「よんチャンバラエティー」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 07:44 UTC 版)
「よんチャンTV」の記事における「「よんチャンバラエティー」」の解説
放送初年度(2021年度)に編成されていた「アナおび」(毎日放送のアナウンサーによる日替わりロケ企画パート)とバラおび(タレントや芸人によるバラエティ系の日替わりロケ企画パート)を統合したうえで、2022年4月4日(月曜日)から17時台の後半に新設。 ☆:2021年度は「バラおび」枠で毎週放送★:2021年度は「アナおび」枠で毎週放送 月曜日「なんかエエことありました?」☆(隔週に放送=リポーター:ミルクボーイ、ナレーター:玉巻映美◎→桂二葉※2021年7月5日放送分から) 「『ハレのヒ』(記念日や節目の日など)に向けた買い物から、市井の暮らしをのぞき見る」という趣旨のロケ企画。「ハレのヒの買い物」にふさわしい商品を扱う店舗(生花店など)にミルクボーイが張り付いたうえで、来店客との会話や自宅への訪問を通じて「幸せのお裾分け」をいただく。『ミント!』の火曜日でロザンの菅が担当していた「出たとこリサーチ」を事実上継承しているが、自宅への訪問まで協力した来店客への御礼代わりに、ミルクボーイが即興で漫才を披露するところなどが異なる。 コーナーの開始当初から「(身近な人にとっての)『ハレのヒ』をミルクボーイのオリジナル漫才で祝って欲しい」とのリクエストが視聴者から相次いでいることを受けて、2021年4月26日放送分からは、この種のリクエストも本格的に受け付けている。 「京都のれん探偵」★(隔週に放送=リポーター:福島暢啓◎、ナレーター:松本麻衣子◎) 京都市の中心街を福島が散策しながら、行く先々で目に付いた「のれん」(暖簾)を頼りに、「のれん」を掛けた店舗を取材するロケ企画。「のれんにはお店の思いが集約されているはず」との想定に沿って、老舗から開業間もない店舗まで、さまざまな店舗を訪れる。 福島が単独で担当してきた『ちちんぷいぷい』内のロケ企画(当時の企画名は「歌碑ものがたり」)を事実上復活。福島は探偵風の出で立ちで、ルーペを手にしながら、「のれん」に描かれた図柄の謎を解く役割を担っている。また、ロケVTRの最後には、福島がロケ先の印象を筆ペンによる大喜利風のフレーズと絵で表現した字幕を表示している。 放送を重ねるにつれて、福島が本来の目的地(店舗)を訪れる直前に、新旧の人気刑事・探偵ドラマから名シーンや名台詞をパロディで再現した映像をVTRに挿入。コーナーの認知度が徐々に上がっている一方で、「のれん」に関する情報を、ロケ中の街頭インタビューや当コーナーの専用メールアドレスからも集めるようになっている。 福島によるロケ中の「推理タイム」が本来の見どころであるが、放送が回を重ねるたびに、「スタジオやリモートで出演するパネラーが、VTRで紹介する『のれん』の図柄の謎を、VTR映像が流れる前に見破る」という事態が続出。パネラー同士の推理合戦に発展している。その一方で、月曜パネラーの小山や、京都に縁のあるゲスト(山村紅葉など)をロケに迎えることもある。 2022年に入ってからは、福島の新型コロナウイルスへ感染に伴う療養期間中(詳細前述)に組まれていたロケ(2月7日放送分)で、前田春香が「のれん探偵見習い」と称して福島の代役を務めている。 2021年度には通算で48回にわたって放送されたが、「アナおび」枠の廃止などに伴って、2022年4月以降は放送の間隔を毎週から隔週へ変更している。その一方で、スタジオ報告の際には、「アナウンサー企画」時代の第1回から目的地で撮影を重ねてきた「のれん」の写真(通し番号付き)パネルを新たに導入。「ロケVTRを流し終えてから、そのロケの目的地で撮影された『のれん』の写真を福島がパネルに貼る」という趣向を加えている。 火曜日「ロザンの2025年万博まで道案内しよ!」☆(リポーター:ロザン、ナレーター:前塚あつし) 『ちちんぷいぷい』の火曜日で13年にわたって放送された人気ロケ企画「ロザンの道案内しよッ!」を、改題したうえで継続。当初は、「大阪駅の構内や前で道に迷っている通行人や観光客に対して、ロザンが声を掛けたうえで近隣の目的地まで案内する」というスタイルも引き継いでいた。 ロザン曰く「(ロケを続けているうちに自分たちより)若い世代での知名度が低いことを感じるようになった」とのことで、2021年5月11日放送分から企画の趣旨を期間限定で「人生の道案内」に変更。ロザンに相談したい複数の若者をリモート中継で登場させる事前収録方式で、寄せられた相談に対して宇治原と菅が自分なりの答えを導き出した模様を放送していた。同年7月13日から、大阪駅近辺でのロケの模様を再び放送。 水曜日「関西2府4県 vs.となり町」★(リポーター:祇園<木﨑太郎・櫻井健一朗>・ 山崎香佳◎、ナレータ-:松本麻衣子◎) 「となり町(隣接する自治体)にないものがウチにはある」というテーマで山崎が街頭で実施したインタビューの結果を基に、関西地方で「ライバル」と目されている自治体同士を、さまざまなジャンルで対決させる企画。ロケVTRを流した後で、山崎以外のスタジオ出演者全員が、「山崎が取材した2つの町のうち、惹かれたのはどちらの町か?」という視点での多数決によって勝敗を決める。 熊本県の出身で、2020年に毎日放送へ入社するまで関西地方で暮らした経験のなかった山崎が「レフェリー」を担当。ロケ取材やスタジオ報告には白黒ストライプ柄シャツ・黒ズボンのユニフォーム姿で登場している。ちなみに、『ミント!』でも「わざわざグルメ調査隊」(シャンプーハットのてつじによるグルメロケ企画で18時台に放送)に同年9月からレギュラーで参加していた。 2022年4月からは、祇園の木﨑・櫻井(いずれも2021年度に水曜日の「バラおび」枠で放送された「よんチャンTVアートフェスプロジェクト アーっト驚く学生さん」のリポーター)がロケへ参加するとともに、「山崎と祇園による『となり町対決』」という趣向を新たに取り入れている。なお、木﨑・櫻井は「アートフェスプロジェクト」に続いて、基本としてロケVTRにのみ出演。 木曜日「Lilかんさい×村瀬先生の どれだけ知ってる?人気モン検定」(リポーター:嶋崎斗亜・西村拓哉・當間琉巧<いずれもLilかんさいのメンバー>、講師:村瀬哲史、スタジオ進行:河田直也◎・玉巻映美◎、ナレーター:松本麻衣子◎) 「ジャニーズ事務所の次代を担うLilかんさいのメンバー(嶋崎・西村・當間)が、関西の『人気モン』(人気の高いスポットや店舗など)から人気の理由を学ぶ」という趣旨のロケ企画で、2022年4月7日から放送。上記のメンバーから週替わりで2名と、雑学に詳しい村瀬が、「人気モン」にちなんだ場所からスタジオのパネラーに対して「人気モン検定」(人気の秘密に関する三者択一式のクイズ)を5問出題する。 村瀬は東進ハイスクール地理科講師(前職は大阪府立の高校の社会科教諭)で、『ミント!』でも2020年度の木曜日に、「村瀬先生の街Goo! 関西深掘りニュース」というロケ企画を単独で担当。当コーナーでも、放送上「村瀬先生」と称している。 スタジオでは、進行役の玉巻がパネラーによる成績を1問ごとに○か×で集計したうえで、最終問題(5問目)の正解VTRに続いて全問の成績を発表。正解の数が最も少なかったパネラーには、「『学問の神様』として名高い菅原道真は、生前に梅を愛していた」という故事にちなんで村瀬が勧める「紀州の赤本」(およそ120個の南高梅の実を凝縮させた刺激の強い梅肉エキスで酸味がレモンのおよそ8倍)を、「次回の好成績に向けて頭をスッキリさせる」という名目で試食させている。 「ありがとう! 縁の下のマイスター」(2021年度に「バラおび」枠で放送されていた嶋崎・西村・當間の取材ロケ企画)に続いて、放送済みのロケ動画を、放送日の20:00からMBS動画イズムで配信。無料版では翌週木曜日の16:00まで1週間、有料登録制の「見放題コース」では1年間閲覧できる。 金曜日「関西クーポン散歩 絶対1,000円得するねん!」(リポーター:吉田裕・松浦真也、ナレーター:松本麻衣子◎) 関西地方の商店街・商業施設から毎回1ヶ所で収録されるロケ企画で、2022年4月8日から放送。吉本新喜劇の人気座員である吉田と松浦が、ロケ先の地元の人々の協力を得ながら、放送日以降もロケ先の店舗で利用できるクーポン券(またはロケ先の店舗で放送日以降も提供している割引サービス)を探し出す。 「(ロケ中に探し出したクーポン券や割引サービスをすべて利用することを前提に)1,000円以上得すること」をロケ終了の条件に定めている関係で、番組スタッフが吉田・松浦に電卓を貸与してからロケを始めていることが特徴。放送週によっては、ロケにゲストを迎えることがある。 河田曰く「当番組で最もコテコテの(大阪色の濃い)企画」とのことで、吉田・松浦とも吉本新喜劇での舞台公演さながらの出で立ちでロケに参加。同僚座員の森田まりこと「ヤンシー&マリコンヌ」というお笑いユニットを組んでいる松浦は、「ヤンシー」に扮する時と同じくギターを携えていて、ロケ中に弾き語り系の歌ネタを随時披露している。 毎日放送では、『ミント!』の初年度(2019年度)に、吉本新喜劇の座員から若干名が登場する再現ドラマ企画(「モメゴト~あなたならどうする?~」→「吉本アメイジング劇場~AMEGEKI~」)を毎週金曜日にレギュラーで編成していた。吉田・松浦もこの企画へ随時参加していたが、新喜劇の舞台公演や関連イベント・番組を告知する場合を除けば、当時から生放送中のスタジオへ出演していない。
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