沖合域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 18:45 UTC 版)
沖合域(おきあい いき)とは、陸とそれに比較的近い地域を、陸と、その近く(沿岸)と、遠く(沖合)に区別した場合の、沖合の区域をいう。生物多様性の観点に基づいて、環境省は「生物多様性の観点から重要度の高い海域」を2016年(平成28年)5月9日付で選定し、「沖合域」という概念の下で保全を図ることとなった。その一環として、海洋研究開発機構等の研究機関による調査研究の推進も行われる。この概念において、大和堆は「沖合海底域 326 大和堆周辺(英称: Offshore Seafloor 326 Yamato Bank)」と呼ばれる沖合域に含まれる保全対象である。「沖合海底域」は区域の種類、「326」は区域の管理番号、「大和堆周辺」は区域の名称。 なお、日本の沖合域の実際は、領海の水深200メートル超の場所と、排他的経済水域および大陸棚に係る水域が含まれる。
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