仮面ライダー電王の登場キャラクター
(仮面ライダー電王シリーズの登場キャラクター から転送)
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仮面ライダー電王の登場キャラクター(かめんライダーでんおうのとうじょうキャラクター)では、特撮テレビドラマ『仮面ライダー電王』、およびその関連作品に登場するキャラクターについて記述する。
注釈
- ^ イマジンの場合、人間に憑依して変身することがあるため。
- ^ 初期はイマジンの声と共に良太郎の声も発せられているが徐々にイマジンの声のみとなった。また第3話ではモモタロス憑依中の途中から終盤は、佐藤のみの声でモモタロス役の関の声ではなかった。第10話終盤でキンタロスが初めて良太郎に憑依した時も佐藤の声とキンタロス役のてらそまの声が両方聞こえるようになっていた。『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』では良太郎の声と憑依しているイマジン(ウラタロス)の声の両方が発せられたが、ウラタロス役の遊佐の声はかなり抑えられ佐藤の声がはっきり聞こえるような演出が採られた。
- ^ 自転車で木の上に飛んだり、不良に殴られてカツアゲされたりなど。尾崎曰く「良太郎くんの運の悪さはギネス級」。
- ^ モモタロスが犯罪の片棒を担いだ時は、モモタロスが謝罪するまで力を借りようとしなかった。
- ^ この際に瞳の色が青から素の色に戻っていたことから、ウラタロスではなく良太郎本人が返答したことが示唆されている。
- ^ この時聴いている曲は「Climax Jump Hip-Hop Version」、または「Double-Action Gun form」。
- ^ ファイナルカット版ではモモタロスが命名したことに変更され、モモタロスが命名する描写の追加と、江戸時代でハナが小太郎を命名したとするモモタロスの台詞が削除されている。
- ^ 良太郎を演じる佐藤の都合に伴った設定。
- ^ 少年の姿になってしまったことを愛理含め3人に説明する描写はないが、青年と少年の良太郎が同一人物であるという認識はある。
- ^ 『クライマックス刑事』ではネガタロス軍団の大人相手に互角に戦い、『さらば電王』では亡霊イマジンを踏みつけ、『超・電王』ではゲルニュートたちを拳やキックで叩きのめし、『EPISODE YELLOW』では時間警察の巡査を跳び蹴りで倒している。
- ^ これは時計の秒針をデザインしている。
- ^ 途中で旗が倒れると「手の甲を頬につけ驚く」という独特のポーズをとり、食堂車から去っていく。
- ^ 演じる中村自身も、野菜が嫌いで実際にシイタケが嫌い。
- ^ 後者は負傷による離脱。
- ^ 『EPISODE BLUE』ではこの点が特に強調されているほか『さらば電王』ディレクターズカット版でもNEWデンライナーから降りた直後に犬の糞を踏むなど、良太郎譲りの運の悪さの一端を表したシーンが描かれている。
- ^ 『EPISODE BLUE』では、愛理からはその部分が「良ちゃんに似ている」と勘づかれたが、尾崎と三浦は、顔や性格からにして「全然タイプ違う」と言っている。
- ^ 漫画版では名前ではなく祖父の良太郎の「人生はクライマックスだ」という台詞が恥ずかしかったことから嫌っているという設定となった。
- ^ ジークとゴーストイマジンは例外。
- ^ この着ぐるみの一部は、『仮面ライダーキバ 魔界城の王』に登場している。
- ^ 『俺、誕生!』におけるイマジン姿での戦闘に合わせ、イマジン担当のデザイナーである韮沢靖が再考したが、キンタロスアックスはキンタロスの登場回から存在する(武器名が「個人名の一部と武器の種類の組み合わせ」でないのはこのため。デザイナーは他と同じく韮沢靖)。
- ^ 本人曰く、桃太郎は子供のころ、ヒーローだったとのこと。
- ^ 『仮面ライダーディケイド』では門矢士や小野寺ユウスケに憑依した状態でも変身している。
- ^ 元々は『俺、誕生!』用に製作された小道具で、ウレタンを芯材に巻き、削り出しで作られた[13]。名称はデンカメンソード・モモソードとの混乱を避けるために配慮されたもの[13]。
- ^ この台詞の前に「俺に前振りはねえ!」と言うこともある。脚本を担当した小林靖子は、本来はこの台詞が先に浮かんでおり、「クライマックス」に関しては後から勢いで足しただけで決め台詞にするつもりはなかったことを明かしている(東映公式ホームページ第37話予告参照[リンク切れ])。
- ^ スーツアクターの高岩成二のアドリブによるもの[14][15]。
- ^ 例として唐辛子を口にすると寝てしまい、ハナのパンチを食らっても寝ているなど。これはキンタロスも同様。
- ^ 高岩が、全員で犬を追いかけても仕方ないとの判断から取り入れたアドリブによる[14][15]。
- ^ ウラタロスに関しては初登場の5話では名付け親なこともあり、正しい呼び方をしていた。
- ^ 高岩のアドリブによるもので、その後脚本にも明記されるようになった[14][15]。
- ^ テレビシリーズ第44話では、アルマジロイマジンを「ザリガニ野郎」、『クライマックス刑事』では、ネガタロス/ネガ電王を「モノマネ野郎」、『さらば電王』では、死郎/幽汽 ハイジャックフォームを「幽霊野郎」、『EPISODE YELLOW』では、海東大樹を「ダイオキシン」、『レッツゴー仮面ライダー』ではアンクを「金髪トサカ/トサカ野郎」、『仮面ライダージオウ』ではアナザー電王を「ニセ電王野郎」と呼んだことも。
- ^ 映画『超・電王』、『ディケイド』の「響鬼の世界」(『ディケイド』の第18話でディエンドに召喚された別個体)。後者は「響鬼の世界」の鬼(仮面ライダー)たちを気持ち悪がってすらいる。
- ^ 『ディケイド』ではクウガ/ユウスケに敵と間違えられて蹴りを喰らい、『超・電王』ではオニ一族に襲われている人を助けようとしたものの、逆にオニ一族の仲間と間違われてしまった。
- ^ 実際、テレビ版の後半以降は良太郎よりもモモタロスの不運が大きく描写されることが増えている。
- ^ ただし、「俺、参上!」といった決め台詞や、自分の攻撃に「俺の必殺技」と付ける、プリン好きであることなど性格は変わっていない。
- ^ その際アナザー電王に「卑怯」と非難されるが「俺は最初から最後までクライマックス」と意に介さない様子だった。
- ^ この時「Climax Jump」の一節を口ずさみながら現れた。
- ^ テレビシリーズ第24話まで「大岩永徳」名義。
- ^ a b c 『仮面ライダーディケイド』では光夏海に憑依した状態でも変身している。
- ^ 先に良太郎に憑いていたモモタロスを一応「センパイ」と呼ぶが敬意は全くない。
- ^ 本人いわく「こんなところでの釣りは趣味じゃない」。
- ^ もちろん本物ではなく、頼まれただけである。
- ^ 彼に関する脚本が未完の状態で早期発表されたためか、『宇宙船』など一部の資料では、彼も良太郎がイメージしたと記述されている[要文献特定詳細情報]。
- ^ 斧を持つという設定は登場の時点で既に決まっており、ドクトルGの斧のオマージュとなっている[30]。
- ^ ただし14・16話ではモモタロス、21・26話ではリュウタロスのこともフルネームで呼んでいる。
- ^ キンタロスは尾崎のことを「3個でナンボの軽い男」と本人に対して酷評している。
- ^ その際に「涙はそれ(これ)で拭いとき!」と言うこともある。
- ^ ただし、番組後半になるにつれて寝ている間にモモタロスが八つ当たりしようとすると、近くにあったトレーなどでちゃっかりガードするようになった。
- ^ 「亡き者」の「亡き」を「泣き」と勘違いするなど。
- ^ ただしこの設定は、物語進行に従い薄れている。
- ^ スタッフによると「ドラゴンは昔話によく出てくるので採用した」とのこと[誰?]。また『イマジンあにめ』では、『龍の子太郎』を元にした話がある。
- ^ 弾着が実際に仕込めるように、樹脂の芯材が銃身部分に仕込まれ、空洞となっている[33]。
- ^ 『俺、誕生!』では侑斗が用意したクライマックスシーンの話に乗り侑斗に協力している。
- ^ 名前がデネブなので、製作側はどうにかモチーフを鳥に結びつけたかったらしく、弁慶→牛若丸→鞍馬山→烏天狗→カラスの連想からカラスに決まった。
- ^ ウラタロスを「カメタロス」、キンタロスを「クマゴロー」と呼んだりする。
- ^ ただし、足し算ができない。
- ^ ジークに「料理番」扱いされている。
- ^ 飴玉、ペロペロキャンディー、チュッパチャップスの3種類があり、ダミーのものと実際に食べられるものが混在している[36]。
- ^ ただし、走力に関しては鈍足である。
- ^ ただし、後述のパラレルワールドでは彼を「良太郎」と呼んでおり、彼の孫である幸太郎には、良太郎と区別するために「幸太郎」と呼んでいる。
- ^ デザイナーの韮沢は、ジークの外見についてはその設定から鳥のヒーローである『変身忍者 嵐』をデザインモチーフにしたことを述べており、ウイングフォームに合わせて優雅な感じに羽を使って白と金と青のカラーリングにしている[出典 4]。また、コブハクチョウに準じた嘴や足が黒く塗られたカラーリングのものも描かれたが、『仮面ライダー剣』のアンデッドのようになったため、白い全身となった[20][40]。
- ^ 実際、モモタロス、ウラタロス、キンタロスをそれぞれ「お供その1、その2、その3」、リュウタロスを「小坊主」、デネブを「料理番」、M小太郎を「茶坊主」と呼んでいる。
- ^ スーツアクター・渡辺淳の息子であることが『オールライダー超スピンオフ』の第16話で語られている。
- ^ 本人曰く「教養の差」らしい。
- ^ 同時にその性格上、状況をややこしくさせかねないという理由などからコハナやモモタロスたちにあえてほったらかしにされるからでもある。
- ^ そのあまりの役立たずぶりに、終盤でモモタロスから「てめえはまた結局何にしに来てたんだよ!?、何か役に立ったのか!?」と文句を言われ、本人は「私のおかげで、この(デンライナーの)食堂車に癒しの空気が満ち足りたであろうが?」と反論するが、モモタロスからは「てめえは空気清浄器か!?」と揶揄された。
- ^ この名前は、彼の企画時の呼称でもあり、腹周りや胸に「N」、肩と胸の間の蛇腹に「E」、円いパーツに「O」の3文字を配置している[20][45]。
- ^ 『超・電王』ディレクターズカット版でも、彼の存在感の薄さを表しているシーンがさらに追加されている。
- ^ オーナー曰く「繋がりが強すぎた」。
- ^ 『EPISODE BLUE』では、ドッペルゲンガーの情報収集をしに来た幸太郎に、良太郎と似たものを感じていた。
- ^ 良太郎に振る舞う手料理はズレた健康法が原因と思われていたが、第16話で自ら作ったニンニクワサビおにぎりを一人だけ美味しそうに食べている。
- ^ この直前、1年後の良太郎とも会っており、良太郎がイマジンと戦っていることも知っているが、これらの記憶も失った。
- ^ 『クライマックス刑事』でも、良太郎の弁当を届けるためにデンライナー署にやってきて、そこでリュウタロスと初めて対面するが、本人は動揺することなく彼に良太郎の弁当を渡した。
- ^ 本名が明らかになる前は脚本やあらすじなどでは「過去の男」「外套の男」「懐中時計の男」[1]「帽子の男」などと表記しており、侑斗との区別のために正体が明らかになった後もこちらに準じているものもある。
- ^ 『超・電王』では敵を騙すためにオーナーに扮したことがある。
- ^ 日付の順番はバラバラで、多数の付箋と書き込みがある。
- ^ イマジンが飛んだ先の自分は灰化する代償がある。
- ^ そのためにハナが本物の分岐点の鍵であることに当初は気付かなかった。
- ^ しかしデネブ曰く契約自体まともでは無い。
- ^ そもそも仮面ライダー電王自体が最初「多重人格ヒーロー」を考えていたものの、放送コードの問題で没になり怪人の憑依という形に落ち着いた経緯がある(白倉・小林〔対談〕、『DEN-O PERSPECTIVE』p.19)。
- ^ 「週刊仮面ライダー OFFICIAL DATA FILE」では「ヒッポハンド」ではなく、「ヒポハンド」と記載されている[要文献特定詳細情報]。
- ^ 韮沢『SAY YOUR WISH…』掲載のデザイン画では「AX ARM」[57]、テレビ朝日公式サイトなどでは「アックスハンド」[51]などと紹介されている。
- ^ カタツムリは雌雄同体の生物。
- ^ デザイナーはモモタロスを『タイガーマスク』に見立て、その宿敵キャラの立ち位置で制作したと語っており、頭部はモモタロスに似せた物になっている。デザインイメージは銀色の悪のモモタロスと死神[44]。
- ^ デザイン画では「グリムリーパー」という名称であった[44]。
出典
- ^ a b c d e f 宇宙船YB 2008, p. 8.
- ^ 「宇宙船vol.124特別付録 宇宙船 YEARBOOK 2009」『宇宙船』vol.124(2009.春号)、ホビージャパン、2009年4月1日、別冊p.13、ISBN 978-4-8942-5854-9。
- ^ 『仮面ライダー超辞典』監修:石森プロ・東映、双葉社、2011年7月24日。ISBN 978-4-575-30333-9。
- ^ 『電王』の終点! - 仮面ライダー電王(東映公式)
- ^ 安田猛(編)「この時間を、永遠に――。仮面ライダー電王」『NEWTYPE THE LIVE 特撮ニュータイプ』2008年1月号、角川書店、2008年1月1日、11頁、雑誌 17011-01。
- ^ a b 超HF1 2007, p. 28.
- ^ DVD第2巻の未使用映像集より。
- ^ 東映公式ホームページ第44話予告[要文献特定詳細情報]
- ^ 『レッツゴー仮面ライダー』でのテディの台詞より。
- ^ 『レッツゴー仮面ライダー』劇場パンフレットより[要文献特定詳細情報]。
- ^ 『さらば電王』劇場パンフレット「Cast Interview 桜田通」
- ^ a b c d e f 特写R 2017, p. 25.
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- ^ 清原伸一(編)「トピックインフォメーション 仮面ライダー電王」『週刊 仮面ライダー オフィシャルデータファイル』第71号、デアゴスティーニ・ジャパン、2009年8月11日、31頁、雑誌 23812-8/11。
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- ^ 清原伸一(編)「怪人図鑑 カイ(仮面ライダー電王)」『週刊 仮面ライダー オフィシャルデータファイル』第93号、デアゴスティーニ・ジャパン、2009年11月3日、19頁、雑誌 23811-11/3。
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- ^ SAY YOUR WISH… 2008, p. 60, MOLE IMAGIN モールイマジン.
- ^ 韮沢『SAY YOUR WISH…』pp.58-59。
出典(リンク)
- 1 仮面ライダー電王の登場キャラクターとは
- 2 仮面ライダー電王の登場キャラクターの概要
- 3 脚注
- 仮面ライダー電王の登場キャラクターのページへのリンク