元老院軍とは? わかりやすく解説

元老院軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/10 14:46 UTC 版)

ベグニオン帝国」の記事における「元老院軍」の解説

ゼルギウス 声:間島淳司 26歳29歳。『蒼炎』および『暁』に登場クラス将帥マーシャル)。 カドール伯爵にして、帝国中央軍総司令官務め将軍比類なき実力を誇る剣の使い手。 『蒼炎』ではクリミア王国軍への援軍の長として遣わされデイン残党処理を任せられていた。『蒼炎』ではタニス撤退している場合のみ、エピローグにてタニス代わりに登場する。 『暁』では元老院の命により、対ラグズ連合軍との戦いで総司令官として戦場へ赴く鷹王ティバーンと互角に渡り合い陽動作戦でティバーン率いフェニキス軍を撤退させ、ガリアスクリミル将軍一騎討ち斬り伏せラグズ連合軍進行抑えるなど、戦略に関して一流のものを持っている漆黒の騎士正体である。元来印付き】であるために一族からの目は冷たく、それから逃れるためデイン王国軍へ仕官する道を選ぶ。軍では当時四駿】に席を置いていた【神騎将ガウェインを師と仰いで剣技学び生き甲斐見出していた。しかしベオク比べ長命な印付きである故に成長の遅れから正体露見危うく、常に鎧で全身隠していたものの、結局は師を越えるという願い叶わぬまま軍の除隊余儀なくされた。だが軍を離れる前に当時賢者噂されていたセフェランと出会い自分とよく似た境遇彼に心を開き新たな目的を得る。後に彼へ仕え、ベグニオンの英雄ゼルギウスという表の顔と、デインの【四駿漆黒の騎士として暗躍する裏の顔使い分けていた。このことから、漆黒の騎士女神の加護受けた剣や鎧、体力消費する代わりに他所自由自在にワープできる「転移の粉」を所有していた理由窺える。 『暁』ではセフェランの命令もあって自らと同じ運命背負っていたミカヤを助け以後彼女の身を常に案じていたが、ゼルギウスはミカヤを同族とは知りつつも、ベグニオン先代神使ミサハの元々の後継者であることは知らなかった思われる。 彼自身主目的は剣で師ガウェイン超えることにあり、『蒼炎前半対し戦うも、肝心ガウェインは名をグレイル改め剣を捨てていた上、利き腕自傷しており全盛期実力には遠く及ばないということ知らず討ち倒し呆気無い結果呆然とする。後にそれを息子であるアイクと戦う際に彼から伝えられ以降ガウェイン剣技受け継いだアイクとの再戦執着していく。 最後待ち望んだアイクとの一騎打ち思う存分に鎬を削り敗れる。今際の際にはアイク通してかつての師と戦えたことに感謝し彼にもまた仇であると同時に師だと誇られて、「我が人生には闇が多かった。しかし無意味ではなかった」と満たされて逝った。 ゼルギウス自身実際のゲーム中にユニットとして登場せず、イベント戦闘アニメのみ用意されている。通常の将師クラス違い盾を持っておらず、ユニットプロフィールによれば斧も使用武器範囲外である。イベント戦闘アニメでのモーション漆黒の騎士同一で、プレイヤーいち早く彼の正体を示すヒントにもなっている。 デイン王国#四駿漆黒の騎士の項目も併せて参照のこと。漆黒の将 ゼルギウス ルベール ベオク。『暁』に登場クラス聖槍使い(ホーリーランサー)。 ガドゥス公爵軍の将軍。 欲のために好き勝手に戦う公爵軍の中において、戦況見極め苦言呈した見識ある将軍。しかし、爵位が低いという理由意見が通らなかった。抵抗する力が無いものを手にかけない騎士道精神持ち主で、腐敗した帝国軍においては貴重な人材中央軍合流後ゼルギウス片腕となる。 若いながらある程度勇名馳せてはいるのか、サナキ神使親衛隊にも名前を知られているうえ、ステラとも面識があり、幼い頃憧れ存在ハールだったらしい。オリヴァーには「そなたも素材悪くない。私を手本してもよいのだぞ!?と言われたが、「謹んでお断り申し上げます。」と提案退けた第四部終章にて正の女神軍勢として登場するが、彼が仕えているのはあくまでもゼルギウスその人である(この時点でかつての主であるルカンの事は見限っている)。敵対しているとはいえ帝国ひいてはサナキへの忠誠失っているわけではなくゼルギウスへの忠義心を何よりも優先していただけに過ぎないゼルギウスアイク戦いを邪魔させないために奮闘するもミカヤ達に敗れ最後までゼルギウスへの忠義貫いて戦死したゲーム仕様上はゼルギウス撃破勝利条件なので生き延びる場合があるが、物語上の変化はない)。 かつてデインの【四駿ブライス使っていた最強ゼーンズフト」を持ちどのような経緯でこれを手に入れたかは不明)、『暁』においては屈指の強さを持つ強敵。だが、魔法防御15終盤にしては非常に低いため、遠距離魔法連発するだけであっけなく倒すことも可能(上記のとおり、一応ルベール倒さなくてもクリアは可能である)。ミカヤおよびサナキ抵抗手段持たないの民には一切攻撃仕掛けてこない。 キマーシ ベオク。『蒼炎』に登場クラスジェネラル。 タナス公オリヴァー雇われ私兵の長。オリヴァーの命でアイクたちを倒そうとする。オリヴァー行為を悪であると知りながら加担しサギの民の捜索をさせていた。散り際にはそのこと後悔するような台詞残していく。 ゼフレン ベオク。『暁』に登場クラス聖竜騎士ドラゴンマスター)。 ベグニオン帝国軍の聖竜騎士団部隊長第2部序章定期哨戒称して、偶然出くわしたの姫リアーネを捕まえて貴族売り払おうとし、クリミア領空侵犯平然と行うなど、自分たちの利益し考えていない横暴な部隊長ハールとは旧知間柄のようで、ハールを「裏切り者シハラムについて国を捨てた聖竜騎士団恥さらし」と罵り、さらにエリンシアを「ベグニオン帝国頼って国を得ただけの女」と発言するなど他国のことを見下していたが、逆にエリンシアたちに討ちとされるノーズ ベオク。『暁』に登場クラス武将(グローリードゥクス)。 ベグニオン帝国将軍ガリア国境にあるフラゲル砦の守備をしていた。 極度ラグズ恐怖症であり、臆病でネガティブ思考持ち主グレイル傭兵団伴ったラグズ連合侵攻してくると、任務放棄し真っ先逃亡してしまった。ただ、早々に逃亡したことはラグズ連合進行知らせ引き金になり、結果としてムギルを籠城させ、ラグズ部隊進撃妨げることとなったこのためか、事実どうあれセネリオから引き際だけは素晴らしくよかった評価されている。 もっとも逃亡したことには変わらないため責任を取らされ、後に辺境溶岩窟への追撃命じられることになった性格ゆえかラグズユニットで戦闘する酷く驚いてしまうなどどちらか言うと弱いイメージ付きまとう敵将と言えるが、将としては十分な実力備えている。アイク対峙した際には「ええい!我がでなんとかなれ!」と迷言放ち半ば自暴自棄に陥っていた。 フラゲル砦登場時には「スレンドスピア」を装備しているが、再登場時には「銀の長槍」を装備している(なぜか再登場時は武器レベルがスレンドスピアを装備できないレベルになっている)。ほかにも心配症なためか、調合薬聖水装備ガチガチ固めている。 シジオウ ベオク。『暁』に登場クラス狙撃手スナイパー)。 ノーズ副官でフラゲル砦の守備をしていたが、上官ノーズグレイル傭兵団伴ったラグズ連合侵攻してきたとき、彼が任務放棄し真っ先逃亡してしまったので急遽指揮官をすることになった毎夜毎晩ラグズ攻めてくると言い続け、さらに戦闘中に「これはもうダメだ」「我が軍負ける」などと士気を落とす発言までするノーズには内心呆れている様子ラグズ半獣とよぶが、台詞からするとどちらかというと神使派と推測される。 『蒼炎』に登場したノシトヒ同様、ファイアーエムブレムでは珍しい弓兵敵将だが、武器種が弩であるため、直接攻撃しても反撃を受ける。 ロミタナ ベオク。『暁』に登場クラス槍闘士(ハルバーディア)。 ムギル砦の守備当たっていたが、セネリオの作戦によりミスト達が持ってきた睡眠薬入りの酒や食料を、部下一部が「バトラー殿の差し入れ」と解釈して勝手に警備切り上げて寝てしまったために篭城破られ攻め込まれてしまい、その際に何とか城門だけは護ろうと急遽出陣したが、あっさり破られる。 キラーランスを装備しているので迂闊に近づけない敵である。ただし、地形地形だけに弓兵楽に倒せたりもする。 イトッツ ベオク。『暁』に登場クラス聖竜騎士ドラゴンマスター)。 ベグニオン帝国軍の貴族連合軍の指揮官一人自称・セリオラ公爵随一将軍前作戦争英雄アイク知らなかった勝利対す戦略よりも戦後褒章にしか興味がない愚かな指揮官で、敵軍侵攻を知るも手柄独占しようと回り部隊伝えずそのまま討ち破られる死に際まで褒章を気にしていた。ライによるとどこの軍も似たような様で、総司令官不在なうえ、元老議員私欲最優先して他の軍と協力しようしなかったなど、まともな状態ではなかったことがうかがえるベヨナ ベオク。『暁』に登場クラス呪術師ドルイド)。 ベグニオン帝国軍の呪術師ゼルギウスの命により、元老院議員駐屯する野営地物資守っていた。ガリア軍の元老院議員軍の内情見抜いた策をラグズのものでないと見抜く元老院とその行いをあまり快く思っておらず、陰で「俗物め」と罵っているうえ、物資への攻撃にあった際には「いい気味」「痛い目見たほうが世のため」とも発言している。戦闘会話でも元老院への苦言述べており、忠義心はゼルギウスにあるなど、見識のある人物であるということ分かる。 『暁』における数少ない闇魔法使い手でもある。 カジーザ ベオク。『暁』に登場クラス剣武将(ブレイドドゥクス)。 帝国中央軍武将ソゼ峠にてガリア兵と戦っていた。 ゼルギウス命令により、スクリミルゼルギウス一騎討ち妨害されないよう峠を塞ぎアイク達を迎え撃った中央軍の将であるだけに、騎士道それなりに持ち合わせている。 ロンブローゾ ベオク。『暁』に登場クラスは斧騎将グレートナイト)。 元老院の手先でコーエン次期公爵ゼルギウス意向面白く思わない元老院議員期待を「ゼルギウス命令など無視してしまえば良いのです」という単純すぎる考え自分に向けさせ、彼らを喜ばせて自分地位安泰のために大軍率いてラグズ連合別れて兵力減ったタイミング狙いアイク達の首を刎ねに行く。 戦で重要なのは強さではなく数であると豪語し、その言葉どおり大量兵士で砦を攻める。グレイル傭兵団少数の兵と侮っており、死の瞬間までその考え曲げなかった。 倒すことができなかった場合は、ルベール戦闘中止進言しにくる。爵位の低いルベール指示従おうとしなかったが、ゼルギウス腹心(つまり帝国中央軍No.2)の命令無視するわけにもいかず、やむなく撤退するラオ ベオク。『暁』に登場クラス槍闘士(ハルバーディア)。 バルテロメ部下ベグニオン帝国軍のガリア進攻の際、クリミア王国領の々へ無許可侵入徴収称した略奪指揮していた。ジョフレ率い王宮騎士団討伐される。クリミア属国称して見下し殺し(後が面倒だから)をしなければ何をてもいいと言い放ち村の家々を焼くことに躊躇いもせず、それよりもバルテロメ機嫌を損ねるのを懸念するなど、碌な人物ではない。 帝国軍だが、なぜか鎧の色が灰色である。 セルゲイ ベオク。『暁』に登場クラスは弓騎将(アローナイト)。 元老院の手先でクルベア公爵バルテロメ腹心騎士としての誇りより主君の命を絶対としている。バルテロメの命によりクリミア女王エリンシアの和議無視して武装解除したエリンシアを討ち取りクリミア滅ぼそうとしたが、クリミア軍およびグレイル傭兵団反撃劣勢見たバルテロメ見捨てられるシリーズ数少ない弓使い敵将1人防衛対象であるエリンシアを一撃葬りうる銀の弓の使い手であるが、同時に直接攻撃できない装備のために、囲まれ場合ほぼ無力な存在になってしまう。

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