〈物語〉シリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/19 16:39 UTC 版)
「〈物語〉シリーズ」(モノガタリシリーズ)は、『化物語』(バケモノガタリ)を始めとする西尾維新による小説シリーズ。「化物語シリーズ」とも[注 1]。イラストはVOFAN。講談社BOXより刊行。シリーズ第1作である『化物語』は、2006年11月に同レーベルの最初の刊行作の1つとして出版された。
- ^ 講談社BOXの表紙シールやガイドブックでは「〈物語〉シリーズ」とされているが、奥付の著者紹介欄や講談社BOXのCM、『このライトノベルがすごい!』などでは「化物語シリーズ」という呼称も使用されている。
- ^ 『化物語』『暦物語』『終物語(上・下)』のみ1冊に複数の中短編を収録しているため複数のイラストが収録されているが、その他の巻は基本的に1冊につき長編を1話収録する構成のためモノクロイラストは各巻1枚ずつである。
- ^ 厳密には『傷物語』出版時にアニメ化は決まっていたが、夢のまた夢と考えていたため意識していなかったという[8]。
- ^ 『撫物語』は1冊に1話。
- ^ 原作では巻を追うごとに髪が伸びているらしく「するがデビル」の時点では駿河から「アーティストみたいだ」と評されている
- ^ マウンテンバイクは「するがモンキー」で大破し、シティサイクルは「しのぶタイム」で消滅した
- ^ 実際は周囲に壁を作っていたために「怖い奴」と思われていたらしく、周りからは影で「不動の寡黙」と呼ばれていた
- ^ その件で火憐からもメタフィクショナルなツッコミが入っている。
- ^ 毒舌を矯正した以降に出番が減少したため、暦からは「キャラが薄くなったので出番が減った」と言われたことも
- ^ 「ひたぎクラブ」で5kgになっていた体重が戻った際は、近くにいた暦にも同じだけ重量が追加され、55kgから100kgに増加した。その後別のエピソードで自らの体重を「40キロ台後半強」と強く主張している。
- ^ 神原の「ばる」と戦場ヶ原の「はら」、さらに“神”々の“戦場”というヴァルハラの要素をかけたもの
- ^ 暦と駿河によると「高校を卒業したら毒舌もR-18になった」
- ^ 暦と忍を中心に話が展開しているため、彼女自身の登場は少ない
- ^ 本人曰く、抵抗しているのは「もっとやれ」というサインらしい
- ^ 「しのぶタイム」での本人の発言より
- ^ ひたぎや伊豆湖の発言より。しかし駿河は遠江が結婚時に神原姓に改めたと発言している
- ^ 12月頃に暦によって強制解散(壊滅)されたことが「するがデビル」の中で話されている
- ^ 月火によると「絶対に叶わない恋愛を、安心してやっている」
- ^ この間、「北白蛇神社の神であるクチナワに強要されクチナワのご神体探しに協力していた」と事実(自身の記憶)を捏造していた。
- ^ 「こよみヴァンプ」の時は後ろ一本だったが、その後二本になる。
- ^ おさげを切ったのは暦で、切った髪は暦が保管しているとのこと。
- ^ 「まよいキョンシー」では幼少期から既にこのフレーズを言っていたことが語られている。
- ^ 「バサ姉(ばさねえ)」という呼び名はアニメ版のキャラクターコメンタリーが初出で、作中の忍に対し、その件でメタフィクション的なツッコミが入っている
- ^ その冷え切り方は私生活を説明するだけで複数の友人をなくし、暦でさえそれを目の当たりにして「終わり過ぎるほど終わっている」と激しく取り乱し、ひたぎにも「ああいう人達を親と呼ぶ事はないんじゃないかしら」とまで言われている。
- ^ 本当の目的は、下見に加えメメを探しに行くという二重の名目で日本を離れ、伊豆湖の目を盗むため。最後にとうとうメメを探し当て、日本に連れ帰って間一髪で暦の危機を救った。
- ^ 初めて日本を訪れて日本語を覚えたのが400年前のことだった。
- ^ 全盛期には自由に鏡に映ることもできたという。
- ^ 藤子不二雄の真のファンを自称しており、映画・アニメにも詳しいが、『ドラえもん』の「どくさいスイッチ」を知らなかったりする。
- ^ ただし実戦を重んじる流派であるらしく、作中では空手のそれからかけ離れている技を使用していた。
- ^ 小学生の頃は別行動が多かったらしい。
- ^ 「するがデビル」で火憐が高校に進学してからは「ムーンファイヤー」として単独で活動している。
- ^ 「偽物語(下)」より。この時点(8月)で14歳である(既に誕生日を迎えている)ため、2日以降の遅生まれでもあることがわかる。[独自研究?]
- ^ 暦によると過去のファイヤーシスターズが絡む事件の大半は月火が事態を悪化させたことが原因らしい。
- ^ 街一つに匹敵すると豪語しており、ひたぎからは「誰とでも友達になれる」と評されている。
- ^ この時に撫子と暦との接点ができた。
- ^ 「プチむかつく」の派生なので、それほどむかついてはいないらしいが、明らかに憤慨している際に用いられた
- ^ そのためなのかは不明だが、姉である火憐との生年月が厳密には10か月ほどしか違っておらず、やや不自然である。[独自研究?]
- ^ ただし、このメメは暦と忍が訪れたパラレルワールドの人間であり、厳密には他作品のメメと同一人物ではない。基本的な性格、設定に変わりは無いが、ひたぎと翼、撫子を本名で呼ぶ。
- ^ 泥舟に関しては「つばさファミリー」において、そのことを匂わせる発言をしている(『猫物語(黒)』P162)。また、「なでこスネイク」のオーディオコメンタリーでも、泥舟、余弦についてそれとなく触れている。
- ^ しかし、怪異を放置したのも離婚を促したのもひたぎを慮ってのことであり、戦場ヶ原家から姿を消した後、ひたぎの母が傾倒していた悪徳宗教団体を詐欺で潰している。
- ^ 言っていたことについては「僕の中の黒歴史」と思い出したくもないらしい。
- ^ セカンドシーズンまでは雪野五月名義。
- ^ 泥舟によると「関係者は皆、彼女の下っ端にされる」とのこと。
- ^ しかしひたぎや伊豆湖は、駿河が臥煙姓だったこともあると述べている。
- ^ 原因は大手塾に対抗しようと、各分野の有名な講師達を呼び寄せた結果、逆に彼らの給料を払いきれなくなったことだった。
- ^ アニメ版『化物語』ではジャングルジム、シーソーを始め様々な遊具が設置されており、暦とひたぎが2人仲良く遊んでいる姿が描写された
- ^ 劇中には直接登場していないが、純粋な種は相手を意のままに操ることができる魅了(チャーム)の能力も持っているらしい。
- ^ 「なでこプール」の記述より。しかし『しのぶタイム』で忍が「海に落ちたら泳げばいい」と語っているため、そもそも暦がカナヅチだったのか、本当に泳げなくなるかは不明。
- ^ この能力は、撫子が阿良々木家の鍵を盗んで使っていただけで、本来はない。
- ^ 次項目の日の3日前。
- ^ 告白から約2週間後の5月末の金曜日という記述から
- ^ a b 前項目の翌日
- ^ 忍が暦の影の中にいるため、「つばさキャット」以降であり、暦とデレる前のひたぎが毎日学校で顔を合わせていることから夏休み以前と考えられる[独自研究?]。詳しい時系列は不明
- ^ 「するがモンキー」以降。
- ^ 「なでこスネイク」以降。
- ^ 忍野メメが町を去った後なので「つばさキャット」以降、暦が余弦と出会う以前の下校時であることから夏休み以前と考えられる。[独自研究?]詳しい時系列は不明
- ^ 七夕より前日
- ^ 駿河の部屋の掃除は二度目なので「かれんビー」以前。
- ^ 人捜しを実行したのがこの三日後。
- ^ 「こよみティー」の直後
- ^ 前項目の二日後。
- ^ 前項目の数日後。
- ^ なでこメドゥーサと同時期
- ^ 直江津高校を辞めて1ヶ月以上経過した11月で、編入して5日目が土曜日なことから
- ^ 育、編入後。翼、一時帰国中。羽川が学校に行っていない事を心配されているので平日。[独自研究?]
- ^ 「よつぎドール」直後頃
- ^ 暦の卒業後。月火の髪が長いままなので「こよみリバース」後。
- ^ つきひアンドゥの事件に言及されているため、つきひアンドゥより後で、授業が行われている描写があるため
- ^ 『化物語』『偽物語』監督、『猫物語(黒)』『〈物語〉シリーズ セカンドシーズン』『憑物語』『終物語』『暦物語』『傷物語』総監督。
- ^ 『化物語』シリーズディレクター『傷物語』監督。
- ^ 『偽物語』シリーズディレクター、『猫物語(黒)』『〈物語〉シリーズ セカンドシーズン』『憑物語』『終物語』『暦物語』監督。
- ^ 『花物語』『憑物語』『終物語』音楽。
- ^ 使ったカバー楽曲/アーティスト(声優)は戦場ヶ原/staple stable:四条貴音(原由実)八九寺/帰り道:高槻やよい(仁後真耶子)、神原/ambivalent world:我那覇響(沼倉愛美)、千石/恋愛サーキュレーション:水瀬伊織(釘宮理恵)、羽川/sugar sweet nightmare:星井美希(長谷川明子)
- ^ なお、この登場キャラクターは月火役の井口裕香以外は当時全員「まどか☆マギカ」のメインキャラクターの声を演じている声優である(斎藤千和 = 戦場ヶ原 = 暁美ほむら、加藤英美里 = 八九寺 = キュゥべえ、喜多村英梨 = 火燐 = 美樹さやか、水橋かおり = 扇 = 巴マミで最後のイラストに針玉ヒロキが対象キャラ(なお、八九寺は声がキュウべえの関係上、佐倉杏子を除くフルメンバーのみ収録されており杏子単体は八九寺と暦の会話シーンに登場している)のイラストを描いている。)。
- ^ 登場キャラクターは、悪魔ほむら、火憐+月火&マミ、さやか&斧乃木、百江なぎさ&神原、佐倉杏子&忍野忍、羽川、アルティメットまどか、戦場ヶ原+八九寺(途中でキュゥべえにかわる)、千石の15人+1匹。
- ^ なお、暦は忍の影として登場。
- ^ 例を取ると戦場ヶ原は頭にカニのハサミ、羽川は猫耳姿、忍はコウモリの羽根と胸部がドーナツに変わり、ドッペル(特殊技)発動時に千石は蛇神、八九寺は迷い牛(カタツムリ)、羽川はブラック羽川と苛虎を合わせた姿、神原はレイニー・デヴィル、忍はキスショット、戦場ヶ原はおもし蟹になる。
〈物語〉シリーズ
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「モンスターストライク」の記事における「〈物語〉シリーズ」の解説
開催期間:2017年8月8日~9月4日 TVアニメ『終物語』完結編二夜連続スペシャル放送を記念したコラボ。初めてコラボキャラがガチャの「おまけ」で排出された。
※この「〈物語〉シリーズ」の解説は、「モンスターストライク」の解説の一部です。
「〈物語〉シリーズ」を含む「モンスターストライク」の記事については、「モンスターストライク」の概要を参照ください。
〈物語〉シリーズ
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詳細は「〈物語〉シリーズ」を参照 イラストレーションは小説本編はVOFAN、アニメ関連の書籍は渡辺明夫。発行は講談社BOX。 巻数タイトル初版発行日付ISBN1化物語(上) 2006年11月1日 ISBN 978-4-06-283602-9 2化物語(下) 2006年12月1日 ISBN 978-4-06-283607-4 3傷物語 2008年5月7日 ISBN 978-4-06-283663-0 4偽物語(上) 2008年9月1日 ISBN 978-4-06-283679-1 5偽物語(下) 2009年6月10日 ISBN 978-4-06-283702-6 6猫物語(黒) 2010年7月28日 ISBN 978-4-06-283748-4 7猫物語(白) 2010年10月27日 ISBN 978-4-06-283758-3 8傾物語 2010年12月24日 ISBN 978-4-06-283767-5 9花物語 2011年3月31日 ISBN 978-4-06-283771-2 10囮物語 2011年6月28日 ISBN 978-4-06-283776-7 11鬼物語 2011年9月28日 ISBN 978-4-06-283781-1 12恋物語 2011年12月20日 ISBN 978-4-06-283792-7 13憑物語 2012年9月26日 ISBN 978-4-06-283812-2 14暦物語 2013年5月20日 ISBN 978-4-06-283837-5 15終物語(上) 2013年10月21日 ISBN 978-4-06-283857-3 16終物語(中) 2014年1月29日 ISBN 978-4-06-283861-0 17終物語(下) 2014年4月1日 ISBN 978-4-06-283868-9 18続・終物語 2014年9月19日 ISBN 978-4-06-283878-8 19愚物語 2015年10月5日 ISBN 978-4-06-283889-4 20業物語 2016年1月15日 ISBN 978-4-06-283892-4 21撫物語 2016年7月27日 ISBN 978-4-06-283898-6 22結物語 2017年1月12日 ISBN 978-4-06-283900-6 23忍物語 2017年7月20日 ISBN 978-4-06-283902-0 24宵物語 2018年6月14日 ISBN 978-4-06-511992-1 25余物語 2019年4月15日 ISBN 978-4-06-515225-6 26扇物語 2020年10月28日 ISBN 978-4-06-521158-8 27死物語(上) 2021年8月19日 ISBN 978-4-06-524454-8 28死物語(下) 2021年8月19日 ISBN 978-4-06-524455-5 『佰物語』(2009年8月4日、ISBN 978-4-06-215369-0):: 西尾維新脚本によるドラマCD。イラストレーションは渡辺明夫。 『アニメ『化物語』副音声副読本 上』(2012年4月24日、ISBN 978-4-06-283799-6) アニメ『化物語』のDVD&Blu-rayに収録された副音声の脚本集。第1話 - 第7話(「ひたぎクラブ」「まよいマイマイ」「するがモンキー」)を収録。 『アニメ『化物語』副音声副読本 下』(2012年6月19日、ISBN 978-4-06-283806-1) アニメ『化物語』のDVD&Blu-rayに収録された副音声の脚本集。第8話 - 第15話(「なでこスネイク」「つばさキャット」)を収録。 『化物語アニメコンプリートガイドブック』(2010年10月28日、ISBN 978-4-06-216226-5) 書き下ろし短々編「ひたぎブッフェ」「まよいルーム」「するがコート」「なでこプール」「つばさソング」を収録。 『偽物語アニメコンプリートガイドブック』(2012年9月27日、ISBN 978-4-06-217932-4) 書き下ろし短々編「ひたぎネック」「かれんアームレッグ」「つきひエターナル」「しのぶハウス」を収録。 『化物語入門編(2013年9月13日、ISBN 978-4-06-218659-9) 再録作「ひたぎクラブ」「こよみフラワー」、書き下ろし作「ひたぎコイン」収録。 『副物語(上) アニメ偽物語&猫物語(黒)副音声副読本』(2015年8月11日、ISBN 978-4-06-219697-0) 『副物語(下) アニメ偽物語&猫物語(黒)副音声副読本』(2015年9月17日、ISBN 978-4-06-219744-1) 『傷物語 涜葬版(2015年12月22日、ISBN 978-4-06-219948-3) 『傷物語』の特装版。 『混物語』(2019年2月6日、ISBN 978-4-06-513292-0) 〈物語〉シリーズと他シリーズのクロスオーバー短編集。イラストレーションは渡辺明夫。
※この「〈物語〉シリーズ」の解説は、「西尾維新」の解説の一部です。
「〈物語〉シリーズ」を含む「西尾維新」の記事については、「西尾維新」の概要を参照ください。
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