作中における年表
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「ウィザーズ・ブレイン」の記事における「作中における年表」の解説
全て西暦。 21世紀末:積層方閉鎖都市、通称シティ・システムの完成。 2050年代:人口過密問題の解消を目的として、最初の積層方閉鎖都市シティ・ワシントン建設。当時は太陽光発電と月ヘリウム3による核融合を併用するエネルギー供給システムだった。 2050年代後半:シティ・シンガポール、国家政策立案決定システム[光耀(クァンユー)]建造。 2082年3月:シティ代表による〔地球連合〕発足。これにより『国家』が消滅、シティによる自治の時代が始まる。 2163年9月:アルフレッド・ウィッテン、誕生。 2164年8月:アリス・リステル、誕生。 2168年2月:七瀬雪、誕生。 2168年8月:レノア・ヴァレル、誕生。 2168年:黒沢祐一、誕生。 2175年9月:天樹月夜と天樹真昼、誕生。 2177年10月:アルフレッド・ウィッテン、アリス・リステルと初めて対面する。 2178年:フリードリッヒ・ガウス記念研究所、大気制御衛星の開発に参加。開発の中心となったのは、後に《情報制御理論》を発表することになる天樹健三とエリザベート・ザインとアルフレッド・ウィッテンの3名。 2179年10月:2機の大気制御衛星、南北両極の上空へ打ち上げられる。 2179年10月10日:《情報制御》可能なコンピュータの設計図の意図的な流出開始。 2180年:天樹健三とエリザベート・ザインとアルフレッド・ウィッテンの3名により、《情報制御理論》が学会へ発表。 2181年:《情報制御理論》完成。 2182年頃:シティ・神戸に魔法士研究機関〔天樹機関〕設立。 2182年12月:〔地球連合〕代表者会議にてI-ブレインの遺伝制限について極秘決定され、《情報制御理論》創始者3名へ極秘通達される。 2183年1月:〔地球連合〕議会にて、核燃料である月ヘリウム3の枯渇問題が取り上げられる。その対策の一環として、エネルギー供給の90%以上が太陽光発電へと既に移行していた。 2183年3月:世界初の《魔法士》、フリードリッヒ・ガウス記念研究所にて誕生。タイプは「分子運動を制御する能力者」すなわち〈炎使い〉。 2183年4月:世界で二番目の《魔法士》、〔天樹機関〕にて誕生。タイプは「運動係数を制御する能力者」すなわち〈騎士〉。 2183年5月:七瀬雪、《魔法士》実験の被験者に志願。 2183年6月:七瀬雪と黒沢祐一、〔天樹機関〕にてI-ブレイン埋め込み手術を受ける。 2184年3月:シティ・北京自治軍 技術局特務三課にて、《魔法士》〈龍使い〉の研究開始。 2184年4月:レノア・ヴァレル、シティ・ロサンゼルスの研究機関にてI-ブレイン埋め込み手術を受ける。 2184年9月:《魔法士》〈龍使い〉実験中に暴走事故が発生。 2184年10月:《魔法士》〈龍使い〉最初の被験者全員が死亡、第一次実験が終了。 2185年:シティ・北京自治軍により、隔離研究施設《龍使いの島》の建造開始。 2186年2月:シティ・北京自治軍により、隔離研究施設《龍使いの島》が完成、ヒマラヤ山脈上空へ打ち上げられる。 2186年5月:大気制御衛星の暴走により遮光性気体「雲」が大気圏上空へ拡散、シティを支えていた太陽光発電システムが全て停止する(コード514)。冬の時代の到来。 2186年6月:シティ・ミュンヘン、近郊のエネルギー供給プラントの占有権を主張。これを皮切りに第三次世界大戦勃発。 2186年11月:ヴァーミリオン・CD・ヘイズ、マサチューセッツ軍 数理研究所にて誕生。 2186年12月:レノア・ヴァレル、ロサンゼルス軍から脱走。 2187年3月:レノア・ヴァレル結婚、マリア・E・クラインとなる。 2187年10月:シティ・北京、核融合炉の暴走により消滅。 2187年12月:ヴァーミリオン・CD・ヘイズ8歳の誕生日、空賊〔Hunter Pigeon〕による記念撮影。 2188年3月:アフリカ大陸全土の53のシティの核融合炉が同調して暴走、これに伴い682のシティと共にアフリカ大陸消滅、島の点在する巨大海洋となる。これにより大戦は事実上の終戦。 2188年5月:セレスティ・E・クライン、スイス地方のとある村にて誕生。 2188年12月:アルフレッド・ウィッテン、北極の大気制御衛星内にて死亡。 2189年:エリザベート・ザイン、《世界樹》の基本的な着想を得る。 2189年2月:7つのシティの共同研究による、世界再生計画の開始。 2189年6月:天樹錬、モスクワ地方の地下研究所にて誕生。同日、天樹健三、死亡。 2191年6月:李芳美(リ・ファンメイ)、隔離研究施設《龍使いの島》にて誕生。 2192年5月:エドワード・ザイン、誕生。 2194年3月:世界再生計画、開発失敗により断念。シティ・ベルリンとシティ・神戸の共同研究による、天使計画の開始。シティ・マサチューセッツにてシティ・モスクワの協力下、プロジェクトWBFの開始。 2194年7月:千里眼No.7、シティ・マサチューセッツのWBFにて誕生。 2194年12月:シティ・モスクワにて、2代目《マザーコア》換装作業が完了。 2195年:サクラ、〔賢人会議〕として活動開始。 2195年1月:フィア、フリードリッヒ・ガウス記念研究所にて誕生。 2195年3月:エリザベート・ザイン、スイス地方の地下研究所にて死亡。 2195年4月:シティ・ロンドン軍、スイス地方の地下研究所にてエリザベート・ザインの遺体とエドワード・ザインを発見。エドはロンドン軍に保護され、その管理下に置かれる。 2196年6月:二重No.33、シティ・マサチューセッツのWBFにて誕生。 2198年2月:シティ・神戸へ輸送中の《マザーコア》強奪事件が発生、これに伴いシティ・神戸が崩壊(エピソードI)。 2198年6月:シティ・ニューデリー軍を中心とする隔離研究施設《龍使いの島》への攻撃により、《龍使いの島》が消滅(エピソードII)。 2198年7月:〈光使い〉の犯行による二度の機密データ強奪事件が、シティ・マサチューセッツにて発生。二重No.33、犯人の〈光使い〉および関係者と共に行方不明となる。 2198年7月31日:シティ・モスクワの《マザーコア》が突然の停止。 2198年8月10日:エドワード・ザイン、シティ・ロンドン軍によるアイルランド島の研究施設跡の調査で発見された研究サンプルを奪い行方不明となる。 2198年8月22日:シティ・マサチューセッツ軍、アメリカ大陸北方の発電プラントにて、潜伏中の〈光使い〉および関係者、二重No.33を一度は確保するも、犯人は死亡、関係者は逃亡し作戦は失敗に終わる。犯人の逃亡を幇助した二重No.33に対し、マサチューセッツへの国家反逆罪等が適用される(エピソードIII)。 2198年9月:シティ・モスクワにて、WBF導入用の《マザーコア》強奪事件が発生。犯人の1人が目撃されたことで、各地で起きていた《マザーコア》関連の襲撃事件の犯人が〔賢人会議〕と特定され、その本拠地がシティ・メルボルン跡地と判明する。 2198年10月10日:シティ・モスクワ軍、〔賢人会議〕拠点とされるシティ・メルボルン跡地の自治区へ第1次侵攻。〔賢人会議〕に強奪された各シティの《魔法士》のうち59名を奪還した(エピソードV)。 2198年10月12日:シティ・モスクワ軍、〔賢人会議〕拠点へ第2次侵攻。〔賢人会議〕に強奪された各シティの《魔法士》の残る35名全員が逃走に成功し、侵攻作戦は終了する(エピソードV)。 2198年10月27日:《世界樹》、旧フランス地方西部の研究施設跡にて発芽、暴走を始める。シティ・ロンドン軍と要請を受けたシティ・ベルリン軍による合同作戦により、直径50キロメートルほどまで成長したところで暴走は停止する(エピソードIV)。 2198年11月:〔賢人会議〕、ネット通信網を一時的に乗っ取り全シティに対して宣戦布告(エピソードV)。 2199年2月4~5日:シティ・ニューデリーにて「中央招集会議」開催。5日に開催された会議2日目の途中で〔賢人会議〕が乱入、その後の会議は全世界に向けて生中継される(エピソードVI)。 2199年2月:シティ・シンガポールが北極圏内にて〔賢人会議〕と会談。かつて北極圏を他シティと共同統治していたシティ・ロンドンはこれを領空侵犯として北極圏へ派兵、シティ・シンガポール軍と激突する(北極会戦、エピソードVII)。
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