ふたなり

実用日本語表現辞典

二成り

読み方：ふたなり
別表記：双成り

基本的に1人ひとつ持つものを1人で2つ備えていること、とりわけ男性器と女性器の両方が備わっていること。

（2021年4月23日更新）

デジタル大辞泉

ふた‐なり【双成り／二^▽形】

読み方：ふたなり

一つのものが二つの形を同時にそなえていること。特に、ひとりの人が男女両性をそなえていること。半陰陽。

隠語大辞典

二形

読み方：ふたなり

1. 男女両性を備ふるもの。
2. 二形。男女両陰を一体に備ふるもの。半陰陽。「女才学絵抄」に「本草に曰く体男女を兼ぬるもの二形といふは陰門の上に肉おこりてまらの如くなるあり」と出で、「独寝」に「これは日本にて二形といふものなり、半月は男となりて男根を生じ半月は男根なし、或は女の姿になるものあり」とあり。
3. 一人にして男女共通の生殖器を持てるもの、半陰陽也。
4. 半陰陽。
5. 半陰陽のこと、即ち両性であること。
6. 男女陰二つながらをそなえた異形陰のこと。〔風流〕

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ふたなり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/09/02 01:16 UTC 版)

ふたなり（二成、双成、二形）とは、一つのものが二つの形状を持つことをいい、特に一人で男性と女性の性器を兼ね備えた、いわゆる両性具有を指す。はにわり（半月）ともいう。現代では主に（成人向けの）創作物における概念として使用される。