2019年の北朝鮮漁船衝突事件とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 2019年の北朝鮮漁船衝突事件の意味・解説 

2019年の北朝鮮漁船衝突事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 18:45 UTC 版)

大和堆」の記事における「2019年の北朝鮮漁船衝突事件」の解説

2019年令和元年10月7日日本の排他的経済水域 (EEZ) 内で違法操業をしていた北朝鮮朝鮮民主主義人民共和国漁業船団母船とみられる大型鋼船は、排除活動執る水産庁漁業取締船「おおくに」に対して挑発するような動き繰り返した挙句の、午前9時7分、北緯40°東経135°付近にて、おおくにのバルバスバウ左舷中央部から突っ込む形で衝突してきた。衝突故意であった判断ミスによる事故であったかは判然としない鋼船老朽化して腐蝕進んでいた船体亀裂入って浸水し始め、約20分後に沈没した。約60名と漁業を行うには多すぎる人数乗組員たちは海に投げ出されたが、おおくに(あるいは、おおくにと海上保安庁救助活動受けて命を落とす者はいなかったとみられる。おおくにの救命筏きゅうめいいかだ)に乗り込んだ彼らは、遅れて現れ別の鋼船引き取っていった。 北朝鮮いつもの遣り口ではあるが、後日日本意図的に漁船沈没させたとして損害賠償再発防止策要求してきた。これに対して水産庁事実捉えた当時映像同月18日公開して反論した海洋問題研究家山田吉彦は、この件での北朝鮮動きを、厳しさ増した日本取り締まり抵抗してみせるプロパガンダ見た水産庁撮影した映像見た山田は、衝突してきた船が最新レーダー搭載しているのを確認できるとし、水産庁漁業取締船動き把握したうえで挑発していたと分析する乗組員が多いのは、この船を母船として漁民周り比較小型の船に乗り移って操業するではないか推定したまた、海上保安庁負担増加懸念しながらも、危険を伴う国境最前線警備は、この事件の発生時がそうであったように民間人操船していることのある水産庁漁業取締船ではなく民間人がいない海上保安庁巡視船が行うべきと指摘した

※この「2019年の北朝鮮漁船衝突事件」の解説は、「大和堆」の解説の一部です。
「2019年の北朝鮮漁船衝突事件」を含む「大和堆」の記事については、「大和堆」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「2019年の北朝鮮漁船衝突事件」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「2019年の北朝鮮漁船衝突事件」の関連用語

2019年の北朝鮮漁船衝突事件のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



2019年の北朝鮮漁船衝突事件のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの大和堆 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS