きり【霧】
読み方:きり
1 地表や海面付近で大気中の水蒸気が凝結し、無数の微小な水滴となって浮遊する現象。古くは四季を通じていったが、平安時代以降、秋のものをさし、春に立つものを霞(かすみ)とよび分けた。気象観測では、視程1キロ未満のものをいい、これ以上のものを靄(もや)とよぶ。《季 秋》「—しばし旧里に似たるけしき有り/几董」
きり【霧】
読み方:きり
河井酔茗の詩集。明治43年(1910)刊。それまでの定型詩から口語自由詩へと型を変えた記念碑的作品。
《原題、(スペイン)Niebla》ウナムーノの小説。1914年刊。「ニボーラ」という新語をあてて、これまでの写実主義的な小説(ノベーラ)とは異なる小説形態を編み出そうとした。
む【霧】
霧
収載図書スティーヴン・キング短編傑作全集 1 骸骨乗組員
出版社サンケイ出版
刊行年月1986.6
シリーズ名サンケイ文庫
霧
霧
霧
霧
霧
霧
霧
霧
霧
霧
霧
霧
霧
霧
霧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/25 02:35 UTC 版)
霧(きり)とは、地表近くの空気中に細かい水滴が浮遊するもので、気象観測では水平視程 1 キロメートル(km)未満の場合をいう。ふつう、空気が白みがかって見える[1][2]。
注釈
出典
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- ^ “日本酒製造に使った霧化技術を、廃液処理やリサイクルに活用”. 日経テクノロジーonline (2013年9月10日). 2015年12月10日閲覧。
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- ^ "霧". 小学館『精選版 日本国語大辞典』. コトバンクより2023年3月8日閲覧。
霧(きり)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/28 08:26 UTC 版)
澪の乳母子。
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霧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 08:42 UTC 版)
霧が島中に発生する。それにより、視界が見えにくくなってしまうが、パロメーターには影響は無い。
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霧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/19 04:36 UTC 版)
「サイキックアカデミー煌羅万象」の記事における「霧」の解説
スチーム / ランク不明 霧を発生させた後に霧を一瞬のうちに水蒸気へ変換する (分身作成) 兄を亡くしたジュオが無意識のうちにオーラ形態に兄を投影させて作り上げた分身。兄に酷似した思考を持っていた。
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霧(きり)
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「嵐のJボーイ ぶっとび闘人」の記事における「霧(きり)」の解説
孤児院出身の1人。チーム内でも重要選手の1人である様子。背番号9。両目が隠れる髪型とヘアバンドが特徴的である。
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霧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/01 03:10 UTC 版)
敵が見えなくなる、非常に厄介な自然現象。サーチライトカプセルで全味方の霧状態を回復することができる。
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霧
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「Plants vs. Zombies」の記事における「霧」の解説
霧のあるステージでは、庭の半分(ゾンビに近い側)ほどが霧に覆われ、ゾンビが見えない。音や勘にたよって霧のかかったままでプレイすることもできるが、通常はplanternあるいはbloverを用いて霧を消すことになる。
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霧 (fog)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 10:21 UTC 版)
ごく小さな水滴が大気中に浮かんでいる状態。水平視程が1km未満のもの。
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霧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/04 06:58 UTC 版)
本来の水蒸気としての霧とは異なる、獣を凶暴化させる性質を持つ物質。各地の巨大な霧の巣と呼ばれる所から発生しており、霧により獣は邪悪化する。元々は聖獣ルージが人間界に対して反乱を起こした際に送り込んだもので、ルージそのものはヴァンたちによって倒されたがルージの分身である獣を装着したコートによって再現されレガイア全土を覆うこととなった。人々は壁や風車で霧を防ぐか、霧の届かない高所や地下に居住地を構えるなどの対策に追われている。
※この「霧」の解説は、「レガイア伝説」の解説の一部です。
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霧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/11 15:37 UTC 版)
霧には霧(🌁)を用いる。
※この「霧」の解説は、「地上天気図」の解説の一部です。
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霧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 22:43 UTC 版)
テレビの中の世界に立ち込める霧。周囲の人とのつながりを希薄にする性質があり、長時間の接触は心身に悪影響を及ぼすらしく、現実世界に湧き出した際には、精神を押し潰され喋ることもできなくなるか、他人を気にしないようになって変に生き生きした感じになる。
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霧
霧
「霧」の例文・使い方・用例・文例
- すぐに霧は晴れるだろう
- 私たちが小屋を出るときにはもう霧は晴れていた
- 霧が濃くて何も見えなかった
- 霧の中で人間のぼんやりした輪郭が見えた
- 彼は霧の中をやってくる船をはっきり認めることができた
- 霧が谷を覆った
- 霧がとても濃かったのでゆっくりと運転しなければならなかった
- 翌朝霧は晴れた
- 霧の深い夜
- 霧の中に大きな物影を見た
- 霧が晴れるにしたがって湖が徐々にはっきりと見えてきました
- 私は霧の中でヘッドライトがかすかに光るのが見えただけだった
- 霧が晴れたらドライブしよう
- 大きな帆船が霧の中からぼうっと現れた
- あまりの霧のために息子を見失ってしまった
- 霧の中で私の前の車を見分けられなかった
- 霧が晴れた
- 霧の深い朝
- 橋の完全な形は霧でぼやけていた
- 霧を透かしてじっと見る
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