ロケット兵器とは? わかりやすく解説

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ロケット兵器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/13 02:08 UTC 版)

アメリカ爆撃機計画」の記事における「ロケット兵器」の解説

オイゲン・ゼンガーは翼を備えたロケット多数設計している。今日、最も良く知られているのはオイゲン・ゼンガー第二次世界大戦前設計したズィルバーフォーゲル(Silbervogel)と呼ばれる宇宙爆撃機である。また、A4bロケットV2ロケット有翼型)が1944年後半から1945年前半までの期間、繰り返してテストが行われていた。また、A9/A10ロケット通称アメーリカ・ラケーテ(Amerikarakete)はICBM大陸間弾道ミサイル)として計画されていたが計画どまりだった。

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ロケット兵器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 06:29 UTC 版)

覇者の戦塵」の記事における「ロケット兵器」の解説

10kg噴進爆弾 陸軍開発した航空機搭載型噴進爆弾ドイツから提供され航空機搭載型ロケット弾詳細不明)を参考開発されており、主翼下に装備したレールから発射される対空用の焼夷弾頭と対戦車用徹甲弾頭が存在し飛翔経路が7.7mm弾の弾道類似しているため、機首機銃狙い付けてから発射する様子描写されている。一式戦二式単戦最大4発、四式戦最大6発搭載可能。シベリア戦線において初め実戦投入され、以後ニューギニア戦線ビルマ戦線でも使用されている。 ロタ砲 陸軍第七技術研究所鉄嶺分所開発した歩兵携行用の対戦車噴進砲ドイツから提供されパンツァーシュレック原型としており、砲弾原型同様にタ弾成形炸薬弾)が使用されている。ただし、試作型の7cm噴進砲弾道安定法はパンツァーシュレック史実ロタ砲と同じ砲弾旋転式だが、量産型の10cm噴進砲では有翼弾変更されている。 7cm噴進砲沿海州ハンカ湖畔での戦いに、10cm噴進砲ミッドウェイニューギニア戦線投入されソ連軍BT戦車T-34中戦車米海兵隊M4中戦車撃破している。 丸大兵器 海軍技術研究所主導元に開発され射程20,000m級の航空機搭載型試作対艦噴進爆弾全長5m全幅5m外径約1m、自重2t強の有翼爆弾で、大型艦一撃撃破できる1.2tの弾頭を持つ。主機火薬ロケットで、約650km/hまで加速する発射母機が距離40,000mから電探で測的を開始、高度4,000m・距離20,000mで発射その後少しずつ高度を落として高度10mまで降下し目標舷側命中させる方式採用されている。 強化される機動艦隊対空砲火への対策として開発急がれていたが、母機からの電探測的の測定誤差丸大兵器目標との距離測定方法、高度10mという低空飛行自律制御確立等に問題抱えていた。 史実における桜花と同じ秘匿名称と似た特性を持つ兵器だが、大田大尉関与については明らかにされていない丸大兵器改 海軍航空技術廠主導元に開発され射程7,000m級の航空機搭載型試作対艦噴進爆弾原型丸大兵器比較する小型・軽量化主眼とした改設計施されており、全長4 - 5m外径45cm自重約700kgと航空魚雷並み外径重量抑え主翼尾翼折畳式手動)とすることで、既存攻撃機爆弾倉への搭載可能にしている。丸大兵器同様に主機火薬ロケットだが、本体小型・軽量化と偶然発見され後退翼採用により、亜音速まで加速することが可能になった。その一方で弾頭重量原型の約1/5の250kgまで低下したため、破壊力大きく低下している。 弾頭強度炸薬の不足から直撃させても舷側装甲貫通できないため、目標直前丸大兵器改着水させ、分離した弾頭のみを海面反跳させて減速水中爆発より目標に被害与えるという反跳爆撃参考にした方式変更された。以後丸大兵器改系列兵器用いた対艦攻撃は「空中雷撃」と呼称されている。 当初丸大兵器同様に測的を母機の機載電探依存していたため、低命中率克服出来ておらず、着水後の弾道不安定だったこのため着水実験繰り返して弾頭最適形状探りつつ、音響追尾装置追加装備による命中率改善試みられていた。 翔竜一一型 海軍開発・実用化した射程7,000m級の航空機搭載型対艦誘導噴進爆弾基本的に丸大兵器改改良型で、目標までの距離測定精度向上用に小型電探弾頭追加されている。 その後命中率の向上と航空魚雷並み破壊力を得るため、距離測定用の電探誘導装置組み込み、更に着水後に水中弾同様の水中弾道をとる形状変更され弾頭採用されている(片舷に3発命中させれば正規空母でも撃沈可能と判断されている)。実戦部隊では、水上見張電探装備した電探機が翔竜搭載した小隊3機を攻撃位置まで誘導する接敵方法実施している。 珊瑚海航空戦において、第五二一航空隊陸上爆撃機銀河」が空中雷撃によりエセックス級正規空母撃破している。開発時に想定されていた母機は「銀河」だったが、実用化後は「銀河」隊のみならず基地航空隊陸攻隊や陸軍重爆隊にも魚雷代わる対艦攻撃兵器として配備進められている。 史実における特別攻撃隊とほぼ同様のインパクト米軍にあたえることになり、以後米軍史実同様にレーダーピケット艦配備など機動部隊防空体制格段に強化することになる。翔竜四一型揚陸艦艇攻撃用として一一型を基に同様の射程有するものとして開発され地上発射型翔竜(中翼・翼固定式)。その内無誘導型の四一型甲がサイパン島海兵隊配備されたが、翔竜絶対数少なさから後述四三型と同様に、機載型に改造され早期に射耗している。なお、艦上/陸上発射翔竜はいずれ射出機発射軌条使用される艦攻用翔竜 第一機動艦隊所属天山用に配備され艦攻用の翔竜型番不明)。艦攻にも搭載できるように小型化されたものだが、陸攻用の一一型との性能大きな差はない。 翔竜四三型試製禰式翔竜海軍航空技術廠主導元に開発され射程50,000m級の陸上発射型の試作対艦誘導噴進爆弾作中記述によると「味方拠点沖合遊弋する戦艦などの敵大型艦制圧」「水上艦搭載され長距離型」とされ、概ね40km弱の最大射程を持つ米戦艦主砲射程圏外から攻撃可能な対艦兵器として開発された。また艦上攻撃機搭載用に小型化する開発案も存在することが作中語られている。 開発期間短縮するため四一型の機体設計流用したが、主機をタービンロケットに変更したため胴体両側空気取入口設けられ外径が約60cmまで拡大している。これに伴い弾頭威力強化され主翼翼型等はそのまま面積拡大している。最終誘導から命中までの手順は通常型翔竜同じだが、長射程化に伴って中間誘導用として母機観測機からの無線誘導もしくはレーダー逆探知誘導装置どちらか選択可能。タービンロケットの特性上、初期加速低下しているため、陸上発射型では射出機を、後述する水上艦発射型では火薬補助ロケット発射時に併用することで初速稼いでいる。 未だ制式化前(四三型は仮称制式化五三型になるとも)の兵器で、翼については収納式や固定式といった異な形状機体確認されている。訓練用機材含め完成していた試作機全て米軍侵攻控えたサイパン搬入され一部が機載型(四三型改)に現地改造の上初め実戦投入された。この際レーダー逆探知誘導装置最終誘導装置更なる改造施され輪形陣中央部位置する主力艦への突入率の向上が図られている。更に訓練用模擬弾(回収のため弾頭誘導装置代わりに操縦装置搭載した簡易有人機)が機銃搭載した簡易迎撃戦闘機現地改造され電探妨害B-29迎撃投入された。水上艦発射型禰式翔竜 陸上発射型(機載型)とは異な形状・翼収納式の水上艦発射翔竜型番不明)。第二次大改装受けた重雷装艦北上」「大井」に搭載され、アギガン沖夜戦投入されている。 翔竜旧型火薬推進型の射程20,000m級の艦上陸上発射誘導対艦噴進爆弾型番不明)。 禰式翔竜比べて速度射程不足や発射炎が目立ち、また誘導装置無誘導型や逆探型の簡易なものしか搭載しておらず、命中率も低い。一方で上記理由機密保持条件が緩いため、他の翔龍では禁じられ対地攻撃への使用認められている。先述大井北上から遠距離では禰式翔竜嚮導機とした上で近距離では単独発射される。また翼収納式なため翔竜搭載型に改装され偵察機搭載潜水艦からの発射や、分解した上で丁型潜水艦による輸送も可能。 四一型甲とは射程翼形等が異なるが、前者については中間誘導行わない翔竜有効射程20,000mが限界なので、それに合わせた大型化図られたが、禰式翔竜実用化無誘導簡易型変更されたと考えられる呂式三号爆弾 海軍開発した航空機搭載型大型攻撃用噴進爆弾誘導機能は未装備ながら、米軍VT信管模倣して実用化した日本製近接信管装備しており、直撃せずとも至近距離での爆散によって目標損害与えることが可能。史実三式二七爆弾等がレール発射式であるのに対し投下後にロケットエンジン点火する方式採用している。通常発射斜銃と同じ前上方30°の角度直進するように設定されているが、母機からの弾道調整ある程度可能。少排煙の大推力火薬ロケットエンジン装備しており、20mm斜銃とほぼ同じ弾道を描くとされ、作中では発射位置から3,000m以上上空に位置する目標への攻撃成功している(これから推定される有効射程距離は6,000m以上)。不発弾鹵獲防止対策として、従来時限信管による自爆機能備えている。重量寸法については不明夜間戦闘機「極光」主翼下に最大4発の搭載が可能で、本土防空戦序盤において電子偵察型B-29撃破している。このとき、呂式三号爆弾による対大型攻撃翔竜による対艦攻撃準じて空中雷撃」と呼称されている。

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ロケット兵器

出典:『Wiktionary』 (2021/06/29 08:15 UTC 版)

名詞

  1. 宇宙空間かって弾丸などを飛ばす兵器ロケット

類義語

中国語

  • 導彈/导弹



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