リストへの新規登録・再登録
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/11 03:31 UTC 版)
「第33回世界遺産委員会」の記事における「リストへの新規登録・再登録」の解説
画像登録名保有国世界遺産登録年 ムツヘタの歴史的建造物群 グルジア 1994年 グルジアの古都ムツヘタにはムツヘタ聖十字聖堂などの由緒あるキリスト教建造物が残るが、管理計画の不備や修復方法の妥当性に関する指摘が以前からなされていた。しかし、グルジア政府の対応が不十分であることから、危機遺産リスト登録が決議された。 ロス・カティオス国立公園 コロンビア 1994年 ロス・カティオス国立公園は中央アメリカと南アメリカ大陸の境界域に当たり、両者の生態系が混在する熱帯雨林地域として登録されたが、違法な森林伐採、密猟・密猟の横行などに対して、自国だけの対応に限界を認識したコロンビア政府が、国際世論の喚起なども目的として自発的に危機遺産リスト登録を要請した。この物件は2015年の第39回世界遺産委員会で危機遺産リストから除去されることになる。 ベリーズ珊瑚礁保護区 ベリーズ 1996年 ベリーズ・バリア・リーフは、世界最大のグレート・バリア・リーフ(オーストラリア、1981年登録)に次ぐ規模の珊瑚礁で、希少な生態系も残る保護区だが、観光地化に伴う過度の開発やマングローブ林の伐採による環境悪化などを理由に、危機遺産リストに登録された。
※この「リストへの新規登録・再登録」の解説は、「第33回世界遺産委員会」の解説の一部です。
「リストへの新規登録・再登録」を含む「第33回世界遺産委員会」の記事については、「第33回世界遺産委員会」の概要を参照ください。
リストへの新規登録・再登録
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/11 03:55 UTC 版)
「第36回世界遺産委員会」の記事における「リストへの新規登録・再登録」の解説
海商都市リヴァプール(イギリス))市当局が許可しているウォーターフロントの再開発計画を理由に登録された。英国政府やその諮問機関であるイングリッシュ・ヘリテージは再開発の見直しを求める立場で、危機遺産登録に反対しなかった。 パナマのカリブ海側の要塞群(パナマ)管理計画の不備から登録された。パナマ政府はむしろもうひとつの物件が危機遺産にならないように奔走していた(後述)。 アスキアの墓(マリ)マリ北部紛争を理由とする登録である。 トンブクトゥ(マリ)上と同じくマリ北部紛争を理由とする登録である。 イエス生誕の地 : ベツレヘムにある聖誕教会と巡礼路緊急案件は登録と同時に、危機遺産リストに登録すべきかが議論される。緊急登録が申請された理由は聖堂の損壊だったが、諮問機関であるICOMOSは緊急案件化に反対の立場であった。しかし、秘密投票を経て世界遺産登録が決まり、危機遺産にも登録された。 なお、マリ北部紛争に関しては、トンブクトゥの破壊行為に対する非難などの決議も行われた。また、すでに危機遺産リストに登録されているオカピ野生生物保護区(コンゴ民主共和国の世界遺産)でレンジャー7人の殺害事件などが起きたことを踏まえ、それに対する緊急アピールの採択も行われた。
※この「リストへの新規登録・再登録」の解説は、「第36回世界遺産委員会」の解説の一部です。
「リストへの新規登録・再登録」を含む「第36回世界遺産委員会」の記事については、「第36回世界遺産委員会」の概要を参照ください。
リストへの新規登録・再登録
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/12 08:35 UTC 版)
「第35回世界遺産委員会」の記事における「リストへの新規登録・再登録」の解説
画像登録名保有国世界遺産登録年 スマトラの熱帯雨林遺産 インドネシア 2004年 3つの国立公園に含まれる自然美や希少生物の生息域が評価されて登録されたが、森林伐採や密猟などによる環境の悪化から危機遺産リストに登録された。 リオ・プラタノ生物圏保護区 ホンジュラス 1982年 密猟などを理由に1996年から2007年まで危機遺産リストに登録されていた。状況が改善されたとして一度は危機遺産リストから除去されたが、森林伐採、密猟に加え、付近でのダム建設の計画が持ち上がったことなどによって、再度登録された。
※この「リストへの新規登録・再登録」の解説は、「第35回世界遺産委員会」の解説の一部です。
「リストへの新規登録・再登録」を含む「第35回世界遺産委員会」の記事については、「第35回世界遺産委員会」の概要を参照ください。
リストへの新規登録・再登録
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 07:55 UTC 版)
「第34回世界遺産委員会」の記事における「リストへの新規登録・再登録」の解説
画像登録名保有国世界遺産登録年 カスビのブガンダ歴代国王の墓 ウガンダ 2001年 ブガンダ王国歴代国王4人が葬られている墓所である。2010年3月、宮殿が消失したことにより、危機遺産に登録された。13世紀以来のブガンダ王国の建築様式を残す建物であっただけに、再建を計画している。 バグラティ大聖堂とゲラティ修道院 グルジア 1994年 11世紀に建設された大聖堂であるバグラティ大聖堂と12世紀に建設されたゲラティ大聖堂は、中世グルジアの建築水準の高さが評価されている。再建計画が、世界遺産としての真正性と完全性を損ねかねないものとして、危機遺産に登録された。 エバーグレーズ国立公園 アメリカ合衆国 1980年 フロリダ州に位置する。湿地帯の上に豊かな動植物が生息している。西半球最大のマングローブ林と北米最大の渡り鳥の生息地であるが、公園内への水の流入が6割まで減少し、水生生物の生態系の悪化していることから、危機遺産に登録された。 アツィナナナの雨林 マダガスカル 2007年 マダガスカル島は、6000万年以上前に、アフリカ大陸から分かれたことで、独特の生態系を築いてきた。6つの国立公園で構成される。密猟と違法の伐採が止まらないことから、危機遺産に登録された。。
※この「リストへの新規登録・再登録」の解説は、「第34回世界遺産委員会」の解説の一部です。
「リストへの新規登録・再登録」を含む「第34回世界遺産委員会」の記事については、「第34回世界遺産委員会」の概要を参照ください。
リストへの新規登録・再登録
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/19 01:39 UTC 版)
「第37回世界遺産委員会」の記事における「リストへの新規登録・再登録」の解説
画像登録名保有国世界遺産登録年 東レンネル ソロモン諸島 1998年 レンネル島東部の汽水湖であるテガノ湖とその周辺は、3,000mm以上という年間降水量に育まれた密林が広がり、汽水湖にも密林にも多くの固有種が生息している。森林伐採の影響に対する懸念から、危機遺産リストに登録された。 古代都市ダマスカス シリア 1979年 ダマスカスは中東で最も古い都市のひとつとも言われるほどに古い歴史を持つ古都で、交易の要衝として栄えた。古代ローマ時代の列柱・凱旋門、首都となったウマイヤ朝時代のウマイヤ・モスク、アイユーブ朝時代に数々のモスクを建設したサラディンが葬られた霊廟、オスマン帝国時代のアズム宮殿など、さまざまな時代の建造物群が残されている。シリア騒乱による情勢の緊迫化を理由に危機遺産リストに登録された。 古代都市ボスラ シリア 1980年 ボスラはかつてローマ帝国のアラビア属州の州都だった都市であり、トラヤヌス帝時代に多くの建造物が建てられた。ローマ時代には交通の要衝だったが、メッカへの巡礼路から外れると寂れてしまい、ローマ時代の遺跡は砂に埋もれてしまった。現在知られているのは街の下から発掘された、全体の一部に当たる遺跡群である。シリア騒乱による情勢の緊迫化を理由に危機遺産リストに登録された。 パルミラ遺跡 シリア 1980年 パルミラは紀元前1世紀から3世紀に栄えたオアシス都市で、シリア砂漠の中央に位置するシルクロード交易拠点のひとつだった。女王ゼノビアの時代にローマ帝国に滅ぼされたが、元老院、円形劇場、公共浴場、凱旋門、神殿の列柱廊など、さまざまなローマ建築が残されている。シリア騒乱による情勢の緊迫化を理由に危機遺産リストに登録された。 古代都市アレッポ シリア 1986年 アレッポは古くから交通の要衝として栄え、旧市街には総延長が約12kmにおよぶスーク(市場)は、世界最大級ともいわれる。シリア騒乱による情勢の緊迫化を理由に危機遺産リストに登録された。 クラック・デ・シュヴァリエとカラット・サラーフ・アッディーン シリア 2006年 クラック・デ・シュヴァリエは12世紀から13世紀に聖ヨハネ騎士団が本拠地として使った城塞であり、カラット・サラーフ・アッディーンは、それを陥落させたサラーフ・アッディーン(サラディン)の名を冠する城塞で、クラック・デ・シュヴァリエとほぼ同時期の要塞である。それらは中近東において、十字軍時代の城塞建築を代表するものである。シリア騒乱による情勢の緊迫化を理由に危機遺産リストに登録された。 シリア北部の古代村落群 シリア 2011年 この世界遺産は最古では1世紀に建設され、最長では10世紀まで存続した約40の古代村落の遺跡群を対象としており、非キリスト教世界がキリスト教に移行する過程や、古代農業生産技術の水準を示す遺構などが見られる。シリア騒乱による情勢の緊迫化を理由に危機遺産リストに登録された。
※この「リストへの新規登録・再登録」の解説は、「第37回世界遺産委員会」の解説の一部です。
「リストへの新規登録・再登録」を含む「第37回世界遺産委員会」の記事については、「第37回世界遺産委員会」の概要を参照ください。
リストへの新規登録・再登録
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 15:41 UTC 版)
「第43回世界遺産委員会」の記事における「リストへの新規登録・再登録」の解説
画像登録名保有国世界遺産登録年 カリフォルニア湾の島々と自然保護区群 メキシコ 2005年 世界遺産リストに登録された理由は、大陸島と海洋島を含む独自の生態系や自然美が評価されたものである。しかし、この地域の固有種であるコガシラネズミイルカ絶滅の恐れを理由に、危機遺産リストに記載した。 この他、以下の世界遺産が危機遺産リストへの掲載を検討されたが見送られた。 シュンドルボン(バングラデシュ) ネセバルの古代都市(ブルガリア) オフリド地域の自然・文化遺産(アルバニア、北マケドニア) カトマンズ盆地(ネパール)
※この「リストへの新規登録・再登録」の解説は、「第43回世界遺産委員会」の解説の一部です。
「リストへの新規登録・再登録」を含む「第43回世界遺産委員会」の記事については、「第43回世界遺産委員会」の概要を参照ください。
- リストへの新規登録・再登録のページへのリンク