シーズン2、限定他キャスト
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「コペンハーゲン (デンマークのテレビドラマ)」の記事における「シーズン2、限定他キャスト」の解説
数話に登場 セシリア・トフト(演・ミル・ディネセン) 小児科医。離婚後のフィリップの新しい恋人。恋人の前妻のビアギッテや、前妻ビアギッテとの子供であるラウラとマグヌスとも気さくに接する心優しい女性。5話でラウラが発狂し、再三電話をかけてもユテが放置して、ビアギッテが気づかずに駆けつけなかった時も、代わりに駆けつけて看病するという驚くほどの献身ぶりを示した。その後もフィリップ・ラウラ・マグヌスと良好な関係を築くが、結局フィリップの優柔不断さに耐えられず、最終的に10話で破局。 ロッテ・アゲルド(演・リック・ラールオフ) コミュニケーション・コンサルタント。カスパーの恋人。カトリーネとカスパーの関係は知っているが、割り切って付き合っていた。しかしいつまでもカトリーネに固執し続ける上に、リーサとも浮気したカスパーに耐えられず、結局6話で破局。 アネ(演・アンナ・エリザベート・ゴスエンゲル) ナニー。首相宅でビアギッテ夫妻が離婚して別居したため、多忙なビアギッテに代わってラウラとマグヌスの世話をする。料理下手でラウラの話では激不味レベルらしい。 ミケル(演・セバスチャン・ジェッセン) ゲイのエスコートサービス店「コペンハーゲン・スタリオンズ」に勤める美青年。源氏名はダニエル。その美貌と魅力でラウゲセンに気に入られ、カメラマンの研修生としてエクスプレスに潜入し、先輩となったカトリーネらと共に連立与党関係者のセミナーに潜入し、そこでフクセンハーベンを誘惑し情事に溺れさせ、その場面をもう一人の仲間に盗撮させた。それをカトリーネとハネに突き止められ店から呼び出され、カトリーネに自身の顔が写った写真を記事にすると脅され観念し、自身がラウゲセンにゲイのハニートラップ要員として雇われたことが判明する。これが原因となりカトリーネとハネはラウゲセンを見限りエクスプレスを去り、TV1に戻ることになる。 ドクター・ボウルア・イーバセン(演・ヘンリク・バーチ) 精神科医。セシリアの同僚。ラウラの神経病治療に尽力する。6話で「ハッピーピル」と呼ばれる神経病治療薬をラウラに服用させるように、ビアギッテに進言する。 ニルス・ミケルセン(演・ハンス・ヘンリク・トゥマンセン) フリーランスのビジネスマン。ビアギッテ前内閣の南北カルーン交渉に同行するほどの凄腕。南北カルーンでは「ペオパンデ・クローオット」という通名を使っている。クローネ産業との繋がりも深く、南北カルーン紛争にも関与している。クローネ産業や他の欧米企業のために、北カルーン政府軍が行っている「石油資源採掘のための土地を徴収する」という言い訳の元に行われた、周辺住民や少数民族虐殺にも関与している。自身や自身の関連企業各所の利益のためなら、手段を選ばない非常に冷徹な人物。自身が北カルーン軍による虐殺行為に関与している証拠写真をカトリーネとハネに突き付けられると、一貫して無関係だと弁解し続け、その場を乗り切る。その後、嘘を吐きカトリーネとハネを出し抜く。しかしその後「自身の汚職を題材にした番組を作る」とカトリーネとハネに嘘を吐かれ、逆に騙されてしまい、再び二人を自宅に招いてしまう。そして「今後、一切自身につきまとわない」事を条件に、南北カルーン交渉に関する「極秘情報」をカトリーネとハネに渡す。これがビアギッテ達の手に渡った結果、南北カルーン和平協定合意、及び「コペンハーゲン和平サミット」の成功に結び付く事となる。 オマール・アルジャーワル(演・アブディ・ゴウハッド) 北カルーン大統領。大統領就任前に、名門「ケンブリッジ大学」を卒業し、学位を取得。語学にも精通し、デンマーク語も堪能な秀才でもある。南カルーンと石油利権で対立し、南北カルーン国境地帯のサリファン地方にある油田のカルニとフレンドシップを取り合い、利権争いによる紛争を延々と続けている。さらに内戦による国内ヌビシア地方における過去5年間の虐殺行為の首謀者として、国際司法裁判所から指名手配もされている。それを会談でビアギッテに指摘され、その汚名返上のためにも南カルーンとの交渉に応じるようにとビアギッテに説得され、応じると返答した結果、南北カルーンの和平交渉が実現した。和平交渉のためデンマークに来た際は、国際司法裁判所からの逮捕状は特別処置で一時停止されている。そんな中、南北カルーン和平交渉のためにコペンハーゲンに来た時に、北カルーン領とされる石油産地「オリシア地方」が南カルーン軍に攻撃を受けたことを聞き、ヤコブとの交渉を取りやめてしまう。その後、北カルーンが中国から多数の戦闘ヘリを購入し、南カルーンを侵略することをクローネにリークされ、ビアギッテ達が知る事となる。その後、事実を知ったビアギッテが中国大使を説得したが最初は断られ安心する。だが後々中国が理解し、北カルーンへの戦闘ヘリ輸送を中国自身に止められてしまう。その後、ニルスから得られ、カトリーネとハネが手に入れた「極秘情報」がビアギッテに渡ってしまい、その極秘情報「北カルーンは石油の収益を10%以上、南カルーンから騙し取っている」の内容を世界に公表するとビアギッテに脅され、それが嫌なら和平協定を結ぶように言われ、最終的にコペンハーゲンで南カルーンと和平協定を結ぶ。 サディク・バガーニ(演・ワリード・エイグブ) アルジャーワルの部下。ビアギッテとの交渉にアルジャーワルが来れなくなったので、代理の者に来てもらうとビアギッテ達に伝える。それにビアギッテが激怒し途中で帰ろうとすると焦り、アミーヤの口利きもあり必死でアルジャーワルに交渉に来るようにと要請する。この結果、ビアギッテとアルジャーワルの会談が実現する事となった。 モハメド・アセズ アルジャーワルの部下。北カルーン軍の将軍。戦犯として国際指名手配中の重罪人。自身の率いた北カルーン軍が、南北カルーンの石油掘削地帯の複数の村を全滅させた。 ヤコブ・ロコーヤ(演・フェミ・エフホフジュ・ジュニア) 南カルーン大統領。カルーンの最大部族であり、南部に集中して暮らすティエンガ族の族長。元戦士。ビアギッテ達との会談に快く同意し、南北カルーンの和平交渉にも快く応じた。だが徹底したホモフォビアで「南カルーンには同性愛者はいない」や「我々の文化には(同性愛者は)いない」とまで言い切った。その後、コペンハーゲンに向かい、アルジャーワルと交渉しようとするが、直前になって自身が南カルーン領と主張する北カルーン支配地域「オリシア地方」を侵攻し、交渉は頓挫する。その後「オリシア地方」を南北カルーンの緩和地帯にする条件付きでなんとか持ち直し、北カルーンの中国からの戦闘ヘリ購入も頓挫したことを受け、アルジャーワルとの交渉を再開。ビアギッテのアルジャーワルに対する脅しも相まって、最終的にコペンハーゲンで北カルーンと和平協定を結ぶ。 ユセイリ・ホルバ(演・ピーター・バンコリ) ロコーヤの部下。南カルーン軍幹部。モハメドが率いる北カルーン軍に確保される。そのために南カルーンの村が全滅する。 ニスベト・コポーズ(演・スティナ・エクバイド) 民間の精神科病院「リーセ・ホルム」の院長。神経病が悪化したラウラが極秘入院することになった、精神科病院を執り仕切るトップ。最初は寛容だったが、その後の入院発覚によるマスコミのしつこい取材とパパラッチ行為にウンザリし、他の児童への悪影響も考慮し、ビアギッテ元夫妻に対し、ラウラを他の精神科病院に移すように要請してしまう。しかしその後、ビアギッテが首相業務を休職するとそれで許容し、ラウラをまた「リーセ・ホルム」に入院させ続けることを許可する。 リーネ(演・スターニア・オマール・ドッテル) 民間の精神科病院「リーセ・ホルム」に勤める看護師。コポーズの部下。 マリーア 民間の精神科病院「リーセ・ホルム」に入院する女子児童の1人。新しく入院してきたビアギッテの娘、ラウラと仲良くなり友人となる。絵が上手く、高校卒業後は美大への入学を希望している。 単回ゲスト アンドレアス・ヒーゼゴー(演・アスク・バンク) 1話にのみ登場。デンマーク軍元兵士。アフガニスタン駐留軍に所属していた。アフガニスタンに視察に来ていたビアギッテと一緒に写真を撮る。その後のパトロール中にゲリラに襲撃され23歳の若さで殉職。兵士が亡くなった際に遺族に渡される「別れの手紙」に、デンマーク軍らの活躍によりアフガニスタンから「タリバンが追い出された結果、89000人以上の子供達が生き延びられた」と書き、父親ヨーンを号泣させた。 ヨーン・ヒーゼゴー(演・オーラフ・ヨハネセン) 1話にのみ登場。自動車会社職員。アンドレアスの父親。アフガニスタンで殉職したアンドレアスの遺族として「別れの手紙」を受け取った。その手紙をカトリーネに読ませてほしいと請願されるが無視する。が後で「父親は取り乱してあんな戦争は無意味だと言ったと書け」と逆にカトリーネに要求する。その後、亡くなったデンマーク軍兵士の家族会の1人として国会議事堂に向かい「息子が亡くなった日、一緒に写真を撮っただろう!」とビアギッテに激怒する。その後、ビアギッテと対談し、息子アンドレアスの「別れの手紙」を涙ながらに朗読する。最後、その「別れの手紙」を記事にするようにカトリーネに託す。これにより世論が動いた結果、デンマーク軍の駐留及び軍備強化が決定した。 アゲハンス・ケインド(演・スザンナ・ヌール) 1話にのみ登場。アフガニスタン人。アフガニスタン復興を支援するNGO代表。小児科医。ビアギッテに「首相の財布を見せてもらえますか?」と尋ね、ビアギッテの運転免許証や銀行口座カードを取り出し、デンマーク軍駐留により、アフガニスタンにおける自身や女性や女子の権利が大幅に向上したと力説し「デンマーク軍のアフガニスタン撤退はやめてほしい」と、熱心に請願する。 オベルスト・ハル(演・クラウス・ゲルビング) 1話にのみ登場。デンマーク軍の大佐。当時の首相、ビアギッテに首相執務室に呼び出され、まもなくデンマーク国会で行われる「アフガニスタンからデンマーク軍を撤退させるか否かの国会議員投票」において、現状維持では多数の合意は得られないので、どのような決断を下せば良いのか相談される。その答えは「国際協力の下で活動すること、(タリバン)攻撃中の撤退はありえない」という自身の意見を、ビアギッテに語った。 ハッサン 6話にのみ登場。移民二世か三世、どちらかの13歳の少年。コペンハーゲンの中でも、特に移民が多いナーアブロー地区在住。右翼で反移民の国民党に反発。ナーアブロー地区にて妻と散歩していた国民党党首サルトムを階段から突き落とし重傷を負わせた。その後、少年院に収監された。 ラスムセン 6話にのみ登場。不動産屋。カスパーに頼まれ、イエーレヌが老後扶養施設に入るに従い、無人となり不要になったカスパーの実家の売却と家具や内装の処分を引き受け、全てを問題なく済ませる。 キン・エシスク(ウェイ・ジー) 8話にのみ登場。デンマーク在住の中国大使。ビアギッテ内閣主導の南北カルーンの和平交渉を円滑に進めるため、ビアギッテに「中国政府に対し、北カルーンに戦闘ヘリを売ることをやめるように。と言ってほしい」と請願されるが、これに対し「12時間では無理だ」と言い放ち、首相府を去る。しかしのちに中国政府に対し、北カルーンへの戦闘ヘリ輸送を止めるように要請をしてくれた。その結果、中国による北カルーンへの戦闘ヘリ輸送が中断した。これにより南北カルーン和平交渉は成功する事となる。 ロバート 8話にのみ登場。オランダのデッテリグラーフという所で働いているハネの友人。ハネに対し、ミケルセンに関する多大な情報提供を行う。 キャステン 9話にのみ登場。マグヌスが通う学校のクラスメイト。マグヌスの友人。マグヌスに「ラウラが、リーセ・ホルムに入院する」と言われると「そこは寄宿学校みたいな所だ」と返した。ラウラの極秘入院が自身の親を通じ、マスコミにリークされた元凶の可能性がある児童。 アレックス 9話にのみ登場。マグヌスが通う学校のクラスメイト。マグヌスの友人。マグヌスが「ラウラが、リーセ・ホルムに入院する」と言った後、キャステンが「そこは寄宿学校みたいな所だ」と返した後に「兄がロスキレの寄宿学校にいる」と言った。ラウラの極秘入院が自身の親を通じ、マスコミにリークされた元凶の可能性がある児童。 ステファニー 9話にのみ登場。民間の精神科病院「リーセ・ホルム」に入院する女子児童の1人。 ソフィーア 9話にのみ登場。民間の精神科病院「リーセ・ホルム」に入院する女子児童の1人。 マーク 10話にのみ登場。マグヌスの友人。剣が好きだという。
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