A80系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/25 14:08 UTC 版)
全日本GT選手権 - SUPER GTのGT500クラスで、日産・スカイラインGT-Rやホンダ・NSXと長きに渡る戦いを繰り広げた。2002年の生産終了後も2006年にレクサス・SCに交代するまで活躍し、1997年トムス、2001年セルモ、2002年チームルマン、2005年セルモの4度チャンピオンに輝いている。なおエンジンは1994年のデビュー2戦のみ2JZ-GTEであったが、翌年 直4ターボの3S-GTE、2003年からはV8 NAエンジンの3UZ-FE(排気量は参戦年度により異なる)に変更された。またサスペンションなどは参戦当初においてトヨタ・TS010のパーツを流用したものに変更された。 耐久では1995・1996年にSARDがスープラLM-GTでル・マン24時間レースに参戦。2000年にはタイヤメーカーのファルケンがニュルブルクリンク24時間に参戦し、一時総合3位を走行したが、クラッシュによりリタイアした。2007年のスーパー耐久第3戦・十勝24時間レースでは、2005年のSUPER GTで使用された車両をベースにレース用ハイブリッドシステムを搭載したスープラHV-Rが参戦、総合優勝を果たした。これはトヨタ史上初のハイブリッドレーシングカーによるレース優勝でもあった。 トヨタ・A80スープラはGT・デ・ラズ・アメリカズ (スペイン語: GT de las Américas)のコスタリカのGT-1カテゴリーのレースカーとして使用されました他の象徴的なトヨタレーシングカーと一緒に2010年グッドウッドFoSに参加しました。 本来はフロントヘビーでドリフト向けの車両では無いが、80系をこよなく愛する織戸学のRS☆Rスープラが2005〜11年D1グランプリに参戦し、2011年に唯一となる勝利を挙げている。2020年現在も玉川艶哉がA80系で参戦している。変わったところでは、2008年のD1ストリートリーガルにセリカのフロント部を移植したA80系が、松井有紀夫のドライブで参戦している。また心臓部の2JZ-GTEエンジンはチューニングベースとして依然需要が高く、DB型GRスープラやGRヤリスにも搭載されてドリフトに用いられている。
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