水上部隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 03:13 UTC 版)
大西洋打撃艦隊(STRIKFLTLANT) 大西洋打撃艦隊司令官は大西洋連合軍最高司令官隷下の主要海洋作戦司令官であった。大西洋打撃艦隊の主要任務は大西洋戦域内にあって海上優勢を確保して海上交通路を確保し、NATO加盟国の沿岸線を保全して敵軍侵攻を阻止する事にあった。打撃艦隊の主力部隊は第1空母打撃群と第2空母打撃群から成っていた。 大西洋打撃艦隊司令官は第2艦隊司令長官を兼務しアメリカ海軍中将が充てられ、ノーフォークに拠点を置いていた。2005年6月24日に強襲揚陸艦「LHD-7 イオー・ジマ」艦上にて大西洋打撃艦隊司令官の改組式が挙行され、第2艦隊司令部にある海上共同統合作戦卓越センターに引き継がれた。 大西洋連合潜水艦部隊(SUBACLANT) 大西洋連合軍潜水艦部隊司令官は水中作戦や潜水艦運用についての主要専門家として確立され、その拠点をバージニア州ノーフォークに置き、アメリカ大西洋艦隊大西洋艦隊潜水艦部隊司令官(en:ComSubLant)の職にあったアメリカ海軍中将が兼務していた。 大西洋常設海軍部隊(STANAVFORLANT) 大西洋常設海軍部隊はNATO加盟国海軍から供出された巡洋艦や駆逐艦およびフリゲートから成る常設多国籍艦隊であった。1967年の編成以来、常設艦隊は常時運用され、戦術や有効性などの確認の他、NATOの各種海洋軍事行動に対応できるように訓練し有事に備え準備されていた。 大西洋常設海軍部隊は2005年1月1日に常設即応部隊第1海洋グループに改称された。
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