法制局(ほうせいきょく)
法制に関する専門的な知識を活用して、国会議員の立法活動を補佐するために設置された機関。国会議員の依頼に基づき、法律案および修正案の立案、法律問題の調査などの業務をこなす。
適用のときに法律解釈の違いによって困ることのないように、現行の法律や制度などとの整合性を考えながら、立法活動を補佐している。そのため、法制局は最も法律問題を知り尽くした機関とも言える。
組織は、法制局長を筆頭として、法制次長などの職員が職務にあたっている。それぞれの法制局が独自に行う試験によって職員の採用が決まって、国家公務員の身分が与えられる。国会には、衆議院と参議院にそれぞれの法制局が設置されている。
一方、内閣には、議員法制局とは別の法制局(内閣法制局という)があって、閣議にかけられる法律案、政令案および条約案を審査するほか、内閣総理大臣や各省大臣に対し意見を述べる。
(2003.02.28更新)
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