大和堆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/18 23:40 UTC 版)
大和堆(やまと たい、ローマ字表記: Yamato Tai [1])とは、日本海のほぼ中央部に存在する、この海域で最大の堆[注 1]である[2]。国際名称(英称)は、国際水路機関 (IHO) が用いる Yamato Bank [3][4](日本語音写形: ヤマトバンク)を始めとして様々なものがある(※後述)。短径 約20キロメートル、長径 約130キロメートル[5]。最浅所は水深 236メートル[2][6][7]。
注釈
- ^ 州(す)や礁(しょう)より深く、航海の障害とはならない海底の隆起。浅堆。バンク (bank)。[字引 1][字引 2]
- ^ 出典[1]では一貫して「正噺層」という用語が使われている。
- ^ 放射年代測定はカリウム-アルゴン法による[10]。
- ^ 全国漁業協同組合連合会(JF全漁連)は「取締船が救命艇で乗組員全員を救助した[22]」と報告しているが、『日本経済新聞』は「海上保安庁などが漁船の乗組員を救助した[26]」と報道しており、内容は食い違っている。
- ^ 東京新聞は2023年3月19日に国際NPO法人グローバル・フィッシング・ウオッチとの共同調査で、北朝鮮の弾道ミサイルが日本の漁船にとって脅威であるにもかかわらず、それらに対する情報発信が消極的なことを憂慮する内容を発信していた[43]。
- ^ 北朝鮮漁船による違法操業が相次いでおり、水産庁の漁業取締船と海上保安庁の巡視船が放水砲なども用いた取り締まりと排除を行っている[48][49][50]。
- ^ 大和堆周辺海域における水産庁と海上保安庁による2018年(平成30年)の退去警告隻数は、延べ7,028隻(水産庁5,315隻、海上保安庁1,713隻)で、そのうち延べ2,571隻(水産庁2,058隻、海上保安庁513隻)に対して放水を行っている[48]。
- ^ 海上保安庁が対応したものでは、2018年は延べ89隻、2019年が延べ12隻、そして、2020年は10月16日の時点で延べ102隻と最多を更新[40]。水産庁のほうは、2019年の中国漁船に対する退去警告隻数は年間延べ1,115隻であった[38]。同じく2020年の退去警告隻数は10月16日の時点で、中国船3,468隻、北朝鮮船は1隻となっている[39]。
出典
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- ^ 半澤 (1986), ただし、出典には「286m」とある。他の出典との整合性を確認したうえで、本項では「236m」の誤記と判断した.
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- ^ “北朝鮮に続き中国漁船急増の大和堆 魚を食べなかった中国人に変化が”. コリアワールドタイムズ. (2020年10月22日) 2020年10月26日閲覧。
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- ^ “歴代船(海洋科学部)”. 東京海洋大学蒐集帳. 東京海洋大学. 2020年11月15日閲覧。
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