ダイラスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 05:36 UTC 版)
「超昂天使エスカレイヤー」の記事における「ダイラスト」の解説
プレスバーン ダイラストの総帥。 失敗続きの部下には容赦しない典型的な悪の首領であり、部下に対する思いやりと計画性が全くない。 ミストレーヌ ダイラストの女幹部でストーリー開始時点での指揮官。亡き夫もダイラストの幹部だった。 悪の組織に属しながらも真っ当な人格者で、正々堂々とした戦いを好むために部下からは慕われているが、その真っ当さが仇となり、ガレイズやアルクとの仲はあまり良くない。武器はレイピア。必殺技は「アクトジェンダー」。 私生活では地球人として「霧谷遼子」を名乗り、沙由香や恭平の家の近所に住みながら、お互いの正体に気付かないまま親しくなっていく。ルート次第ではダイラストを離反してエスカレイヤー側に付く。ダイラストに捕らえられた際にはアルクが作った薬をガレイズによって投与されて、一時的にふたなりに変えられてしまい、精液を好むナメクジ型生物に襲われたり、同様に捕虜になった沙由香を強姦したりしてしまう。戦い終えた後は自分を救ってくれた源太郎と結ばれて沙由香の継母となる。 Dr.アルク ダイラストの科学者。 性格は性酷薄で地球征服より実験に血道を注ぐ典型的なマッドサイエンティスト。ゲッツェンを辺境の惑星に飛ばしたことでミストレーヌの反感を買うが、「水も食料も十分にあるから大丈夫だろう」などと適当に返し、同僚をも道具レベルにしか見ていない。FM77の生みの親であり、彼女からは「父上」と呼ばれ、慕われているが、エスカレイヤーに敗北後は、ダイラストから追放している。 ゲッツェン ダイラストの幹部で身体の7割が機械化されたサイボーグ。鞭使い。 ミストレーヌと並ぶダイラストの良心であり、正々堂々とした紳士的な軍人だが、エスカレイヤーに敗北した責任を取らされ、流罪になる。PCゲーム版では特定の条件を満たすことで、ラスボスすら凌駕する戦闘能力を得たゲッツェンと戦うこともできる。必殺技は「ブリッツェン・シュナーベル」。 ガレイズ ダイラストの幹部。征服が進まないため、増援として、イガロと共に地球へ送られて来た。 4本の腕を持ち、荒っぽい性格の人格破綻者で任務成功率は非常に高いが征服先の住民を皆殺しにするなど問題点は山積みとなっている。 イガロ ガレイズと共に地球へ襲来した戦士。 獣のような外見をしており、左腕にも獰猛な顔を持つ頭部が付いている。 力こそ全てという持論を持っており、強い相手を求めているが、ガレイズに比べれば、まともな性格。必殺技は「イリーガル・ファング」。 倒せば特定のルート限定でエスカレイヤーに協力し、ラスボスを弱体化させる。 FM77 声 - 乃嶋架菜 アルクが対エスカレイヤー用に造り出した戦士で正式名称はFemale+Male NO77。スリーサイズは78・57・83。誕生日は8月17日。 爪型アタッチメントを武器としており、必殺技は「ディーペスト・スカー」。 ゴスロリ風の衣装に身を包んだクローンエスカレイヤーであり、オリジナルであるエスカレイヤーと同等の高い戦闘能力を持つ上、サブリミット・エスカレーションの安全装置を逆手に取って無効化できる。アルクの手でふたなり(両性具有者)として設計されており、股間には長大な男性器が存在する。ただし、DDDはダイラスト側にその存在が認知されていなかった為、装着されていない。 ルート次第ではエスカレイヤーに敗北後、アルクに見限られてダイラストを追放されてしまっており、沙由香に助けられている。エスカレイヤーの味方になり恭平から、高円寺ななかの名を与えられる。それ以降は、表情が豊かで陽気な性格となり、沙由香のことを「お姉さま」と呼んで強く慕い、しばしば彼女に熱烈なアプローチをかける。だが、あまりにも沙由香に対する思慕が強いこととふたなりにより、沙由香と同居するのは危険だというマドカの判断によって、恭平の家で暮らすことになる。恭平に対しては恋敵ということもあって辛く当たることも多いが、彼自身のことを嫌っているわけではなく、付けられた名前も気に入っている。 OVA版では男性器は普段は隠されているが勃起時には胸元まで到達するほど長大なものとなっており、射精量もエスカレイヤーの胎内を満たして、さらに噴き出るほど大量となっている。エスカレイヤーに勝利した際、DDDを強奪。自身に装備した後、生みの親であるアルクを初めとしたダイラストに反旗を翻し、ミストレーヌを相手にD2エナジーを得る。ベータ版のDDDを装備したエスカレイヤーと戦うも以前とは逆に敗北を喫する。 カルナ 声 - 鈴谷まや ダイラストに侵略された星の住人でミストレーヌの秘書を務めている眼鏡の少女。耳はエルフのように尖っている。出自は人工生体。 ミストレーヌに忠誠心以上の特別な感情を抱いており、彼女のためなら、その身を捧げることも厭わない。ルーイとはダイラストに侵略された住人同士、仲が良い。 戦闘能力は皆無に等しいが、エスカレイヤーと戦うミストレーヌを補佐しようとした際には、ライフル銃を手にした。 ルート次第ではミストレーヌと共にダイラストを離反し、エスカレイヤー側に付く。 ルーイ 声 - 鶴屋春人 ダイラストに侵略されたワッフル星の住人でダイラストの食事係である少年。 犬のような耳と尻尾を有した中性的な容姿をしている。カルナ同様に人工生体。必殺技は「ワンワンパンチ」。 エスカレイヤーに一目惚れし、結婚を申し込むも断られ、その代わりに後述のHで筆おろしをされる。 ルーイの場合はフラストモンスターとは逆に戦闘でエスカレイヤーが勝利した場合に彼とのHイベントを発生させることができる。 ルート次第ではミストレーヌと共にダイラストを離反し、エスカレイヤー側に付く。 フラストモンスター ダイラストが地球に蒔いた「イデアの種」が、周囲の人間の欲望を吸収して発生するモンスター。特撮ヒーローものにおける「怪人」に相当する存在であり、作中でも「怪人」と呼称されることがある。名前の由来は「フラストレーション」から。個体によって、「ドリンクフラスト」や「ドクターフラスト」などと個別に呼ばれる。「イデアの壁」と呼ばれる異空間を発生させることが可能であり、その中に敗北したエスカレイヤーを閉じ込め、それぞれの個体の特性を生かした方法で彼女を凌辱する。レールフラスト 電車内に出現する、列車と踏切を組み合わせたような姿の怪人。必殺技は「フラスト特急通過」。極端な鉄道マニアであり、侵略と自分の実益を兼ねて「ダイラスト線」の建設を目論む。 ドクターフラスト 病院に出現する、白衣と医療用具を身に着けた怪人。必殺技は「LRスナイパー」。戦場帰りの軍医を自称し、病院に訪れた人間に対し、治療と称して怪しげな薬物を投与する。 ムービーフラスト 映画館に出現する、映画撮影用のカメラにフィルムを巻き付けたような姿の怪人。必殺技は「ハンティング・ハレーション」。自作の映画を地球人に見せるが、その映画の出来は非常に悪い。悪意のようなものは全く無く、ただ単に情熱が間違った方向に暴走して自意識過剰に陥っただけの悲しき存在である。 ウェーブフラスト 同人誌即売会会場に現れる、様々な電子機器を組み合わせた姿の怪人。必殺技は「ジャミング」。電波を使って人間を操ることができるが、自らもその電波に操られているらしい。 ジシャフラスト 神社に出現する、顔に隈取を施した僧兵のような姿の怪人。必殺技は「正邪(しょうじゃ)必衰」。和の精神を愛する熱心な日本好きだが、その日本観は根本から間違っている。 ジョイフラスト 遊園地に出現する、いくつもの着ぐるみを融合させたような姿の怪人。必殺技は「バルーンボム」。その容姿や口調から、製作スタッフにまで嫌われているという、究極の嫌われ者。OVA版第1巻にも登場。 ドリンクフラスト 喫茶店に出現する、紅茶用のポットとティーサーバーを組み合わせたような姿の怪人。必殺技は「ホットマグマージュ」。「肉の悦びこそが真の愛」という信念を持ち、地球人を使ってその持論を実践させている。 ヘルスフラスト スポーツジムに出現する、自転車レース用ヘルメットのような頭部の筋肉質な怪人。毛も鱗もないその身体の色は青く、筋肉質な身体をより気色悪く見せている。必殺技は「ヘルシング」。極端な体育会系思想の信奉者で、全ては根性で何とかなると考えている。 シーフラスト 海水浴場に出現する、タコとイソギンチャクが融合したような姿の怪人。必殺技は「インクスフォッグ」。身体から生えた無数の触手は、水着などを切り裂くこともできる。OVA版第2巻にも登場するが、服を脱がせる手段がPCゲーム版とは異なり、触手の吸盤から分泌する粘液で服を溶解させていく。 サイエンフラスト 公園に出現する、顕微鏡と実験道具を組み合わせたような姿の怪人。必殺技は「×8(バイエイト)」。研究に対する欲望が強く、地球人を捕らえては人体実験を繰り返している。OVA版第3巻に一瞬だけ登場するが、DDDを装備したFM77の腕試しの的にされる。 ブックフラスト 図書館に出現する、何冊もの本を積み重ねたような姿の怪人。必殺技は「広・辞・エンド」。書痴であり、侵略そっちのけで読書に勤しんでいる。 テイマーフラスト 市街地に出現する、甲虫のような姿の怪人。必殺技は「スレイブ・ドレス」。地球人を下等な存在と見なしており、捕獲した人間を家畜として調教する。 以下は、『エスカレイヤーR』のみ登場する。ダークフラスト 声 - 霧賀みね 電気街にやってくる人々を洗脳し、強制的にアイドルの追っかけに変えてしまうフラスト。 ビマージョフラスト 声 - 歌織 世界中の女性の若さを吸い取り、自分の若さを保とうとする女怪人。 フーマン ダイラストの下級戦闘員。「ブー」としか喋れず、戦闘能力も低い。命名の由来は「不満」から。基本的に町で馬鹿なことをして暴れている個体が大半だが、稀に善良な個体も見かけることがある。レッドフーマン フーマンの亜種。赤のカラーリングで通常のフーマンより若干強い。 フーナイト 特定の条件を満たすと出現する、新種のフーマン。カラーリングは白。必殺技は「ブーパンチ」。通常のフーマンと異なって会話が可能で、フラストモンスターと同等の戦闘能力を持つ他、イデアの壁を作り出すことで、敗北したエスカレイヤーを凌辱することもできる。
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