スマートロック
スマートロックとは、スマートフォンなどの情報端末を利用して施錠・解錠を行うことができる鍵である。株式会社フォトシンス(Photosynth)が開発した「スマートロックロボット」の異称(称呼)のひとつであるが、同種の他の施錠システムを指して用いられる場合もある。
なお、「スマートロックロボット」および「スマートロック」はPhotosynthの登録商標である。
フォトシンスのスマートロックロボットは2015年4月に商品名「Akerun」として発売された。既存の住居に取り付けることができる(後付け型の)システムとなっており、後付け型の商品は世界初であるという。物理的な鍵を用いずタッチ操作で解錠できる他、オートロック機能、ワンタイムパスワードを使用した一回のみの入室許可、入退室の履歴の保存といった機能が搭載されている。
乗用車の施錠システムにも、物理的な鍵を省いて施錠・解錠できるシステムの導入が進んでいるが、自動車向けのシステムは「スマートエントリー」と呼ばれる場合が比較的多い。
参照リンク
Akerun スマートロック
スマートロック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/10 10:07 UTC 版)
スマートロックとは、既存の錠をなんらかの手法により電気通信可能な状態とし、スマートフォン等の機器を用いて開閉・管理を行う機器およびシステムの総称のことである。2015年に多くの製品が国内で出荷開始となり、スマートロック元年と呼ばれることもある[1][2][3]。スマートロックは、鍵を開閉できる期間や回数を制限することができるため、第三者に鍵を共有しても、不正利用されづらいというメリットがある。
- ^ “スマートロックの概要”. KDDI. 2019年12月17日閲覧。
- ^ イトー (2015年3月30日). “スマートロック元年くるね QrioやAkerunに続けとKDDIがIoT企業Augustに出資”. 週刊アスキー. 2019年12月17日閲覧。
- ^ “2015年はスマートロック元年? 日本で立て続けに発売された理由”. マイナビニュース. (2015年12月22日) 2019年12月17日閲覧。
- ^ “IoTを活用したスマートホーム事業の展開”. 総務省. 2021年4月10日閲覧。
- ^ “RemoteLOCKとレンタルスペース予約サービス「インスタベース」がシステム連携を開始”. ニコニコニュース. 2020年6月19日閲覧。
- ^ a b masumi ohsaki (2018年5月8日). “2500社が使うスマートロック入退室管理「Akerun」のフォトシンスが10億円調達、IoT×SaaSモデルで拡大”. TechCrunch Japan. 2019年12月17日閲覧。
- ^ “サービス連携”. ALLIGATE. 2023年8月10日閲覧。
- ^ “ABCチェックイン、スマートロック「RemoteLOCK」と6月15日からシステム連携開始 | 民泊ニュース | 日本最大級の民泊情報サイト MINPAKU.Biz | 民泊・Airbnb運用代行比較”. MINPAKU.Biz (2018年5月31日). 2019年9月18日閲覧。
- ^ “スマートロックによる賃貸物件向けサービス「スマート内覧」--IoTを不動産分野で活用”. CNET Japan. 2019年12月17日閲覧。
- ^ “akippaとアート、IoT×シェアリングエコノミーのゲート式駐車場コントロールシステム「シェアゲート」を開発”. PR TIMES (2018年5月9日). 2023年8月10日閲覧。
- ^ “夜間のコインランドリーを安心・安全に利用できる入退店管理システム「ALLIGATE for Cloud IoTランドリーシステム」をリリース”. PR TIMES (2023年6月7日). 2023年8月10日閲覧。
- 1 スマートロックとは
- 2 スマートロックの概要
- 3 概要
- 4 参考文献
スマートロック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 03:25 UTC 版)
スマートフォンアプリやテンキーの暗証番号、ICカードなどで開錠できる。電池式の電子錠、電気配線式の電気錠などがあり、美和ロック、GOALなどの錠メーカーに加えライナフ、Qrio、ビットキーなどスマートロック専業メーカーから市販されている。
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