エクストリーム‐プログラミング【extreme programming】
エクストリーム・プログラミング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/09 20:14 UTC 版)
エクストリーム・プログラミング、XP(英: extreme programming)は、 ソフトウェア品質 を向上させ、変化する顧客の要求への対応力を高めることを目的としたソフトウェア開発プロセスである。アジャイルソフトウェア開発の一つとして[1][2][3]、短い開発サイクルで頻繁に「リリース」することを推奨することで、生産性を向上させ、新しい顧客の要求を採用するためのチェックポイントを導入することを意図している。
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- ^ Stephens, Matt; Doug Rosenberg (2004). The irony of extreme programming. MA: Dr Dobbs journal
- ^ sdmagazine Archived March 16, 2006, at the Wayback Machine.
- 1 エクストリーム・プログラミングとは
- 2 エクストリーム・プログラミングの概要
- 3 歴史
- 4 コンセプト
- 5 プラクティス
- 6 関連項目
エクストリーム・プログラミング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/24 17:06 UTC 版)
「単体テスト」の記事における「エクストリーム・プログラミング」の解説
単体テストは、エクストリーム・プログラミングの基礎となるもので、それは自動化ユニットテストのフレームワークに依存している。この自動化ユニットテストフレームワークは、xUnitのようなサードパーティ製、あるいは、開発グループ内で自作することができる。 エクストリームプログラミングはテスト駆動開発での単体テストの作成を利用している。開発者は、ソフトウェア要件、または欠陥を暴露する単体テストを書く。要件がまだ実装されていないか、意図的に既存のコードの欠陥を暴露するため、このテストは失敗する。そして、開発者は、そのテストと他のテストにパスするような最も簡単なコードを書く。 システム内のほとんどのコードは、単体テストが実施されるが、コード中のすべてのパスである必要はない。エクストリームプログラミングは従来の 「すべての実行パスをテストする」方法よりも、 「失敗する可能性があるすべてのテストを実行する」戦略を義務付けている。これにより、開発者が従来の方法よりも少ないテストプログラムを開発することにつながるが、古典的な方法においては、すべての実行パスが完全にテストされるほど十分念入りに実施されないため、これは大きな問題でなく、事実の言い換えである。 [要出典] エクストリームプログラミングというのは、テストが(しばしば高価すぎて時間がかかり経済的に実施可能でないため)、いかにして効果的に限られた資源を集中するかについて基本的な考え方を示している。 重要なのは、テストコードは、重複を全て取り払い実装コードと同じ品質に維持されている点で、第一級のプロジェクト成果物であるという考えである。開発者は、テスト対象コードと対でコードリポジトリに単体テストコードを公開する。エクストリームプログラミングの徹底した単体テストの利点は、上記で述べたように、より簡単で、より自信があるコード開発とリファクタリング、コード統合の容易化、正確なドキュメンテーション、モジュール化の高い設計である。これらの単体テストはまた、回帰テストとして頻繁に実行される。 単体テストはまた、 創発的設計の概念の重要な要素である。創発的設計はリファクタリングに大きく依存しているので、単体テストもまた不可欠な要素である。
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