A9/A10とは? わかりやすく解説

A9/A10

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/07 14:26 UTC 版)

アグリガット (ロケット)」の記事における「A9/A10」の解説

A9/A10(Aggregat 9/Aggregat 10)は、1940年から開発開始され大型ロケット二段ロケットであり、上段A9下段がA10である。ヨーロッパからアメリカ合衆国本土まで届く長距離ロケット「アメーリカ・ラケーテ」Amerikaraketeとして開発されていた。1942年には開発予算打ち切られたが、A4b開発名目得た予算一部充て開発継続された。燃料酸化剤アルコール液体酸素で、エンジンは共に1機ずつ。終戦までに試作機製造にも至らなかった。最大射程は約5,000kmで、現在の中距離弾道ミサイルにあたる。 A9全長14.18m、胴体直径1.67m、総重量16,259kg、A10は全長20.0m、胴体直径4.12m、総重量69,043kg。A9には固定翼付けられ射程延伸狙っていた。A10も尾部大型安定翼有する誘導には無線誘導のほか、機体乗員乗せ有人誘導とする構想もあった。

※この「A9/A10」の解説は、「アグリガット (ロケット)」の解説の一部です。
「A9/A10」を含む「アグリガット (ロケット)」の記事については、「アグリガット (ロケット)」の概要を参照ください。

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