歴代スタジオセット・演出
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「ライオンのごきげんよう」の記事における「歴代スタジオセット・演出」の解説
2代目から6代目までの間において、1996年7月以降、2005年9月30日までの7代目に変わるまでは、3ヶ月に一度、半年に一度の程度で、先代とのスタジオセットを交互に繰り返し、組み立て直して使用していた。2000年10月から2005年9月30日まで、5代目と6代目の2つのセットを、交互に交代した。背景にある小道具や花、壁紙は、改装やセット変更時以外にも頻繁に交換をしている。各セットの交代する時期が必ず、その当時のオープニングも最後になる。 初代(1991年1月7日 - 1995年9月29日)この初代の1991年1月7日 - 12月27日放送のみ、小堺・ゲストの入口にドアがあり、小堺・ゲストはドアを手で開けて入場していた。サイコロトーク方式になった同年9月9日放送以後もそのまま使用していた。1992年に最初のマイナーチェンジ(改装)を実施した際には、セット右側の小堺・ゲスト入口横にあった3つの小型モニターと一部の縦長スリガラスの窓を撤去、テーブルやソファーを全て変更したほか、小堺・ゲスト入口のドアがなくなり、小堺・ゲストがそのまま入れるようになった。水槽も一旦撤去され、その場所は横長のスリガラスに変更された。1994年に再びマイナーチェンジ(改装)を実施し、横長のスリガラスだった場所に水槽を再び設置し、スリガラス窓の外側は水槽のように泡が吹いている演出が施された。座るソファーのクッションが、3代目でも使用された。 2代目(1995年10月2日 - 2000年3月31日)本格的な番組開始以来初の変更となる。先代とは雰囲気が大きく変わり、洋風の雰囲気を強調したセットになった。1997年1月6日放送から「今日の当たり目」が加わったことにより、当たり目ボードが下手側に設置された最初のセットとなっている。小堺とサイコロの目ゲスト背景に暖炉を模したものがあり、当代は冬季を中心に使用されていた。このセットで、初代と3代目セット背景にあった水槽が一旦撤去された。当初は下手側にピアノを模したものが設置されていたが、1997年1月6日にこの代に戻った際からピアノを撤去し、ロッキングチェアに交換し、サイコロを転がすエリアは、緑と黄色のチェッカーとなった。後に観客席の拡大により観客数が増加した。このセットは東京テレビセンター浜町スタジオ時に使用されたが、スタジオのお台場移転後も使用された。1997年1月6日から始まったり、1998年1月5日から始まったり、1999年11月29日から始まったりしていた。1997年の春休みトリオフェア最終日(1997年4月4日)と2000年の春のトリオフェアの最終日(2000年3月31日)でこのセットが終了。 3代目(1996年7月 - 2000年9月29日)東京テレビセンター浜町スタジオ時代の新規セットとしては最後となる。夏季を中心に使用されていた。このセットで、1999年頃から、今日の当たり目の「至福・恐怖の顔写真館」で撮影した、そのゲストのサイン入り写真をセットに、飾るようになった。4代目・2代目セットにも、顔写真の飾りがある。このセットも2代目同様に東京テレビセンター浜町スタジオ時に使用されたものだが、スタジオのお台場移転後も使用された。2000年7月3日から2000年9月29日まで小堺及び、ゲストの席の置く位置が変わった。 4代目(1997年4月7日 - 2000年6月30日)全体の配色として、赤と白を基調としたセットであった。このセットの名前は「café de Lion」。ゲストの入口横には “931” と書かれたポストを模したものが置かれていた。この4代目が、お台場のスタジオになってから初めて新規に作られたスタジオセットであった。この4代目途中から観客席がさらに拡大され、より出演者に近い位置となったことから、セット全景がカメラに映る時も1列目の観客の頭が見えるようになる。秋も使用していており、1997年は12月末までだったが、1998年、1999年は11月下旬で最後だった。 5代目(2000年10月 - 2005年4月1日)このセットと6代目セットは、出演者の座る席が木の椅子に。その右側のゲスト席は、2人組などが出演した場合、収録の合間(CM中)に入れ替わる。このセットから、サイコロの置く場所が変わっていた。4代目セット以前までは、サイコロ振るまで、サイコロが右側のゲスト席の後ろに置いてあり、当たり目のハガキBOXの右横に設置したのだが、オープニングから当たり目のハガキBOXの左横に置くようになった。初期の頃は当たり目以外のお題も見せていた。後に毎日当たり目(黄色)に。2004年1月5日から、6代目セット期間中の2005年9月30日まで「〇月の当たり目」から「〇月(上)当たり目(下)」に変更。また2004年1月12日放送から、右側ゲスト席・小堺の背景にあるキッチンを模したセットの部分に、「COROZO」の出入口が増設された。その部分は、COROZO登場以前で、2003年3月28日までキッチンの壁はレンガだったが、2003年秋頃に変更した。このセットは、今日の当たり目の「日頃のウップンたまって箱」の際に、左側からモニターが設置され、オープニングのタイトル画面を映していた。ただし、ウップン箱以外そのモニターは設置してない。番組内で使える場合のみ、設置される。4代目・3代目・2代目のセットにも、モニターは設置したのだが、カーテンがあった。2005年の春のトリオフェアは、エンディングまで設置。この2004年10月12日から、ウップン箱がオレンジからピンクに変更。2005年の春のトリオフェア(2005年4月1日)でこのセットが終了。 6代目(2001年4月 - 2005年9月30日)バリ島風の雰囲気を強調したセットになった。初代と3代目セットの背景にあった水槽が夏場に再び復活・設置したが、この6代目が最後となった。その水槽は2004年は7月、8月の2ヶ月で、2005年は8月、9月の2ヶ月だった。出演者の座る席が木の椅子であった最後のセットとなっている。その椅子の右側のゲスト席にある椅子のクッションが1つあり、2人組でも座れる。その椅子は収録の合間では入れ替わらない。6代目セットも、「COROZO」の出入口が増設され2004年春頃からマイナーチェンジ。右側ゲスト席・小堺の背景にCOROZOが出て来る以前の2003年9月頃まではドラが置いてあり、夏場と2004年春頃から出演者の登場口に置いていた。6代目セットも、当たり目の日頃のウップンたまって箱の際に、背後からモニターが設置され、オープニングの番組タイトルロゴが表示されていた。5代目、4代目以外のセットとは違い、7代目セットと同様に最初から最後まで、オープニングのモニターを設置していた。2代目以降、長年にわたり新旧のセットを季節や改編期ごとに繰り返していたがこのセットをもって取りやめた。 7代目(2005年10月3日 - 2011年7月1日)この7代目より新旧のセットの繰り返しがなくなり、全期間通して同じセットとなった。セットは4代目のと同じく、街角にあるカフェ「Lion Cafe」(電話番号:(221)-247-4211,42st)という設定となっており、小堺らはカフェでトークをするということになっていた。設定上のカフェの営業時間は、番組と同じく13時からの30分間となっている。7代目セットの最初の4週目までは、何度もマイナーチェンジされていた。7代目セット初日から2007年9月28日までの2年間、丸いソファーになっており、左側のゲスト席がトリオ、3組中2組が複数人の場合、別の椅子を設置していた。2005年10月7日、10月11日、10月12日は、右側のゲスト席に左側と同じソファーを用意していたが、右側のソファーが緑だった。2007年10月1日秋のトリオフェアからゲストの座る席がベンチに背もたれをつけたようなものに変わった。オープニングのモニターは、6代目・5代目セットとは違い、壁に固定され、日頃のウップンたまって箱の際は、動けなくなった。6代目以前より画面が若干上がった。このセットから、当たり目のハガキBOXが丸いのに変わり、年一で変わり、2007年から英語(例えば1月なら、January)が付き、2007年12月24日までは角が緑で、2008年1月7日から2008年12月23日までピンクで、2009年1月5日から2009年12月24日までオレンジだった。またこのセットから、2009年から至福・恐怖の顔写真館でも、そのモニターに使用するようになった。そして、2008年4月7日から、サイコロを転がす柵を撤去し、幅を拡大した。2011年1月13日から「今日のサイコロの目」の右横に、2011年の木曜日のオープニングコーナーである「小さな願い ごきげん絵馬」のごきげん神社が、設置された。 8代目(2011年7月4日 - 2014年3月26日)約6年ぶりのセット変更となった。7代目セットで飾った小道具がいくつか引き継いだ。7代目セットと同じ椅子だが、黄色から白の椅子に。8代目セットに変更直後に、スタジオラッキーBOXの色が、2011年7月11日に、白から2007年11月27日放送と同じ黄色に戻していた。更に、2011年7月11日から2011年12月29日まで、毎週木曜日以外では、7代目セットと同じく、ごきげん神社が、観覧席に置かれていた。木曜日の場合は7代目と同様「今日のサイコロの目」の右横に設置されていた。日頃のウップンたまって箱と、至福・恐怖の顔写真館の際に、モニターが設置される。2011年8月22日から2011年8月26日までの夏休みトリオフェアでは、最初から最後まで設置していた。当たり目のハガキBOXが2012年1月5日から数字の部分のフォントが、変わっていた。 9代目(2014年3月31日 - 2016年3月31日)約3年ぶりのセット変更となった。ゲスト入場口に、初代セットの初期以来23年3か月ぶりにドアが復活した。そのため、ゲストは22年半ぶりにドアを手で開けて入場するようになった。ただし初代セットと異なり、左側にもドアを設置しており、左側からもスタジオに入場するようになった(なおこれまでは、番組開始以来23年間一貫してゲスト入場口は上手側だけだった)。2014年12月24日までハガキBOXを設置していた。このセットは、モニターは設置していなかった。 演出 1991年1月7日 - 1991年3月29日:「オリジナルBGM」作曲者不明。 1991年4月1日 - 1991年9月6日:「オリジナルBGM」作曲者不明。 1991年9月9日 - 2002年3月29日:「マンボのビート」作曲:ペレス・プラード、演奏:東京パノラママンボボーイズ 2002年4月1日 - 2010年11月26日:「オリジナルBGM」作曲者不明。 2010年11月29日 - 2014年12月26日・2016年3月31日(最終回):「あっけらカンとごきげんよう」作詞:秦典子、作曲:秦万里子、歌:キヅカイカズコ(小堺一機) ※夏休み特別企画時など、スペシャル企画時はテーマ曲は省略される。また番組末期の2015年1月5日 - 2016年3月30日もテーマ曲が省略された。2002年4月1日から、オープニングのみならず、ゲストの登場曲と提供クレジット(オープニングと同じBGM、2012年7月20日まで)とCM前後とチャイムと席替えと当たり目のハガキを5枚選ぶ時のBGMが変更され、小堺も含め、ゲストの名前のテロップ(2003年に2回変更。)と左下にサイコロを振ったゲストの出た目のお題とゲストの名前のテロップ(2001年1月頃から2002年3月29日までは、男性は青、女性はピンクの菱形だった。)が3DCGのサイコロが表示された。2004年2月頃から、サイコロのテロップのモーションが、ハイビジョン放送によりマイナーチェンジされた。2010年7月5日から2011年2月25日まで、同じテロップだが、レターボックス (映像技術)放送により角度が異なり、効果音も付くようになった。2011年2月28日から再び、2010年7月2日までのに戻した。2011年10月3日から、約9年半ぶりに変わっていた。トークの途中で、そのトークの内容のテロップが追加された。2014年10月6日から2016年3月31日(最終回)まで、またテロップが変わっていた。
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