丹羽長秀とは? わかりやすく解説

にわ‐ながひで〔には‐〕【丹羽長秀】

読み方:にわながひで

[1535〜1585]安土桃山時代武将尾張の人。織田信長仕え近江(おうみ)の佐和山城主。本能寺の変後豊臣秀吉助け山崎の戦い賤ヶ岳の戦いに功を立て越前北ノ庄城となった


丹羽長秀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/11 19:48 UTC 版)

丹羽長秀(にわながひで)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将大名織田氏宿老であり、主君・織田信長に従い、天下統一事業に貢献した。朝廷より惟住(これずみ)の姓を賜ったので、惟住長秀ともいう。


注釈

  1. ^ 太閤記」には、元々「木下」姓だった豊臣秀吉が双方の字を取って「羽柴」の姓を信長に申請したという逸話があるが、真偽は不明。
  2. ^ 信澄は信長の実弟・織田信行(信勝)の子(つまり信長の甥)。信長から才覚を買われ一門衆では実子と同格に扱われ、秘書的な役割を果たしていた。歴とした後継候補の1人であり、信澄は後継者争いにより殺害されたとする説もある。
  3. ^ 江沼郡と能美郡の大半は、家臣の溝口秀勝と村上義明が領した[9]
  4. ^ 高吉の母とされる長秀側室の父・杉若無心は越前の戦国大名朝倉氏の遺臣と伝わるが、その後羽柴秀長に仕えている。
  5. ^ 蜂屋頼隆の室は長秀の妹。
  6. ^ 長秀-女(典通室)-一通知通恒通-女(勧修寺顕道室)-経逸婧子光格天皇典侍)-仁孝天皇

出典

  1. ^ 大日本史料第10巻、第24号』。「丹羽越前守長秀室、號深光院」の記述
  2. ^ a b 『新修彦根市史 第1巻(通史編 古代・中世)}』彦根市史編集委員会、2007年1月。
  3. ^ 『福井県史』通史編|通史編2 中世|第四章 戦国大名の領国支配|第四節 朝倉・武田両氏の滅亡|五 朝倉義景の近江出兵と滅亡|再三の近江出兵と滅亡”. 福井県文書館 (1994年). 2022年12月3日閲覧。
  4. ^ 『福井県史』通史編|通史編3 近世一|第一章 織豊期の越前・若狭|第二節 織田期の大名|三 丹羽長秀の若狭支配|若狭三郡の支配”. 福井県文書館 (1994年). 2022年12月3日閲覧。
  5. ^ 戦国史研究会 2011, 功刀俊宏「織田権力の若狭支配」.
  6. ^ 谷口 2007, p. 80.
  7. ^ 柴裕之「丹羽長秀――信長・秀吉が重んじた男」『歴史街道』3月号、2022年。
  8. ^ 藤井譲治「豊臣期における越前・若狭の領主」『福井県史研究』第12号、1994年。
  9. ^ 『福井県史』通史編|通史編3 近世一|第一章 織豊期の越前・若狭|第三節 豊臣政権と若越|一 越前・若狭の大名配置|賎ケ嶽の戦い後”. 福井県文書館 (1994年). 2022年12月3日閲覧。
  10. ^ 谷口克広『織田信長家臣人名辞典』(第2版)吉川弘文館、2010年、332頁。 
  11. ^ 宮本 1993, p. 168.
  12. ^ 中村幸彦中野三敏 編「丹羽長秀の腹中より出る虫の事幷図」『甲子夜話続篇』 1巻、平凡社、1979年、76-79頁。 
  13. ^ a b 宮本 1993, p. 170.
  14. ^ 祖田 1991, pp. 215–216.
  15. ^ 「丹羽長秀の血を引く男」万能DFの丹羽、初選出に“武者震い””. スポニチアネックス. 2015年8月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年8月2日閲覧。
  16. ^ エル・ゴラッソJリーグプレーヤーズガイド2017(スクワッド)、p97
  17. ^ "麒麟がくる:“仮面ライダー斬鬼”松田賢二が出演 丹羽長秀役で明日放送第43回に登場" MANTANWEB(まんたんウェブ)2021年01月30日


「丹羽長秀」の続きの解説一覧

丹羽長秀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/09 03:06 UTC 版)

信長 (漫画)」の記事における「丹羽長秀」の解説

織田家臣建築長け安宅船建造安土城築城においてその手腕を発揮する

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丹羽長秀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 21:32 UTC 版)

清須会議 (小説)」の記事における「丹羽長秀」の解説

織田家五人宿老一人通称五郎左冷静沈着明晰な頭脳持ち主会議では古くからの盟友勝家参謀として秀吉対抗する勝家人格好ましく思う一方、その不器用さ一抹の不安感じている。

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丹羽長秀(声:高塚正也)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 23:13 UTC 版)

決戦III」の記事における「丹羽長秀(声:高塚正也)」の解説

織田家家臣真面目だ心配性でいつも主君信長古馴染み前田利家振り回され、あげく利家や信長から「心配性侍」と呼ばれている。織田軍では数少ない黒鍬部隊である。武将系統は「知将」。

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丹羽長秀(にわ ながひで)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 18:26 UTC 版)

センゴク兄弟」の記事における「丹羽長秀(にわ ながひで)」の解説

通称五郎左衛門織田家臣美濃勢の調略任せられている。

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丹羽長秀(にわ ながひで)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 00:25 UTC 版)

テンカイチ 日本最強武芸者決定戦」の記事における「丹羽長秀(にわ ながひで)」の解説

伊藤一刀斎後援者

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丹羽長秀(にわ ながひで)

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センゴク」の記事における「丹羽長秀(にわ ながひで)」の解説

通称五郎左衛門。後に惟住氏とも名乗る織田家重臣一人信長には「巻き毛」と呼ばれる数多く合戦従軍し軍議では進行役を務める事も多い。「米五郎左」の異名をとる左手の指を米神のあたりに付けるのが癖。

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丹羽長秀(にわ ながひで)

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義風堂々 直江兼続 -前田慶次月語り-」の記事における「丹羽長秀(にわ ながひで)」の解説

織田家臣佐和山城城主安土築城普請奉行勤め信長四天王一人

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丹羽長秀(戦国列車)

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婆裟羅2」の記事における「丹羽長秀(戦国列車)」の解説

48歳織田家古参の将。「米五郎左」と呼ばれ才能遺憾なく発揮する職人気質的な性格その人柄から多くの者から頼りにされている。ゆえに織田家家中内情明るい。

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丹羽長秀

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戦国無双シリーズ」の記事における「丹羽長秀」の解説

柴田勝家コレクション武将一人

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