や‐く‐ざ
無能
- 役に立たざる粗末なることを云ふ。「-息子」。
- 役にたたぬ物。遊び人。定職なく賭博等をしてぶらぶら暮らしてゐる者。「八九三」とも書く。この由来は花札賭博の「かぶ」を理解すればよく判る。「かぶ」とは九のことで数を合せて九になつた者が最高で勝つことになるが、十になると「ぶた」と称して得点がない。札の数を合せて十以上になると十の数は消えてその下の一位の数を以て得点とする。例へば十五は五となる。八九三となれば合計二十になるから一位の数はなく全く得点にならず、役に立たぬものなり。これより物の用に立たぬ数、又は益なき人物という意に用ひられる。
- 之は一定の正業なく賭博によつて生計を為す徒輩の事で、通常博徒と称する者を云うのである。
ヤクザ
やくざ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/03 14:59 UTC 版)
博徒・てきやなどのやくざ世界において、原則として組織の正式の構成員は盃を交わす儀式によって組織の長と親子分関係や兄弟分関係を結んだ者である。伝統的な親子盃の儀式で「実の親があるのに今日ここに親子の縁を結ぶからには、親が白といえば黒いものでも白といい・・・」という口上が述べられるように、子分は親分に対して絶対的に服従し、親分は子分を我が子のごとく保護する家父長主義的な関係が求められる。 同じ親分の子分同士は兄弟分とされ、親分の兄弟分に対してはおじ(おじ貴、おじさん)と呼ぶ。
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やくざ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2007/12/13 07:10 UTC 版)
江戸時代後半には身分制が崩壊し始め、やくざが誕生するが、近世部落民がやくざになる事が可能であったか否かについては、カプランとデュブロ説と猪野健治説とで意見が分かれている。
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やくざ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 05:11 UTC 版)
「ニューラテンクォーター」の記事における「やくざ」の解説
やくざの縄張りは明治の大親分、川越勘次の舎弟分だった一力大五郎より継承した住吉一家の勢力圏にあったため住吉一家は住吉連合本部長の小林楠扶を顧問としてつけていたとも、実際の後見役は児玉機関であったとも証言がある。藤山愛一郎も児玉誉士夫も国家的見地からナイトクラブ建設に乗り出したのではないかとする見方がある。
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やくざ
「 やくざ」の例文・使い方・用例・文例
- その事件にはやくざが絡んでいる。
- やくざがひろしに試練を課している。
- 私は自分を映画のやくざと同一視した。
- 恐いもの知らずのその男は憎しみと軽蔑の目でやくざをちらりと見た。
- 二人組のやくざ.
- サッカー観戦で騒動を起こすやくざ連中.
- 彼はやくざと手を組んでいる.
- やくざな稼業から一日も早く足を洗おうと決心した.
- あの街路にはやくざ風の男たちがつねにたむろしている.
- やくざの隠れ家に警察の手入れがあった.
- 部屋にやくざが入って来た時はびびってしまった.
- やくざな物ばかり売っている.
- この品はやくざ物だ
- あれはやくざ者だ
- やくざ物
- やくざ息子でも死ぬと惜しい
- 手前どもではそんなやくざ物は店に置きません
- 君はどうしてそんなやくざな本ばかり読むんだ
- 西洋人にこんなやくざ物を売り付ける
- よりやくざな要素
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