主にやらせと指摘された内容
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 22:23 UTC 版)
「ガチンコ!」の記事における「主にやらせと指摘された内容」の解説
ドキュメント企画全体 TOKIOと番組スタッフが訪問した時に、講師やTOKIOと塾生、または塾生同士のいがみ合いなどといった何かしらのトラブルが必ず起こっている。 TOKIOと各企画の講師とスタッフとカメラマンが合宿等の部屋に潜入する際に、既にカメラクルー等が部屋に入っていた。その為、そこにいる出演者に何らかの指示を与えているのではないかとネット上で疑問を呈するコメントがあった。 ファイトクラブシリーズ どんなに興奮してもTOKIOメンバーや番組スタッフにはほとんど手は出さない(ただし、威嚇をしていたことはある。)。その為、竹原などコーチや候補生との乱闘が起こることに対して同じ場所にいる国分・長瀬との乱闘は起きていない。撮影しているカメラマンやスタッフ等にも手を出していない。 コーチである竹原や特別コーチとして出演した畑山に対してはしばしば乱闘を起こしたり、悪態を突いていた候補生だったが畑山と同じく特別コーチとして出演した辰吉、坂本(第3シーズンのみ。)に対してはそういった態度を取らず、乱闘を起こすこともなかった。また、「I」と「IV」で他ジムで練習をすることがあったが、そのジムの練習生やプロボクサーに対しても乱闘を起こすことはなかった。 「II」で二期生の一人が合宿中に脱走したことをめぐり、国分・長瀬が脱走に対して黙認していた二期生の藤野大作を責め、一期生の網野泰寛もこれに加担したが、竹原が藤野の意見を支持し網野だけを叱責した一方、先に言い出したはずの国分に対しては何も言わなかった(しかし、『大検ハイスクール』では受験時期を延期すべきかどうかを巡り衝突した塾生同士を諌めた城島が、「確実に11月受けた方がいいって言うのもそれもありやと思うわ!」という旨の発言をしたところ、大和から「ここは俺、8月だと思うんですよ」と反論を受けている。)。 ファイトクラブ内で対立しているはずの一期生の網野と二期生の斉藤が、テレビ朝日系『おネプ!』に「立教大学アームレスリング同好会」のサークル員として一緒に出演していた。同じく番組内では対立しているはずの二期生の斉藤と四期生の梅宮成哲(現:梅宮哲)が、沖縄の餅つき大会に仲良く招待されていた(当時の琉球新報にも掲載。)。 「II」では、番組内で二期生の藤野と畑山がスパーリングを行う事となった際、予告編の映像では当時の現役世界チャンピオンだった畑山が情け容赦ないパンチで素人同然の藤野を何発も殴打するシーンが写ったが、次の回の放映ではその模様は放送されず、スパーリングの内容も反撃に転じた畑山のわずか一発のパンチでリングに沈む藤野という展開となった。(この際、スローモーション映像だった。) 「IV」のオーディションで、梅宮の隣に座っていた人物が梅宮に後ろ頭を叩かれ、「なにすんだよ!」と食ってかかり更に梅宮にねじ伏せられたが、反撃に出ようとした直後にダメージを受けているはずのない腹部を押さえて悶絶した。 「IV」のオーディションで、梅宮が同じ候補生達に向かい、「まとめてかかってこい!!」と叫ぶや一斉に候補生達が梅宮に襲い掛かったが、このシーンは事前に四期生候補者達(実はただの候補者役の出演者)と打ち合わせされていたものであった。事実、梅宮に飛びかかってきた候補生達は誰一人として梅宮に手を上げていない。この時、同じ四期生となることが決定されていた小谷伸也が先頭に立って梅宮に掴みかかっていたが、単に誰も梅宮に手を上げられない状況であることを見せ付けんがための演出であった。 「V」で、争いを止めに入ったスタッフらしき人物が五期生の権代裕典に台詞を教えているシーンがあった。これ以外にも、番組スタッフが台詞を教えているシーンが存在した。 「V」で、五期生に練習指示を出していたのは四期生の梅宮であった。同じ四期生が指導するのであればプロテストに落ちた梅宮ではなく、スパーリングで梅宮を圧倒し、なおかつプロボクサー資格を得た白岩誠が行うはず。これはスポーツの世界では、ましてや格闘技であればあまりに不自然な光景である。あからさまにキャラクターの濃い梅宮の出番を、視聴率稼ぎのために作っていた。 逮捕された五期生Tが番組内ではホストだと公言していたが、逮捕後の報道では実際は芸能プロダクションアルバイターであった。 一期生の網野が、自らのブログ(旧ブログで現在は更新)で「ファイトクラブはやらせである」と語った。 二期生の藤野大作は、「やらせと思われたくなかったし、思いのままさせてもらった」と語っている。 大検ハイスクール・BE-BOP予備校 オーディションにて、会場の周りで立哨していた警備員らは警備員の服装をした出演者だった。いかにも緊張した場であることをアピールするため、どのカメラにもやたらこの警備員達が映っている(なお、この光景は同種の人間が集まっていた「バリバリ伝説」の初回時には一切見られなかった)。 高校を卒業していないため、本来なら大学受験の出来ないK、T、N、Oの計4名の塾生が参加していた。大和はこの事に対し「お前ら、ホームラン級の馬鹿だな!」と発言した(4名の内、Nは後に辞退)。そもそも本来であれば、高卒または大検を取得していなければ、応募自体出来るはずがなく、仮に応募したとしても書類選考の時点で落とすのが自然であり、参加しているのはあり得ないシーンである。 山口がこの企画の3回目の放送で合宿を訪れた際、塾生の合宿生活の中での食事は何日間か経験しているのに対し、大和が恰も合宿生活初日時のように、授業終了時に夕食についての説明を塾生に対して行っていた。大和はこの事に対し、「メシ喰う時に『いただきます』が言えなかったらよ、メシ喰うな!!」と発言した。更に大和が「お前らもメシ喰ったら『ごちそうさま』だからな、それで自分の食器ぐらい自分で片付けろよ!」と塾生に注意したり、それに悪態をつく塾生の行為など合宿生活初日時のようなやり取りが見られた。 ラーメン道シリーズ 「I」でMが一人だけ遅れをとって周りに迷惑をかけたくないという理由で自宅のアパートに引きこもり、佐野がMを連れ戻そうとした際にアパートに鍵がかかっていなかった。そもそも、誰にも顔を合わせたくないのに部屋の鍵をかけていないというのは不自然である。 「III」で(ラーメンの経験者の理由で)オーディションに落ちたN(後にラーメン道IIIの優勝者)、N、藤井の3人の熱意に根負けしてスタッフが会場の場所を教えたという理由で、その3人が次のロケに現れ入室まで許されただけでなく、Nはまるで用意してきてくれと言われていたかのごとくわざわざ自店の暖簾まで持参している。 「III」で落選し、後にラーメン道IIIの優勝者であるNが「一からやりなおす」と言って暖簾を折るシーンがあったが、後日発売された写真週刊誌に屋台と暖簾が写っていた記事があった。そもそも、落とされた者が暖簾を会場に持ち込むなど極めて不自然であり、予め『そこで暖簾を折ってください』という打ち合わせでもなければあり得ないシーンである。 「III」で最終決戦まで残った3期生の石塚和生は、番組では「店を何店舗も持つ一流イタリアンシェフ」と紹介されていたが、後に石塚の著書『ありがとう。あなたがいてくれたから!』で「既に自分の店は破産手続きに入っており、別の店で一料理人として働いていたが、番組スタッフが突然店にやって来てスカウトを受けた」「佐野はオーディションの最後で『次回、その覚悟のある奴だけ来い!』と言っていたが、ADが(上記の3人を含め)9人に電話をかけて呼んだ」「ロケの際は、毎回TBSに集合してから事前打ち合わせを行い、そこからロケバスで向かっていた」「あらかじめストーリーは用意されていた」などと告白している。 その他の企画 「アイドル学院」の講師である笠木が、学院生のレベルが低いとして辞意を表明する場面。 「バリバリ伝説」において、初回放送に有名なレーサーが暴走族風の素人として参加した件。初回のオーディションに国際A級ライセンスを所有しているレーサーが参加して見事当選した。しかし、なぜかそのレーサーは2回目以降は登場しなかった。番組スポンサーも、ホンダからヤマハに替わった。最終的にはそのレーサーではないが、レース経験のある2名で番組が進み鈴鹿8耐への出場枠を獲得した。そのような醜態を繰り返したためほぼ全てのバイクファンから反感を買われ、鈴鹿8耐において番組は一般抽選による応援席を用意したが、応募者はほぼゼロだった。そしてバイク関係のメディアからも好意的に扱われることは無かった。なお、スポンサー変更時に新しいメンバーとして召集され、8耐に出場した(無論、暴走族風の容姿や言動を強制させられていた。)。レーサーの中には、現在も現役レーサーとして活躍中である浜口喜博がいた。 「一日一善隊」において、成年向け漫画家の舞登志郎が江川達也の作品をほとんど読んだことが無いにも関わらず、江川に憧れる芽の出ない漫画家志望者と偽らされて企画に参加させられていた。舞登は当時既に商業誌デビューを果たしており、成年向けの単行本も出していたが、このことは伏せられていた。その後、その様子を舞登によって詳細に漫画化され、やらせの証拠の一つとなった。 「ビジネス学院」で講義を受けた生徒がスーツを着て採用面接に赴いた際、受験先企業の面接官が柔らかい口調ながらも生徒に対し、その経歴などを指摘して「親の脛を齧って」などと挑発し、受験した生徒がその発言に対して「そんな言い方は無いんじゃないですかね」「だったら始めから(面接に)呼ばなければ良いじゃないですかね」などと反論するシーンが放送された。現実に、受験者を挑発する「圧迫面接」とよばれる行為が横行していたのは事実だが、取材カメラが入っている中で面接受験者を挑発するような発言を露骨に発したり、それに対して真っ向から反論するのは面接時の遣り取りとしては双方ともあまりにも不自然である(全国にテレビ放送されており、企業のイメージダウンに直接つながる恐れが在るので尚更)。また面接にはワイシャツは白色、若しくは薄い水色の物を着るのが常識であるが、生徒が着ていたのは黒色のワイシャツであり、面接時に着用するには余りにも常識から懸け離れている色調だったことからも、やらせの可能性が高いと考えられる。
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