福井城とは? わかりやすく解説

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福井城

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/11 14:30 UTC 版)

福井城(ふくいじょう)は、現在の福井県福井市大手にあたる越前国足羽郡北ノ庄(改め福居)のち福井[2]にあった本丸の石垣と堀が残るが、二の丸三の丸はほぼ消滅して市街地化している。形式は平城本丸と二の丸の縄張りは徳川家康によるものとされる[3]江戸時代には福井藩越前松平家の居城、城下町として栄える。現在、本丸跡地には福井県庁福井県議会福井県警察本部が庁舎を構えている。なお、本項目では福井城が築城される以前に同地に存在した北ノ庄城についても合わせて記す。


  1. ^ 「福井城跡」(福井の文化財-埋蔵文化財)福井県公式HP
  2. ^ 角川日本地名大辞典 18 福井県』
  3. ^ 本丸の縄張りは徳川家康、他は吉田修理・清水丹後という説や本丸が吉田修理、惣側加賀口馬出などは渋江清兵衛・水無瀬兵庫という説もある。杉原丈夫編『新訂越前国名蹟考』坂井松見、1980年、308,309p
  4. ^ 平井ほか 1980 p.368
  5. ^ 平井ほか 1980 p.370
  6. ^ 福井市『福井市史 通史編1 古代・中世』福井市、1997年、pp.815-816
  7. ^ これは寒冷地では普通の瓦を使用すると凍結などにより瓦が割れることがあるためである。
  8. ^ a b 福井市史 通史編2 近世. 福井市. (2008年6月30日) 
  9. ^ 家臣で、築城の総督であったとされる吉田義寛(吉田修理)は秀康と共に佐佳枝廼社に祭られている。
  10. ^ 北之庄城郭図 デジタルアーカイブ福井
  11. ^ 上田三平『越前及若狭地方の史蹟』三秀舎、1933年、378p。
  12. ^ 御天守絵図 デジタルアーカイブ福井
  13. ^ 松岡利郎「福井城本丸御殿について(一)」『若越郷土研究』23巻5号、福井県郷土誌懇談会、1978年10月、81p
  14. ^ 火事以前御本丸御指図 デジタルアーカイブ福井
  15. ^ 加藤理文ほか著『【決定版】図説 よみがえる名城 白亜の巨郭 徳川の城』学習研究社、2008年
  16. ^ 松原信之著・順化地区のあゆみ編集委員会編『順化地区のあゆみ』「うらがまちづくり」順化地区委員会、13p
  17. ^ 『福井市史 資料編1 考古』福井県、1990年、 p512
  18. ^ 『福井城山里口御門復元整備 事業報告書』福井県総合政策部交通まちづくり課、2019年、 p172
  19. ^ 『福井市史 資料編1 考古』福井県、1990年、 p513
  20. ^ 『福井城跡XVⅠⅠ』福井市教育委員会、 2014年 p15
  21. ^ 三田村保正『福井風物「明治大正」』三田村保正、1983年、108p
  22. ^ 福井市編集『福井市史 通史編3 近現代』福井市、2004年
  23. ^ 小林健壽郎編著『越前松平試農場史』越前松平家、1993年
  24. ^ 福井城址が身売り『大阪毎日新聞』昭和11年7月3日夕刊(『昭和ニュース事典第5巻 昭和10年-昭和11年』本編p654 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊、1994年)
  25. ^ ふくいの建築. 福井県文化振興事業団. (2001年3月31日) 
  26. ^ 県都デザイン戦略
  27. ^ 県都デザイン戦略 整理論点
  28. ^ 「県都デザイン戦略」を策定しました(2013年(平成25年)3月)
  29. ^ 「福の井」を整備しました”. 福井県. 2020年10月25日閲覧。
  30. ^ 福井城山里口御門の復元整備を進めています
  31. ^ 福井城山里口御門復元考証専門委員会の開催概要
  32. ^ 福井城山里口御門復元工事、10月1日に着手 28年度の完成目指す
  33. ^ 山里口御門復元へ石垣修復が完了 福井城、890個を積み直す
  34. ^ 山里口御門、堂々完成 福井城址西側 25日に内覧会、新たな歴史スポットに
  35. ^ 吉行瑞子今泉吉典 「福井城内で射殺されたニホンオオカミ」『ANIMATE』第4号、農大動物研究会、2003年
  36. ^ a b マイタウン福井「最後のニホンオオカミ 福井市(6)」ウェブ魚拓)より
  37. ^ a b c 石橋重吉『若越墓碑めぐり』(1976年(昭和51年)9月、株式会社歴史図書社)p.76
  38. ^ a b 21世紀わがまち夢プラン事業順化地区委員会『よみがえれ城下町、順化』(2004年(平成16年)3月、夢プラン順化地区委員会)
  39. ^ 碑文の全文は下記を参照。玉村直『福井案内記』玉村直,1909年(復刻版杉原丈夫編『明治年間福井・敦賀・小浜案内記』坂井松見、1973年),177-178p





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