「よだきい」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 06:00 UTC 版)
「面倒くさいという意味合いでだるい」という意味。病気など身体に起因する「だるさ」ではない。古語の「よだけし」の変形か。「よだきい」は宮崎県の県民気質を表す言葉としてよく使われる最も有名な宮崎弁の一つ。熊本県の阿蘇地方や、大分県、福岡県の豊前および築上地域でも使用される。九州人は「九州男児」のイメージで威勢がよく一本気という印象をもたれがちだが、宮崎県の男性は軟弱な「いもがらぼくと」などと言われ、それとはほど遠い県民性だといわれている。沖縄の「ウチナータイム」に相当する、「日向時間」という言葉があるほど、のんびりしたところがある。「のさん」「よだきぃ」「ひんだりぃ」は県民性を表す言葉としてしばしば引用される。
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