上に位置しており、この北緯22度は世界の他の場所でいえば、ハワイのカウアイ島、南太平洋(南半球で南緯22度になる)のニューカレドニア(フランス領)のヌメア、イル・デ・パンと同じである。
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地理・環境
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/03/26 14:01 UTC 版)
函館市桔梗町付近の丘陵面に源を発し南西流する。函館ICを越えすぐに桔梗の市街地へと入り、急斜面を下りてゆく。桔梗2丁目付近で西へ折れ、国道5号(大沼国道)とJR函館本線を続けて越える。市街地を抜け、西桔梗町付近で南へ曲がると両岸に河川脇通路が現れ、函館流通センターの脇を通る。北海道道100号函館上磯線(産業道路)を越え南東へ曲がると北斗市との境界となり、七重浜市街地の北側を流れる。昭和町付近で北東から石川を合わせ、河川幅が広がった常盤川は道南いさりび鉄道線を越える。湾岸の市街地を抜け、再び北斗市との境界を流れ函館湾に注ぐ。流路延長6.8kmのうち、函館IC南脇の市道桔梗114号線に架かる下常盤川橋より下流6.2kmが二級河川に指定されている。全体の支川数は極めて少ないが、水系内では石川とその支流の中野川を含め3本が二級河川である。 大部分は市街地を形成する平野を流れるが、源流部の丘陵地と平野部の境界は段丘地形になっている部分がある。上流部ではハンノキの樹木の他ミズバショウやザゼンソウが見られる。中流部ではニセアカシア、ヤナギ類が並び、川面にはヨシが育成する。下流部は河川整備のため植物の自生は無く、カルガモやワカサギ等が生息するのみとなっている。
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地理・環境
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/01/22 06:07 UTC 版)
印西市牧の原5丁目付近の亀成川調整池に源を発し、概ね北西に流れる。両岸や橋梁は上流に向かって整備が進んでおり、散策が可能である。北総台地を徐々に抜けてゆき、和田戸第一橋にて古新田川と合流すると河川幅が広がり始める。以降西へ進むにつれ南から複数の支流を合わせてゆき、堂下橋より更に河川幅は広がる。亀成付近で千葉ニュータウン中心部より流れてきた浦部川を合わせると北へ折れ、亀成橋を越えると手賀沼(下手賀沼)沿いの低地に出る。下前川橋を過ぎると間もなく下手賀川に注ぐ。全区間が一級河川に指定されている。 利根川とは逆向きに東から西へ流れているため「逆川」という通称があり、その名が橋梁名にも付けられている。ニュータウン開発により小川を広げて整備しているため、上流部から中流部にかけては水深が非常に浅い。 流域には大小の谷津田や斜面林が広がり、ニュータウンに隣接する良好な自然環境となっている。上流部流域には「別所緑地」が形成され、湿地・草地・樹林地が連続性をもった生態系をなすエコトーン(移動帯)として環境省の「重要な湿地500」に選定されている。水生動物としては、モツゴ・ヌマチチブ・ヨシノボリ・ドジョウ・ブルーギル・スジエビなどの魚類、イシガイ・ドブガイ・マシジミ・ヒメタニシ・カワニナなどの貝類、オオモノサシトンボ・トラフトンボ・ヨツボシトンボ・子負虫・オオミズスマシ・オナガアゲハなどの昆虫類が見られ、更には重要保護生物指定のキイロサナエも確認されている。かつてはタナゴ類や二枚貝などの生息地ともなっていたが河川拡幅後は見られなくなり、手賀沼周辺では貴重な亀成川上流部の水辺環境保護・再生の必要性が唱えられた。2010年(平成22年)6月22日にはNPO団体「亀成川を愛する会」が設立され、亀成川上流のみならずニュータウン開発に対する草深原の保全活動なども行われている。
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地理・環境
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船橋市金杉6丁目にある御滝山金蔵寺御滝不動尊の湧水を水源とし、西へ流れる。船橋市立金杉台小学校の裏手より、金杉台団地を囲うように流れてゆく。団地を抜け、鎌ケ谷市方面から南流してきた金杉川を合わせると田地に入る。船橋市立夏見総合運動公園手前で南へ曲がり、ゆるやかな谷津から平野部へと入る。両岸には河川の沿道が現れ、夏見7丁目付近で念田川を合わせる。河川幅が広がり、以降は約1kmほどの間両岸に桜並木道が続く。東町の東葉高速線橋梁付近で飯山満川を、さくら橋手前で前原川をそれぞれ東から合わせ、南西へと流れる。船橋市地方卸売市場の敷地を抜け、更に長津川を西から合わせて中心市街地を貫流する。国道14号(千葉街道)の船橋橋(ふなばしはし)が海老川の河口となっている。 内水面域では東から花輪川を合わせる。西岸には多くの漁船が停泊しており、京葉道路を越えると海老川水門(船橋排水機場・海老川排水機場)となる。水門の先は船橋港が広がり、東岸が船橋港親水公園である。湾岸道路(国道357号・東関東自動車道)の海老川大橋及びJR京葉線を越えると、東京湾へ辿り着く。三番瀬の最東部に位置している。 念田川合流地点より上流部は北谷津川(きたやつがわ)と呼ばれ、「海老川」は一般的にはそれより下流部を指す。北谷津川区間を合わせた流路延長7,456mのうち、八栄橋上流端より下流2,670mが二級河川に指定されている。支川数が多く流域は船橋市の3割を占め、支流の金杉川上流部分は一部鎌ケ谷市にも跨る。下総台地に位置するが総じて起伏が緩やかであり、水源と河口との標高差はあまりない。小さい河川だが江戸時代にはもっと水量が多く、下流では五大力船が方向転換をすることができたという。現在では台地の住宅開発に伴う河川流入の水量の減少や治水工事、河川整備によって水量も少ないが、ごく近年まで大雨などによって洪水などの災害をたびたび起こしていた。 二級河川指定区間は両岸に散策道やベンチ等が整備され、「海老川ジョギングロード」としてジョギングにも利用されている。河口東岸からスタートし、本流から長津川・船橋総合運動公園を経由し北谷津川に出て、本流へ戻るルートが想定されており、道中にポイントとして「海老川造形道標十福像」が設置されている。1985年(昭和60年)10月10日に部分完成し、当初は一番から十番まで順路通りの10体であったが、その後中間に増やされ現在は14体となっている。元女子マラソン選手の有森裕子も練習で使用し、その功績を称えた記念碑として八栄橋付近に足形のモニュメントが設置されている。また散策道のうち富士見橋より上流区間は桜並木となっており、ソメイヨシノ・ヤエザクラが約500本植えられている。 北谷津川(左)と念田川(右)の合流地点 八栄橋から富士見橋まで続く海老川の桜並木 内水面の漁船停泊域、奥に新船橋橋
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地理・環境
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/10 00:33 UTC 版)
大網白里市小西付近の丘陵面に源を発し東流する。間もなく両総用水を越えて、東金市との境界を南下する。東金線を越えると川幅が広がり、多くの支流を集めながら東へ進む。周囲は水田と畑が混ざって分布しており、複数の頭首工によ取水されている。東金市との境界で再び南へ折れ、小中川を合わせると茂原市に入る。赤目川を合わせると今度は長生郡白子町に入り、観音堂橋・白子町役場付近で東へ折れる。古所の九十九里浜で太平洋に注ぐ。流路延長21.7kmのうち、東金線橋梁より下流17.5kmが二級河川に指定されている。中下流部には遊歩道が両岸に整備され、桜が植えられている。 河川名の由来は、白子町内流路上にある白子神社の白亀・白蛇伝承による。平安時代、白子の海岸に白い亀が南方から白蛇を背にして渡来し、これを見た潮汲みの翁が柄杓を差し出すと白蛇がそこに昇った。その白蛇を翁が自宅近くの小社に祀ったという伝承であり、白蛇は白子神社の御神体となっている。 茂原市内、河口から7.7kmの地点に清水堰があり、そこを境に上流が堰湛水区間、下流が感潮区間である。前者は季節により水量・景観が異なる。川面にはアズマネザサやススキが繁茂し、コイやギンブナが生息する。それに対し後者はヨシが繁茂し、シマイサキ、ボラ、マハゼなどが見られる。潮の流れを利用し、毎年7月には「南白亀川イカダのぼり大会」が開催されている。かつてはハゼ漁などが盛んに行われたが、現在は南白亀川漁業協同組合が漁業権を持ち、捕獲量はわずか。水位の観測は2箇所で行われているが、流量観測は行われていない。
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