ロケット・宇宙船
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「MOONLIGHT MILE」の記事における「ロケット・宇宙船」の解説
ISS 実在する宇宙ステーションだが、本作では月の開発が国際的に進められているため、その拠点として規模・利用率ははるかに大きい。 ホーナー ルナネクサス計画のために地球軌道上で建造された月往還船。先頭の操縦ユニットと最後部のエンジンユニットをフレームで繋ぎ、そこに最大4個の貨物コンテナを挟み込んで輸送する。操縦ユニットの左右に月面着陸船を接続したタイプも存在する。 複数が建造(作中では7号機、8号機が確認されている)され、無人型がガリレオより先行して月に向かい、基地建設用資材を月面に投下した。その後は資材や交代要員の輸送に使用されている。 名前の由来は中止されたアポロ19号の乗組員から。2012年の1号機の発進は、存命だったホーナー本人の手で行われた。 ドネルケバブ号 ドイツ・コスモインビス社製の空中発射式ロケット。民間企業初となる20tクラスカーゴである。 成層圏での打ち上げ直前に、母機がネオナチによる爆弾テロに遭う。母機からの発射には成功するものの予定高度に達せず、オーストラリア・シドニーに落下する危機を迎えることになる(ドネルケバブ号事故)。 コックピットとエンジンを繋ぐ棒状のフレームの周りを、貨物や外壁が取り巻いている外見が名前の由来と思われる。 ナイトメア アメリカ宇宙軍が極秘に開発したスペースプレーン。2013年1月にロストマンとブライアンの操縦で最初の実戦フライトに成功。これも極秘に建造された米軍所属の宇宙ステーション「エンタープライズ」に兵員35名を送り込む。 存在が公表されることはなかったが、ジェットエンジンと核融合ロケットを組み合わせた推進方式、飛行機のように滑走路を使って離着陸する運用方法、ペイロード能力、使い捨てる部品がない完全リサイクル等、同時代のロケットを完全に凌駕する性能を持っていた。 オリオン アメリカが開発した2代目スペースシャトル。2013年12月に第1次月遠征隊を乗せて地球軌道に打ち上げられた。打ち上げ能力は拡大されているが、基本的な構成や運用方法は初代スペースシャトルと同じである。 「オリオンの盾」での使われ方(オービタの液体水素タンクを放射線防護壁として使用)から、初代シャトルと同じ、液体水素エンジンを使用していると考えられる。 ガリレオ ルナネクサス計画・第1次遠征隊を月に送り込むため、地球軌道上で建造された有人宇宙船。ロケットと着陸船をあわせたような形のメインユニットの周りを、四つの居住ユニットが取り囲むような構造となっている。 第1次遠征隊が到着した出発直前に大規模な太陽フレアが発生。緊急対処計画「オリオンの盾」を実行する。 イーグル号 マギーが月に行くのに使用した輸送船。効率を重視した半球型をしている。同型機が多数存在する(イーグルという名前が固有名なのか型式名なのかは不明)。また、マギーが乗ったのは輸送船型だが、理代子や耕介が利用した旅客船型も存在する。 H-IIA 実在する日本の国産ロケット。本作では日本は有人型の後継機H-IIIの開発に失敗し、ロケット事業からは撤退しているため、このH-IIAは博物館の展示品を入手、再整備したものである。 宇宙に戻って理代子と我が子に逢うという吾郎の思いと、日本単独での有人宇宙飛行が悲願であった日本のロケット技術者たちの思いを乗せ、再びエンジンに火を入れる。 ふじ2号 H-IIAで打ち上げられた国産の一人乗りカプセル型有人宇宙船。実際に構想されていたカプセル型有人宇宙船「ふじ」が原型だが、形状は実際の「ふじ」とは異なり、むしろアポロ司令・機械船に近い物になっている。対外的な宣伝のため、船体にGORO便のほか、国内企業のロゴが描かれている。 テロで死んだ技術者たちの遺骨を納めたカプセルも共に打ち上げられ、衛星軌道で散骨葬が行われた。 キャッチャー船 旅客スペースプレーンから放出される貨客カーゴを輸送する小型船。カーゴとのドッキング用に、ロボットアームを一機搭載している。
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ロケット・宇宙船
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固体燃料ロケット(の原型)- 火箭(1000年頃、中国) 液体燃料ロケット - ロバート・ゴダードらが開発(1927年3月16日) 宇宙空間(高度80km)に到達したロケット - V2ロケット(1942年10月3日、ドイツ) 高層大気観測ロケット - WACコーポラル(1945年9月26日) 再使用型宇宙往還機 - スペースシャトルコロンビア(1981年4月12日宇宙空間を初飛行、アメリカ)試験機のエンタープライズは1977年2月18日初飛行。 民間開発の宇宙船 - スペースシップワン(2004年) アマチュアが開発した宇宙ロケット(高度100km越え)- GoFastロケット(2004年打ち上げ成功) 宇宙ステーション 宇宙ステーション - サリュート1号(1971年4月19日打ち上げ) 宇宙に行ったヒューマノイド - ロボノート2(2011年2月27日) 動物ミッション 宇宙に行った動物 - V2ロケットに乗ったミバエ(1947年2月20日打ち上げ)地球に生還した初の動物でもある その後、サル、イヌ、ウサギ、カエル、モルモット、ネコ、カメ、カダヤシ目の魚、クモ、イモリ、寄生バチ、コクヌストモドキ、クマムシ、アメーバ、植物、菌類、ニワトリの受精卵、カイコ、マダガスカルゴキブリ、メキシコトビマメ、チョウ、アルテミア、サバクオオゴミムシダマシ、コオロギ、カタツムリ、コイ、メダカ、ウニ、クラゲ、チンパンジーなどが宇宙に行っている。 宇宙に行った哺乳類 -V2ロケットに乗ったアカゲザル(1949年6月14日打ち上げ)続いて、ハツカネズミやイヌがロケットに乗り宇宙へ行った。 地球軌道を周回した動物 - スプートニク2号に乗ったライカ犬(1957年11月3日打ち上げ、ソ連)地球軌道を周回して地球に生還した動物 - スプートニク5号に乗ったイヌのベルカとストレルカ(1960年8月19日打ち上げ) 深宇宙に行った動物 - ヨツユビリクガメ、チーズバエ、ミールワームなどが月軌道を周回(1968年9月14日打ち上げ) 宇宙空間に直接曝されて生き残った動物 - フォトンM3に乗ったクマムシ(2007年9月) 宇宙で卵を身ごもった動物 - フォトンM3に乗ったゴキブリ(2007年9月)地球に戻って無事産卵。 宇宙で生まれた(孵化した)動物 - 不明 有人ミッション 有人宇宙飛行 - ユーリイ・ガガーリン搭乗のボストーク1号(1961年4月12日打ち上げ、ソ連) 宇宙食 - ボストーク2号搭乗のチトフ飛行士が宇宙空間で初めて食べ物を口にした(1961年、ソ連) 宇宙遊泳 - ボスホート2号に搭乗したアレクセイ・レオーノフ(1965年3月18日、ソ連) 有人月周回 - アポロ8号(1968年12月21日、アメリカ) 人類月到達 - アポロ11号(1969年7月20日、アメリカ)降り立った人物はニール・アームストロング。 宇宙旅行 - デニス・チトー(2001年)
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ロケット・宇宙船
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「オリオン (曖昧さ回避)」の記事における「ロケット・宇宙船」の解説
オリオン計画 - アメリカの原子力ロケット計画。 アポロ16号ミッションにおけるアポロ月着陸船(LM-11)の名称。「オライオン」とも。 オリオン (宇宙船) - コンステレーション計画における、スペースシャトルに代わるNASAの次世代有人宇宙船。 ORION - NROのシギント用偵察衛星。
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