嵐を呼ぶ男/鷲と鷹とは? わかりやすく解説

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嵐を呼ぶ男/鷲と鷹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/14 15:47 UTC 版)

「嵐を呼ぶ男/鷲と鷹」
石原裕次郎シングル
初出アルバム『嵐を呼ぶ男 日活映画サウンドトラック集等』
A面 嵐を呼ぶ男
B面 鷲と鷹
リリース
規格 SPレコード
録音 テイチクレコーディングスタジオ
ジャンル 映画主題歌
時間
レーベル テイチクレコード
作詞・作曲 作詞:井上梅次
作曲:大森盛太郎
プロデュース 中島賢治
石原裕次郎 シングル 年表
お前にゃ俺がついている
(1956年)
嵐を呼ぶ男
(1957年)
口笛が聞こえる港町
(1957年)
試聴
嵐を呼ぶ男 - YouTube
鷲と鷹 - YouTube
(共にテイチクエンタテインメント提供のYouTubeアートトラック)
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嵐を呼ぶ男/鷲と鷹」(あらしをよぶおとこ/わしとたか)は、石原裕次郎1958年テイチク(現・テイチクエンタテインメント)より発売したシングル盤。映画嵐を呼ぶ男』及び『鷲と鷹』(共に日活製作)の主題歌タイトルチューン)。

両曲とも監督脚本を担当した井上梅次が作詞を手がけている。

概要

映画『嵐を呼ぶ男』は途中、石原裕次郎が演じる主人公・国分正一がドラムの演奏を中断して目の前の相手を挑発し、乱闘を繰り広げる演出が特徴的。この部分の台詞は、1966年舛田利雄監督・渡哲也主演でリメイク版が作成された際は1957年版よりも弟・英次(藤竜也演)との兄弟愛を強調したものに変更されている。

映画『鷲と鷹』は1957年公開の日本映画。井上梅次監督、石原裕次郎主演の本格的な海洋アクション映画である。

石原裕次郎の没後、2002年10月23日にはダイドードリンコCM曲としてリミックス版「新・嵐を呼ぶ男」がテイチクより発売された。

「嵐を呼ぶ男」に関しては、「映画『嵐を呼ぶ男』の井上梅次監督が『娯楽映画には主題歌がいる』と主張し石原裕次郎の専属レコード会社・テイチクに掛け合ったが相手にされず、映画館でソノシートとして発売したところ爆発的な売れ行きになり、テイチクは慌てて通常のレコードで発売した」という逸話がある[1]。この「ソノシート先行発売」については、レコード会社の意図的な話題作りではないかとする見方もある[1]

収録曲

品番:C-4155。発売時のジャケットを復刻したMEG-CD版が2010年3月より北海道小樽市石原裕次郎記念館で販売されている。

A面:嵐を呼ぶ男(2:51)(正式名:俺らはドラマー)
  • 作詞:井上梅次 作曲:大森盛太郎 編曲:河辺公一
B面:鷲と鷹(2:43)(正式名:海の男は行く)

カバー

「嵐を呼ぶ男」には以下のカバーが存在する。

嵐を呼ぶ男2010

2010年に麒麟麦酒第三のビール「本格<辛口麦>」のCM曲として舘ひろしが「嵐を呼ぶ男2010」の表題でカバー。このバージョンでは原曲の「やくざ」が「やんちゃ」となっているのを始め、歌詞の一部が改変されている。舘はそれから2年後、2012年末の「第63回NHK紅白歌合戦」に出場した際に「嵐を呼ぶ男」を歌唱した。

2010年7月21日よりテイチクモバイルで着うた先行配信。

脚注

  1. ^ a b 牧太郎「はやり唄戦後50年(9) 日本初の『歌謡メロドラマ』『銀座の恋の物語』」『サンデー毎日』1995年7月23日号、97頁。

関連項目

外部リンク




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