〈炎使い〉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/30 05:03 UTC 版)
「ウィザーズ・ブレイン」の記事における「〈炎使い〉」の解説
分子運動制御が使える。分子運動は“熱”を発生させるため、平たく言えば熱気と冷気を操る《魔法士》であり、最初期に開発されたこともあって一般的な《魔法士》の型の一つとなっている。 空気中の窒素から熱を奪い凝固させ、盾にして相手の攻撃を防ぐ、または銃弾や槍状に変化させ攻撃する。その際奪った熱量を空気中に戻し、爆発を起こすことも可能。周囲の物質に対してもほぼ同じことができる。高レベルの〈炎使い〉であれば、一定空間をまるごと凍結させたり、真空を生み出すなどの大規模な攻撃が可能になり、分子配列の変換も可能となる。 《情報制御理論》が発表された後、当時はまだ理論上の存在であった「I-ブレインを持つ人間」を生み出す最初の開発競争が行われていた頃に、フリードリッヒ・ガウス記念研究所にて開発され、2183年3月に《魔法士》第1号として全世界に公表された最初期の《魔法士》。《情報制御理論》創始者であるエリザベート・ザインとアルフレッド・ウィッテンが開発に関わっている。 作中ではアニル・ジュレの他、各シティ自治軍に所属する端役の軍人など、数多く登場する。なお“世界初の〈炎使い〉”については軍服姿の人物という描写しかないが、その前にウィッテンが「シティ・ミュンヘン軍の《魔法士》開発計画に参加」していることから、ミュンヘン軍所属の軍人と推測される。 ☆分子運動制御 分子の運動を自在に操作する。また、熱量を制御して氷を創ったり、逆に熱量を与えたりすることも出来る。ただし、エネルギー保存の法則は無視出来ないので、仮に熱量を奪い去ったらその熱量はその場に残ったままとなる。
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