《マザーコア》
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/30 05:03 UTC 版)
「ウィザーズ・ブレイン」の記事における「《マザーコア》」の解説
《マザーシステム》の演算中枢となった《魔法士》のこと。システム安定化のため、演算の邪魔にならないよう感情を除去するロボトミー手術を受けており、植物人間のような状態で生存しているものの、作中では事実上の死亡扱いとなっている。I-ブレインへの負荷が大きく、並みの《魔法士》では起動すらできず、運よく起動できても旧皮質が徐々に崩壊(フリーズアウト)するため、耐用年数は数年程度、シミュレーションでは5年が限界とされた(「最強騎士」七瀬雪をコアに使った神戸や、万全のケアを行ってシステムの“機械部分”の改良に勤めたニューデリーで10年保っているが、これは「奇跡的なほど長い」とされる)。なお、実用化初期にはロボトミー手術を受けていない《マザーコア》も存在していたが、全て1年持たずにシティごと消滅している。最初に《マザーコア》が起動してから既に10年の歳月が流れ、どのシティにおいても《マザーシステム》の停止は時間の問題となっており、各シティは《マザーコア》の維持に全力を注いでいる。しかし《魔法士》を単なるモノとして扱うシステムでもあるため、システムの存在を知る人々からは人権侵害だとして反発の声も強い。
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