炊飯器
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炊飯器(すいはんき)とは、米を炊いて飯にするための調理器具。主に電気式とガス式があり、電気式は自動調理電気鍋として扱える場合もある。
注釈
出典
- ^ a b “台所革命!世界初の電気炊飯器の誕生物語”. [マーケティング] All About. 2019年12月17日閲覧。
- ^ “日本で生まれた「自動炊飯器」の歴史、海外の人に説明できますか | かまどからの解放とかまど味への回帰”. クーリエ・ジャポン (2020年9月24日). 2021年6月30日閲覧。
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- ^ “炊飯器「最大54% 驚異の糖質カット」は根拠なし。消費者庁が4社に措置命令。「そんなうまい話はない」との声も”. Huffpost. 2023年11月2日閲覧。
- ^ [1]
- ^ 『MADE IN JAPAN』(朝日新聞社、盛田昭夫、下村満子、E・M・ラインゴールド共著、ISBN 978-4022605825)
- ^ 「くらしと煉炭」(昭和35年) シナネンホールディングス沿革
- ^ 家電今昔物語、山田正吾 述 他、三省堂、1987、P140-148
- ^ プロジェクトX 挑戦者たち
- ^ プロジェクトXの詳しい紹介
- ^ 東芝科学館
- ^ 発明の技術 : 創造に生きる企業家の体験秘話、布川周二, 坂根鶴夫 著、叢文社、1967、P97
- ^ 2007年10月14日 産経iza『“お米文化”救った 「電子ジャー」開発の秘密』
- ^ パナソニック1990年(平成2年)5万円の炊飯器、口コミで大ブームに!|開発物語
- ^ ガス炊飯器のメリット - 東京ガス
- ^ 東京ガス株式会社, ed. (2016年), 東京ガス : 会社案内 / コーポレートメッセージ / 東京ガス130年、挑戦の歴史 2017年2月19日閲覧。
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- ^ a b ガス炊飯器の実力検証【前篇】 - 日経トレンディネット(2013年3月14日)
- ^ 開発担当者インタビュー #04 - 東邦ガス
ガス炊飯器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 20:01 UTC 版)
文字通りガスの火力で主に白米を炊きあげるための機器。ガスかまどは既に1902年には製品化されていたが、これは一般家庭には普及しなかった。現在[いつ?]のような形の炊飯器は1930年代にはすでに製品化されていたものの、価格があまりにも高いためにこれも一般に普及するまでには至らなかった。その後1955年に発売された電気炊飯器(自動式電気釜)に対抗して、同年末にはガス自動炊飯器が発売されている。 ガス炊飯器では、米の炊き上がりは釜の温度を利用して感知する。この感知の方法は、合金が一定温度になった時に融解する性質を利用したヒューズメタル方式と、磁性体が一定温度で磁力を失う性質を利用したフェライト方式が主流であった。しかしながら、ヒューズメタル方式は部品の耐用年数が短く一定期間での部品交換が必要となることと、作動温度のムラを無くすことが困難ため現在[いつから?]では生産されておらず、交換用のヒューズメタル(通称「ヘソ」)の部品供給のみが行なわれている。また、近年[いつ?]のマイコン機能を有するものの中には、釜の温度を直接測定して消火させる高機能なものも現れている。 炊飯専用 米を炊いて、飯にする機能のみを有しているものをこう呼ぶ。炊き上がった飯の保温機能やタイマーなどは装備していない。 ジャー付 炊き上がった飯を保温するための電気ヒータが内蔵されている。ヒータによる保温のため、ガス炊飯器であるが商用電源を必要とする。 ジャー・タイマー付 炊飯を開始するための時間設定ができるものをこう呼ぶ。なお、設定時刻に自動的に点火させるためにはガス栓を開放しておく必要がある。このためガスの接続は、ゴムホースではなくガスコードと呼ばれる丈夫なホースでの接続が義務付けられている。 これらの中にはマイコン機能を有し、調理する物の種類や好みの仕上がりにするために、炊き上がりを細かく設定できるようになっているものもある。
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