FROG-1
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/19 05:57 UTC 版)
「FROG (ロケット兵器)」の記事における「FROG-1」の解説
ソ連における発射システムの名称は2K4 フィリン(ロシア語版、ドイツ語版)(「ロシア語: 2К4 Филин)。“Филин”とはワシミミズクの意。 ISU-152K自走砲の車体をベースに開発された装軌式の自走発射台"2P4"に、最大射程距離25.7kmの"3R2"/"3R3"/"3R4"無誘導ロケット弾を搭載したものである。 1955年から1957年頃にかけて開発され、1958年に運用試験が行われたが量産配備は行われていない。構成車両は2P4自走発射台にMAZ-200PをベースにしたK-104クレーン車、ZIl-157をベースにした2U656輸送車、同じくZIL-157ベースの2U662搬送車、ZIL-157Wをベースにした2U663輸送トレーラー、その他支援車両で構成される。 なお、西側の識別番号では後述の2K1(FROG-2)よりも若い"FROG-1"の番号が付けられているが、実際にはソビエトにおいては2K1よりも後に開発されたシステムである。 2K4 フィリン 2K4 フィリン (側面) 2K4 フィリン (後部) ウィキメディア・コモンズには、FROG-1(2K4)に関連するメディアがあります。
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