やくおうじ号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 23:18 UTC 版)
四国八十八箇所の23番札所薬王寺(最寄り駅は日和佐駅)への初詣参拝客のために、高松駅 - 日和佐駅間を高徳線・牟岐線経由で正月三が日に運行する臨時特急列車として「やくおうじ号」が運行される。以前は、臨時急行「やくし号」として運転され、「むろと」「阿波」と併結していた。「阿波」の廃止後は特急「やくし号」や「初詣やくし号」、「やくおうじ号」などとして運転され、「うずしお」と併結したり単独で運転したりしていた。2003年以降は「やくおうじ号」になっている。 1往復が運転されるが、2014年までは下りは高松駅→徳島駅間で「うずしお」7号と併結運転し、上りは志度駅で「うずしお」20号を待避するダイヤを組んでいた。2015年以降は、上りが徳島駅までの運転になり、更に、2020年のダイヤ(1月1日から1月5日までの1日1往復で運転)では下りも徳島からの運転及び運転時間の大幅な変更もされている。2021年および2022年のダイヤは1月1日から3日までの1日1往復(計3往復)で運転された。キハ185系気動車を使用し、普通車のみ2両編成で全車自由席である。「やくし号」、「初詣やくし号」時代は全車指定席で運転される場合もあった。 停車駅 徳島駅 - 南小松島駅 - 羽ノ浦駅 - 阿南駅 - 桑野駅 - 由岐駅 - 日和佐駅 - 牟岐駅一時期(2008年‐2019年)日和佐駅発着に戻されたことがあったが、現在は牟岐駅発着となっている。 キハ185系で運行されていたころの「阿波踊り号」 「うずしお」と併結運転の「やくし号」 「初詣やくし号」
※この「やくおうじ号」の解説は、「うずしお (列車)」の解説の一部です。
「やくおうじ号」を含む「うずしお (列車)」の記事については、「うずしお (列車)」の概要を参照ください。
- やくおうじ号のページへのリンク