シティ・メルボルン跡地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/30 05:03 UTC 版)
「ウィザーズ・ブレイン」の記事における「シティ・メルボルン跡地」の解説
カール・アンダーソン メルボルン自治区のリーダーで、〔賢人会議〕ことサクラの支援者。その経歴から、「教授(プロフェッサー)」と呼ばれる場面も。 元は物理学者だが、研究に打ち込むより教壇に立つ方が多く、かつてはフリードリッヒ・ガウス記念研究所の付属アカデミーにて教鞭を取り、優れた後任の育成に力を注いできた。彼の講義は“前提知識さえ十分であれば誰もが理解できる”ほど分かりやすく、学生たちからは好評を得ており、ウィッテンからは「あんなに講義が上手い人は見たことない」と評された。ウィッテンや真昼の恩師でもある。エピソードIの序盤において、真昼に数学と歴史の教科書作り(読者にとっては世界観の説明をかねた)を依頼した「メルボルンの近くに学校を作ろうとしている奇特な人」とは、彼である。 天樹健三とは学生時代からの古い付き合いで、その伝によって有能な教え子だったアルフレッド・ウィッテンを健三と引き合わせた、言わば《情報制御理論》の陰の立役者の一人。真昼や月夜とも顔見知りで、誕生日やクリスマスにはプレゼントを贈ったりしていた。 大戦の最中シティ・マサチューセッツから逃亡したウィッテンをメルボルン内にかくまうも、大戦終結後に南極へと去った彼の頼みにより、サクラを実の娘のように育てた。真昼と月夜をメルボルンに招き〔賢人会議〕の支援を依頼したが、メルボルンに侵攻したシティ・モスクワ自治軍の攻撃に巻き込まれて死亡する(エピソードV)。
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