継続的インテグレーション
別名:継続インテグレーション
【英】Continuous Integration, CI
継続的インテグレーションとは、ソフトウェア開発手法において、プロジェクトメンバーがそれぞれ開発した結果を頻繁に結合し、定期的にビルドやテストを行うことである。問題点を早期に摘出することができ、効率的な開発に役立つ。
不具合は早く見つける方が対策費用が抑えられるため、ソフトウェアのビルドを頻繁に行うのが好ましく、ビルド結果が正しいことを検証するためにすぐにテストを行う。このような手続きは出来る限り自動化するのが好ましい。そのため、継続的インテグレーションを実践するためには、結合のためのビルドとテストの自動化のために「CIサーバー」などと呼ばれる専用コンピュータを用意することが推奨されている。
ちなみに、ソフトウェア開発手法のひとつである「エクストリームプログラミング」では、継続的インテグレーションは実践すべきこととされている。
開発手法: | プロトタイピング 開発モデル 下降型プログラミング 継続的インテグレーション 構造化プログラミング クロス開発 モバイルファースト |
継続的インテグレーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/13 13:07 UTC 版)
継続的インテグレーション(けいぞくてきインテグレーション、英: continuous integration、CI)とは、すべての開発者の作業コピーを定期的に共有されたメインラインにマージすることである。1日複数回行われるのが一般的である[1]。グラディ・ブーチは1991年のメソッド[2]でCIという用語を最初に提案したが、彼は1日に数回の統合を提唱していなかった。エクストリームプログラミング(XP)ではCIの概念を採用し、1日に1回以上、おそらく1日に何十回も統合することを提唱した[3]。
- 1 継続的インテグレーションとは
- 2 継続的インテグレーションの概要
- 継続的インテグレーションのページへのリンク