第三次世界大戦勃発
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「レッドサン ブラッククロス」の記事における「第三次世界大戦勃発」の解説
1948年5月13日、ドイツ北米総軍はカナダのケベック州からオンタリオ州へ、そして合衆国へと侵攻。同時に首都ワシントンD.C.と大西洋艦隊の根拠地があるノーフォーク軍港へ反応兵器を搭載したA10中距離弾道弾を撃ち込んだ。混乱のうちに北アメリカ東部は蹂躪され、ドイツに占領される。まだドイツ軍が到達していない地域も合衆国からの離脱を宣言する州が相次ぎ、合衆国は崩壊していく。 政治的な鈍さ故、第二次世界大戦ではほとんど対英支援を行えなかった日本も今度は本格的に参戦。後顧の憂いを断つために、まずインド洋で通商破壊戦を行っていたドイツ水上部隊を撃破し、紅海の出口にあるソコトラ島を占領した。しかしドイツのUボート部隊はパナマ運河から太平洋に進入し、日本からカナダへ向かう輸送船団と死闘を繰り広げる(『死戦の太平洋』1-2)。 1948年秋、ドイツ軍は第二段作戦を開始。アメリカ合衆国南部の油田地帯を制圧して中西部も席巻。抗戦する残存の合衆国に対しては止めの一撃として、冬に西海岸の主要都市サンフランシスコ、ロサンゼルス、サンディエゴに対し反応兵器搭載のA11弾道弾攻撃を行った。これにより合衆国首脳は日英との同盟を決断する。そして、1949年、パナマにて中南米諸国による「臨時汎米会議」が開かれる中、日英米同盟軍とドイツ軍はパナマ運河を巡る争奪戦に向けて軍を動かしつつあった(本編はここまでで中断しているが、冒頭や外伝では、大西洋で優位を確立した日英米枢軸軍が英本土奪回作戦を企図してアイスランドに上陸船団を集結する段階や、アイスランドの枢軸軍輸送船団と戦略爆撃機基地を撃滅すべくドイツ海軍が実施した艦隊決戦「北ノ暴風」作戦、東西に分断されたアメリカを舞台とした第四次世界大戦、その後にドイツが民主化されて日独が和解した世界も描かれる)。
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