風と仲間たちとは? わかりやすく解説

風と仲間たち

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/20 22:00 UTC 版)

FF:U 〜ファイナルファンタジー:アンリミテッド〜」の記事における「風と仲間たち」の解説

風 通称:黒き風 声 - 神奈延年 / ジェームズ・ハドソン・ブラウンリー 本作主人公アンリミテッド一人破壊神故国ウィンダリア」の最高の戦士である。幼い頃から家族がおらず、周りから迫害され続けてきたため、非常に寡黙感情をほとんど表に出さない強くなれ他人から虐げられることはないとの考えから、ウィンダリア統制する軍に入隊した経緯を持つ。 右腕封印された「魔銃マガン)」に三発の「ソイル特殊な力を持つ砂の弾丸)」を装填し、敵や状況応じた様々な召喚獣出現させる。現在は自由に魔銃動かせないため、普段戦闘では専ら上下二連ショットガン魔銃に次ぐ心臓)を使う。揺れ飾りのついたピアスを左耳にしており、これは幼少期に風を不憫に思った細工技師老人から贈られた。両耳分あったが、片方アウラ贈っている。飾り紅い玉は、「風」の血を樹液混ぜて固めた石である。 本編開始から12年前、白い雲・アウラ・ペポと共にウィンダリアおよびミステリア崩壊目論む混沌と戦う。しかし、最終的に二つの世界崩壊免れず自身混沌と戦ったことによる影響から異界長い眠りについていた。覚めた際は、ほとんどの記憶失っており、かすかに記憶に残る「白い雲魔剣士)」を宿敵として認識し探し求めている。 本編中では、リサ達の危機幾度となく救うが、感情を表に出さず口数少ないその態度や、宿敵である「」を相手にする周囲への被害省みず攻撃する一面などのせいで、特にリサから「人間らしくない」とすら言われてしまう事も。しかし、実は誰よりも命の重さ知っている。後にリサもそれを悟り態度改めた最終話で、混沌を滅ぼすため魔銃リサ託し、自らの命をソイル「エンドレスホワイト」へと変えて砲撃一部となった。 風のポジションコンダクター米たにヨシトモいわく、ベースコンセプトプランニングの河津秋敏から貰ったキャラの設定中に喋らない」があったため「キャラ立たせるのは難しい・主観に置くのは不可能」という事になり魔銃が立つように設定し過去携わった深夜アニメベターマン』で「主人公であるにも関わらず喋らない、殆ど出てこない、主観にもならない」という似たものをやっていたため、それを夕方アニメ用に娯楽作品になるようにアレンジしたもの。またスタッフ喋らないという事で風の扱い困惑しておりシナリオ会議では何を喋らせるかがポイントとなっており「今週の風の一言みたいな部分があり、それがそのエピソードポイントになればいいというものがあった(ちなみに最初に作ったのが「氣現」の回の「笑うな」であった)。 またワルっぽい奴をイメージ描かれている。外見『ファイナルファンタジーVII』登場人物ヴィンセントに近い。制作側もそれを意識している。 リサ・パツィフィースト 声 - 氷上恭子 / ショーン・サイズ ハヤカワ姉弟乗った地下鉄乗り合わせていて、2人知り合う行方不明になった彼氏探すために異界に来たという(実際アイ勝手に誤解しているだけ)が、実際ハヤカワ姉弟両親探すためにロシア国際治安維持機構C2機関から派遣されエージェント22歳中国出身で、氣現術呼ばれる格闘術名手である。ハヤカワ姉弟からは姉のように慕われている。 一度命と引き換えにしか呼び出しできないはずの命の氣を使い本人自身死んだ思ったがなぜか気絶しただけで済んでいる(シドによると、命の氣が異界反応して大きなエネルギー生んだためとの事。それは召喚獣のような形となり、アイから「氣現」と呼ばれた)。 幼い頃氣現術師匠であった母がを救うために氣現使ったせいで亡くなった際、母の最後の「笑ってと言う願い聞き入れ笑顔看取るが、以降表面上の笑顔取り繕う事で自分を守るようになってしまった。そのため、困る度に無意識に笑って誤魔化してしまい、アイやミィレスに「変な笑顔」と指摘されてしまう。しかし、「風」言葉自分省み以降作り笑いをせず本当笑顔見せるようになるキャラクターモデルとなったのは『ファイナルファンタジーVII』エアリス。 アイ・ハヤカワ 声 - 桃井はるこ / ジェシカ・シュワルツ 学者両親に持つ少女ユウとは双子姉弟で、最終話出生の秘密明らかになる消えた両親追いかけ異世界迷い込む。気が強くわがままで誰に対して率直に意見を言うが、泣き虫寂しがり屋一面覗かせることもある。単に可愛いだけでなくどこかにスリルのある「コワカワイイ」ものを好む。チョビ始めとするチョコボ達によく髪を咥えられて酷い目に遭わされる劇中では二回も着替え4話冒険者風の服に、14話で着物のような服に)、その度ユウに羨ましがられていた。「風」は名前で呼ばずに「おじさん」あるいは「風のおじさん」、「風車おじさん」と呼ぶ。クリア友達になる。 ユウ・ハヤカワ 声 - 今井由香 / エバン・スラック アイ双子の弟。アイと同様、最終話出生の秘密明らかになる。気が弱くて臆病な性格をしているが、ふとした時はアイ上の勇気見せる。その性格からアイには強気に出られず、異界通ず「地下鉄」発車口へ訪れる際は、それを強く望むアイとは対照的に、彼は不本意ながらしぶしぶ同行することになる。優しさ持ち合わせており、それが旅の助けになることがある。しかし本人「風」頼ってばかりの自分情けなさを感じる事も。アイ違って純粋に可愛いものが好き。異界チョコボチョビになつかれており、頭のペンナ初歩的な意思の疎通ができる。 本作主人公「風」であるが、視聴者の子供の共感得られるよう、物語は主にアイユウリサの3人の視点描かれる。 ルー・ルプス 声 - KAORI / ラリッサ・ウォルコット 故郷オメガ滅ぼされた、ウェアウルフ最後生き残り信頼する相手の瞳を見つめると獣人形態変身する(鏡で自分の瞳を見つめることでも可能)。この状態で「ルー・ヴォイス」と呼ぶ超高周波咆哮攻撃できるロマンチスト少女で、オメガ襲われた際に助けてもらったのを契機「風」のことを「風サマ」と呼び慕っている。そのため、リサとは「風」をめぐる恋のライバルである。「風」探すために工場世界で一度アイ達と別れるが、物語終盤飛び水マント着て再会最終話連れ去られ一行追ってモーグリと共にガウディウム突入救出成功するが、カオスタイラントとなった伯爵攻撃致命傷負い、自らの命をソイル「ティアレインボー」へと変え砲撃一部となったチョビ 声 - 矢島晶子 / サマンサ・イノウエ・ハート 異界チョコボの子供。ユウペンナ通して意思通わせている。アイ髪の毛を非常に気に入っており、ことあるごとに銜えている(他のチョコボ同様のため、種族共通でアイの髪を好んでいる)。必殺技は「チョコボキック」。その首には地下鉄発車知らせ異界時計イザベル下がっている。伝説のシエルチョコボの封印解いた事によってシエルチョコボへの変身可能になった。変身する全身に鎧が装着され防御力上がるほか、空を飛べるようになるが、それ以外能力変化なし。デッドペッパー(巨大なトウガラシのような実)が好物。 ポシェポケ 声 - 神奈延年 ファーブラからアイ与えられた、ポシェットのような謎の生き物体内から様々なものを取り出すことができ、逆に何でも飲み込める。勝手に物を取り出されると怒る。一度コモディーン餞別用意してくれた食料大半一口食べてしまったため、それ以来勝手に物を食べないよう口にテープが貼られている。なお、ソイル弾丸取り出せない模様最終話ではモンスターヘルバハグハグちゃん)に食べられるが、逆に内部から喰い返すという荒業見せた。 クポ 声 - 半場友恵 / ビル・ワイズ ウィンダリア黒き風とコンビ組んでいたモーグリ「風」のことを「相棒」と呼び慕っていて、数少ない彼の過去を知る者。ソイル伝道師名乗り、頭の光るボンボリ魔銃真価引き出す。一人称は「オイラ」(希に「俺」)。普段語尾に「-クポ」と付けるが、本気モードでは口調変化する。古いお笑いバラエティ好き。女性には優しい。最終話で自らの命をソイル「ソウルガンメタル」へと変え砲撃一部となった

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