麻田県とは? わかりやすく解説

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麻田藩

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/15 09:25 UTC 版)

麻田藩(あさだはん)は、摂津国豊島郡麻田村の麻田陣屋(現在の大阪府豊中市蛍池)を居所とした大坂の陣後に青木一重が入封して成立。外様大名に分類される青木家が14代255年続いて廃藩置県を迎えた。存続期間のほとんどにおいて表高は1万石。


注釈

  1. ^ 赤丸は本文内で藩領として言及する土地。青丸はそれ以外。
  2. ^ 三方ヶ原の戦いでは弟の青木重経が戦死している[2]
  3. ^ 『寛政譜』は丹羽長秀の死後に秀吉直臣になったとする[2]。丹羽長秀の死は天正13年(1585年)。
  4. ^ 『角川日本地名大辞典』では1万19石余が与えられたとあるが[4]、この数字は麻田藩の幕末期の表高である[5]
  5. ^ これにより青木可重の石高は5000石となった[6]。旗本青木家は牧荘の平尾村に「平尾役所」を置き、知行地の支配にあたった[7]
  6. ^ 『寛政譜』には寛永4年(1627年)とある[8]
  7. ^ 『寛政譜』によれば重成[8]。重正の実父は朝倉宣親、母は酒井讃岐守忠勝の娘である[8]。重兼ははじめ酒井忠勝の三男・青木可一を養子に迎えていたが、早世している[8]
  8. ^ 維新後に兵庫県有馬郡高平村となる。現在の同県三田市北部・高平地区。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 麻田藩の概要”. 佛日禅寺. 2024年7月12日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 『寛政重修諸家譜』巻第六百六十二「青木」、国民図書版『寛政重修諸家譜 第四輯』p.522
  3. ^ a b c d e f g h i j k l 第三章>第四節>市域所領配置の定着>地もと麻田藩青木氏の所領”. 宝塚市史 二巻. 2024年7月12日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i j 麻田藩(近世)”. 角川日本地名大辞典. 2024年7月12日閲覧。
  5. ^ 麻田藩”. 日本大百科全書(ニッポニカ). 2024年7月12日閲覧。
  6. ^ a b 『寛政重修諸家譜』巻第六百六十三「青木」、国民図書版『寛政重修諸家譜 第四輯』p.525
  7. ^ 平尾村(近世)”. 角川日本地名大辞典. 2024年7月12日閲覧。
  8. ^ a b c d e f g h i 『寛政重修諸家譜』巻第六百六十二「青木」、国民図書版『寛政重修諸家譜 第四輯』p.523
  9. ^ a b c d e f 青木重兼と隠元”. 麻田藩と黄檗文化. 池田市. 2024年7月14日閲覧。
  10. ^ 末吉村(近世)”. 角川日本地名大辞典. 2024年7月12日閲覧。
  11. ^ a b c 『信長公記』を書いたとされる太田牛一(おおたぎゅういち)の子孫が、麻田藩青木家の家来となり、その城内に住んでいたと聞いたことがある。…”. レファレンス協同データベース. 2024年7月14日閲覧。
  12. ^ 太田家文書の調査・撮影”. 東京大学史料編纂所. 2024年7月12日閲覧。
  13. ^ 麻田村(近世)”. 角川日本地名大辞典. 2024年7月12日閲覧。
  14. ^ a b 園井東庵”. デジタル版 日本人名大辞典+Plus. 2024年7月14日閲覧。
  15. ^ a b c 「豊中の赤ひげ先生」園井東庵とはどんな人物か。”. レファレンス協同データベース. 2024年7月14日閲覧。
  16. ^ 『池田市歴史文化基本構想』, p. 26.
  17. ^ 『池田市歴史文化基本構想』, pp. 26–27.
  18. ^ a b c d 仁科芳雄博士の生家”. 仁科会館. 2024年7月14日閲覧。


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