水産講習所とは? わかりやすく解説

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すいさん‐こうしゅうじょ〔‐カウシフジヨ〕【水産講習所】

読み方:すいさんこうしゅうじょ

水産に関する教育・研究機関明治21年1888設立水産伝習所改組改称し明治30年1897)に発足昭和24年1949東京水産大学となる。


水産講習所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/24 02:22 UTC 版)

水産講習所(すいさんこうしゅうじょ)

  • 国が設置したもの - 農商務省(農林省、農商省を経て現在の農林水産省)所管
    • 1897年に農商務省が「水産講習所」を設置。第二次世界大戦後の1947年に第一水産講習所と改称する。1949年に第一水産講習所を包括して農林省所管の東京水産大学が発足、翌1950年に文部省所管となる。2003年に東京水産大学は東京商船大学と統合し東京海洋大学となった。
    • 朝鮮総督府所管の釜山水産専門学校からの引き揚げ学生収容を主な目的として1946年に設置された農林省所管の水産講習所下関分所を1947年に第二水産講習所と改称。1952年4月に第二水産講習所を「水産講習所」と改称。1963年1月に農林省所管の水産大学校となった。
  • 地方自治体が設置したもの - 戦前に各府県が「水産講習所」を設置。実業学校相当の課程などを経て戦後の学制改革により水産高等学校となる。各水産高校については日本の水産高等学校一覧を参照。



水産講習所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/21 15:01 UTC 版)

山本祥吉」の記事における「水産講習所」の解説

早稲田大学経済学を学ぶも中退し1907年明治40年9月農商務省水産講習所製造科に入所し、小田原実習場や古釜布蟹缶工場実習し、1910年明治43年7月卒業した10月研究科進み1914年大正3年7月助手12月技手となり、化学試験部で食品分析実験指導した1925年大正14年7月水産講習所教授となり、食品論・科学実験指導した1918年大正7年)頃鈴木三郎助協力してメリケン粉状だった味の素結晶化したほか、1919年大正8年)頃から村松善八のかつおエキス研究にも加わるなど、専ら鰹節関係の研究没頭し生徒から「アミノ酸」の渾名呼ばれた1926年大正15年11月17日農林省在外研究員となり、12月9日アメリカ合衆国へ出発し1927年1月28日ニューヨークコロンビア大学入学してコロイド化学有機化学生理化学学び、バンスライク法(英語版)を実習した。帰路ロンドンオックスフォード大学セント=ジェルジ・アルベルトに肉組織調査について学び、ドイツ・フランスを経て1928年昭和3年3月13日帰国した1929年昭和4年4月1日水産講習所から水産試験場分離するとその技師兼ね当初第1部製造係、1931年昭和6年4月化学製造係に移り、後に化製係主任となった1935年昭和10年5月神経衰弱になりながら完成させた「水産動物ノ肉蛋白質並ニ体液ニ関スル研究」で山川洵の推挙により東京帝国大学から農学博士号を授与された。授与後は村松商店の素の商品化注力した。

※この「水産講習所」の解説は、「山本祥吉」の解説の一部です。
「水産講習所」を含む「山本祥吉」の記事については、「山本祥吉」の概要を参照ください。

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